12月16日 猪口酒やいよよ味増す牡蠣料理
12月17日 ガード下の暖簾一つや関東炊き(かんとだき)
12月18日 一霜に一郡の夏花逝きにけり
12月19日 蝋梅の枯葉に庇ふ子沢山
12月20日 あと一つ残す日曜師走かな
今朝の北窓の家間に望む日光連峰は、裾までの雪に輝いていた。18日の初霜と19日の初雪で、春から異様に永く咲き続けた、サルビアなどの夏花が萎ええ仕舞った。例年より多い雪に見舞われた列島ではあるが、地球の温暖化は確実進んでいる。折りしも終わった、COP15(国連気候変動枠組み条約締約会議)は各国のエゴ主張にCO2の目標値の組込みなき合意文書に終わった。庭先の蝋梅は枯葉の中に嬰児を蓄え牡蠣の旨い季節になった。今年も残り10日足らずで終るんだ。