旧友を 粒毎語る 「巨峰」かな
昨晩のデザートは、濃黒で大粒の葡萄「巨峰」であった。
「巨峰」が食卓に出る頃、旧制中学校から新制高校の6年間を共に過ごした[電気科]の≪クラス会≫の案内が来る 。
場所Hは首都圏に近く、近隣は葡萄や桃の産地として、全国的に知られている<石和温泉>と決まっている。
国外ではブラジルから、国内では四国からと全国に散って余生を生きている クラスメート も大凡20%が既に逝ってしまった。
大方が、昨年が6回目の干支だったから今年は73歳の老人盛りである。
反面、男性平均年齢が78歳だとすると次の申干支までには半分が消えことになるが、幸にも参加率も良く元気揃いである。
未だ参加してくれている恩師は
「出会った頃は小粒な デラ葡萄が、今では大粒の巨峰になっ
て・・・」とお世辞を言う。