洗車して 蝉の命を ちぢめけり
半日陰で1時間ほど庭の手入れをした後、シャワーの前に久し振りに時間をかけて洗車した。
最後にウインドやバックミラーを磨きあげた。
事件はその最中に突然起こった。
ウインドガラスにガチヤ 続いてフロントドア-にコッン
油蝉が既に絶命していた。
陽を跳ね返していたガレージの屋根下が彼の終の地になってしまった。
何とも哀れである!!。気色が悪い!!
”何も、自ら、停まっている俺の車で、短い命をさらに短縮しなくてもいいじゃーないか”
死骸は、近くの植え込みに埋めてやった。南無ー