ギター名曲シリーズ第8段
アーティスト:ジューダス・プリースト
ギタリスト:グレン・ティプトン、KK・ダウニング
アルバム:ステンドクラス
発表年:1978年
ヘビメタバンドのジューダス・プリーストは、デビュー当時からヘビメタだったわけではない。
まだ、自分たちの進む道を模索していた頃は、ハード・ロック、プログレ、グラムが微妙に混ざりあったようなロックをやっていた。
1978年発表のアルバム「ステンド・クラス」にて、ようやく従来のハード・ロックをさらに激しく進化させた道を見出す。
そんな進化を象徴しているのが、1曲目の「エキサイター」だ。
まず特筆すべきなのは、テンポの速さだ。
それまでの主なバンドのアップテンポの曲を、BPM(メトロノームが1分間に刻む数の単位)で見てみよう。
・レッド・ツェッペリン「ロックンロール」=168BPM
・ディープ・パープル「ハイウェイスター」=176BPM
・ブラック・サバス「パラノイド」=184BPM
それに対して「エキサイター」は220BPMというブッチギリの速さだ。
これはもうスラッシュメタルのスピードである。
今でこそ、これより速い曲はいくらでもあるが、1978年当時としては異様なスピードだったと思う。
さらにこの曲がメタルなのは、ギターのバッキングだ。
低音弦のルート音をオルタネイトピッキング(ダウンとアップの繰り返し)にて、8部音符でズクズク刻む。
テンポが速いのと、歪の強い音色なので、16部音符で刻んでいるように聴こえる。
そしてドラムパターンも斬新だ。
ツインバスドラムを8分音符で連打しているのだが、70年代でこれをやっている曲は少ない。
ギターソロは2回。
1回目はグレン・ティプトンによる速弾き主体のソロ、2回目はツインリードのハーモニーでメロディアスなものだ。
この曲は、1978年発表でありながら、すでに80年代に通ずるものがある。
しかし、当時のレコーディング技術では、そのポテンシャルを発揮しているとは言い難い。
そこで、是非聴いていただきたいのは、日本公演のライブ盤「イン・ジ・イースト」のバージョンだ。
これを聴くと、もうスタジオ版は聴けないほど、アグレッシブでカッコいい。
(それでもまだ100パーセントとは言えないが)
Judas Priest - Exciter(スタジオ版)
Judas Priest - Exciter(ライブ版)
アーティスト:ジューダス・プリースト
ギタリスト:グレン・ティプトン、KK・ダウニング
アルバム:ステンドクラス
発表年:1978年
ヘビメタバンドのジューダス・プリーストは、デビュー当時からヘビメタだったわけではない。
まだ、自分たちの進む道を模索していた頃は、ハード・ロック、プログレ、グラムが微妙に混ざりあったようなロックをやっていた。
1978年発表のアルバム「ステンド・クラス」にて、ようやく従来のハード・ロックをさらに激しく進化させた道を見出す。
そんな進化を象徴しているのが、1曲目の「エキサイター」だ。
まず特筆すべきなのは、テンポの速さだ。
それまでの主なバンドのアップテンポの曲を、BPM(メトロノームが1分間に刻む数の単位)で見てみよう。
・レッド・ツェッペリン「ロックンロール」=168BPM
・ディープ・パープル「ハイウェイスター」=176BPM
・ブラック・サバス「パラノイド」=184BPM
それに対して「エキサイター」は220BPMというブッチギリの速さだ。
これはもうスラッシュメタルのスピードである。
今でこそ、これより速い曲はいくらでもあるが、1978年当時としては異様なスピードだったと思う。
さらにこの曲がメタルなのは、ギターのバッキングだ。
低音弦のルート音をオルタネイトピッキング(ダウンとアップの繰り返し)にて、8部音符でズクズク刻む。
テンポが速いのと、歪の強い音色なので、16部音符で刻んでいるように聴こえる。
そしてドラムパターンも斬新だ。
ツインバスドラムを8分音符で連打しているのだが、70年代でこれをやっている曲は少ない。
ギターソロは2回。
1回目はグレン・ティプトンによる速弾き主体のソロ、2回目はツインリードのハーモニーでメロディアスなものだ。
この曲は、1978年発表でありながら、すでに80年代に通ずるものがある。
しかし、当時のレコーディング技術では、そのポテンシャルを発揮しているとは言い難い。
そこで、是非聴いていただきたいのは、日本公演のライブ盤「イン・ジ・イースト」のバージョンだ。
これを聴くと、もうスタジオ版は聴けないほど、アグレッシブでカッコいい。
(それでもまだ100パーセントとは言えないが)
Judas Priest - Exciter(スタジオ版)
Judas Priest - Exciter(ライブ版)
かみさんが買ってきた、One Direction
が予想外に良くて最近よく聴いてます(笑)。
さて、イン・ジ・イースト。。
これは名盤ですよね。極端な話、初期のプリースト
を堪能するならこれ1枚で事足りると思います。
エキサイターは当時のレベルでは、
今でいうところのメロスピに相当するでしょうね。
後の「背徳の掟」のライナーノーツで伊藤政則が、
「FreeWheel Burningはエキサイターを彷彿させる、、」
と言っていたのは頷けます。
イン・ジ・イースト版ではさらに速くなっていますが、
ベースのイアン・ヒルが安定のクオリティで、いい仕事
してます。
スピードの定量分析で意外だったのは、
パラノイドがハイウェイ~より速いこと。オジーの歌いっぷり
だと速く聴こえなくなるといった方が正解か?(爆)
受け付けない体質ですが、
この曲だけは知っています。
高校の頃、たぶん渋谷陽一あたりの
FM番組でエア・チェック(死語)し、
好んで聴いていた記憶があります。
先日、職場の同僚から、
「ジュダス・・・」のベストアルバムを借り、
聴いてみましたが、この曲が入っていなかったので
「あれ?」って不思議に思いました。
One Directionですか、僕はCMで流れてる曲「Story Of My Life 」がいいと思っています。
ビートルズの再来とか言われてますね。
イン・ジ・イーストは初期の集大成で、名曲揃いだと思います。
たしかライブの前日、ホテルの空調で喉をやられたため、ロブは絶不調だったらしいですけど。
ライブ版エキサイターはカッコいいですよね。
まさにヘヴィメタルです。
イアン・ヒルのベースはシンプルですが、安定してますよね。
また、彼はステージでベース弾く姿もカッコイイです。
パラノイド、オジーののっぺりした歌い方だとスピード感がないのですが、実際にギターで弾いてみると、速いです。
こちらはバッキングを全てダウンで弾くのですが、しんどくなってきます。
おや、ジュダスはダメでしたか。
なかなか好き嫌いの別れるタイプのロックだと思います。
エアチェックは僕もよくやってましたよ。
貴重な情報源でしたし、上手に録音出来るとレコードを買わなくて済むかもしれないという、金銭面でも大いに助かる面もありました。
ジューダスプリーストにおけるエキサイターの立ち位置というのは、ちょっと微妙なのかもしれません。
ステンドクラス発表後のツアーと、次の殺人機械のツアーでは演奏されてますが、それ以降はやってないようです。
たしか、ボーカルのロブ・ハルフォードはお気に入りだったはずですが、グレンやKKはそれほど好きではないのかもしれません。
また、オリジナルのスタジオバージョンがもう一つなので、その辺の理由によりベストには入ってないのかもしれません。
確かメタル界に革ジャンとスタッズを広めたんですよね?
前ににゅーめんさんから聞いて、雑誌にもそう書いてありました。
聴いてみてるとやっぱりいかつい感じしますね(汗)
他にもきちんと聴いてみたいと思います♪
ジューダスはまだ未体験でしたか。
気に入るか気に入らないかは別として、是非聴いてみてください。
まずはベストから入ってみてもいいし、アルバムからでもいいです。
アルバムなら、オススメは「ペインキラー」です。
かなりハードですが、カインさんなら問題ないでしょう。
もう少し古いのなら「復讐の叫び」、これはメタルの教科書とも言われるマストアイテムです。
初期のジューダスなら、ライブ盤の「イン・ジ・イースト」がオススメです。
ジューダスは典型的な正統派ヘヴィメタルで、ハードなだけでなく、哀愁のメロディがあるので、日本での人気が高いです。
王道な感じで良いですね。聖飢魔IIのデーモン閣下がかなり影響されたとゆうのが解る気がします。……って、かなり実力がないとマネできないですね。スゴいです(((^_^;)
ジューダスはメタルゴッドなので、王道中の王道ですね。
レム・イット・ダウンは80年代中頃だったと思いますが、彼らの中ではちょっと異色作という位置づけだったと思います。
デーモン小暮閣下も影響受けてるでしょうね。
ダークでメロディアス、そしてある種のキャラクターというか、メタルゴッドとしてのキャラを演じてる部分もありますし。
あまり語られてはいませんが、彼らの演奏力は相当なものです。
間違いなく実力派バンドですね。
僕は過去2回ライブを見に行ってますが、全く危うさのない完璧な演奏でした。
ロブのボーカルは…彼はカリスマ的存在感が全てですから(笑)