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進化した軽自動車

2014年09月20日 | クルマ


早いもので、このクルマを買ってもう5年になる。
距離は10万キロを超えた。
僕は年間2万キロ以上走るので、こうなるのは予想していたことだが、それでも「もう10万キロか」と少し驚いている。

僕のような市井の会社員にとって、車検はひとつの脅威である。
最初は3年、以降2年ごとに10数万円ものお金が飛んでいくのはたまったもんじゃない。
しかもうちの場合、同じ年、同じ時期に2台の車検がある。
そう、3年前に買ったデミオも先月車検だったのだ。
今後2年ごとに2台の車検費用が必要となり、かなり痛い出費となる予想。
そろそろ車検精度の見直しが必要なのではないだろうか?
たとえば3年目以降も、3年ごとでいいと思うのだが。

さて、今回車検の間に借りた台車は軽自動車だった。
車種はマツダ・キャロル。
スズキ・アルトのマツダ版で、基本的に同じクルマだ。



僕が初めて軽自動車を運転したのは、年号がまだ昭和の頃だったが、当時の軽はクルマとしてまだまだ未完成なものだった。
オートマは2速、エンジンの馬力はない、騒音はウルサイ、ハンドリングはフラフラ、そして装備は最低限。
一般国道を制限速度で走るのが精いっぱいで、高速道路なんて怖くてムリだった。
僕が乗ったのは550ccエンジンだったが、もっと前は360ccで、かなり非力だったことが想像できる。
まさに「安かろう、悪かろう」を地でいくものだったが、そのかわり税金は優遇されるというものだった。

1994年、妻のクルマとしてミツビシのミニカという軽自動車を買った。
エンジンは660ccの4気筒16バルブで、4速AT、室内はフル装備というものだ。
一般国道はもちろん、高速道路でも法定速度で巡航できる性能があった。
同じモデルのターボエンジン車だと、スポーツカーのような加速だったといわれる。

今回借りたキャロルに話を戻そう。
キャロル、およびアルトは、軽自動車の中ではもっともベーシックなもので、人気のワゴンRやNボックスより値段もリーズナブルだ。
それでいて、室内はフル装備、エンジンパワーは必要にして充分、おまけにアイドリングストップ機能まである。
これは軽自動車の税制見直しが言われるのも無理はない。
僕としては、そこよりも、車検精度の見直しを実施してほしいのだが。
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