ネーナ「ライト」
ネーナの新作アルバムで、今現在どんな音楽をやってるのかわかる作品だ。
結論からいうと、80年代の頃の良さをうまく残しながら現代的なサウンドでやってる感じで、相変わらずポップだけどどこか哀愁漂う雰囲気は変わっていない。
声質は昔のままというわけにはいかず、少しハスキーになり声域も低くなってるけど、歌い方そのものにネーナらしさがある。
世界的にはとっくに過去のアーティストで、日本でも聴いてる人は少ないと思うけど、ドイツでは今も国民的スターらしい。
そのせいか大物としての貫禄みたいなのも感じる。
おそらく、ネーナの新作アルバムと知らずに聴いても「あれ?これネーナ?」と感じるくらいネーナらしさが健在なのは意外な収穫だった。
NENA | Zurück in die Zukunft [2020] (Offizielles HD Musikvideo)
ドゥービー・ブラザーズ「リベルテ」
ドゥービーも新作を出してきた。
今のドゥービーのメンバーはトム・ジョンストン、パット・シモンズ、ジョン・マクフィーで、マイケル・マクドナルドはいない。
ということは、初期のサザンロック路線になるわけで、これはこれでとてもドゥービーらしい内容になってる。
おそらく長年のファンが「ドゥービーの新作はこういうのを望みたい」という期待にそのまま答えてるような曲が並び、「それじゃないんだ」感がないのは凄い。
とくにパット・シモンズの曲は大陸的な大らかさのあるロックサウンドで、ちょっとだけブルース・スプリングスティーンっぽくもある。
まさに古き良き王道なアメリカンロックだ。
Oh Mexico
キング・クリムゾン「ミュージック・イズ・アオワ・フレンド」
キング・クリムゾンの今年のライブアルバムで、2021年ツアーの最終日ワシントン公演からを中心とした内容だ。
長らくクリムゾンは、新アルバムを出すと新曲全曲と前作、せいぜい前々作までの曲をやるライブを行い、昔の曲はほとんどやらなかった。
僕はそれはそれでとてもいいことだと思うけど、往年の名曲が全く演奏されないのもどうかと思ってた。
が、ここにきて引退の扉が見えてきたせいか、いよいよ進化を止めて、過去の清算をし始めたようである。
50年くらい絶対にやらなかった「宮殿」や「エピタフ」もやってるし、「21世紀の精神異常者」「太陽と戦慄」「スターレス」もやってる。
それらの名曲が「レベル5」なんかと一緒に演奏されてるのはとても感慨深い。
King Crimson - Indiscipline - Live in Mexico City
ネーナの新作アルバムで、今現在どんな音楽をやってるのかわかる作品だ。
結論からいうと、80年代の頃の良さをうまく残しながら現代的なサウンドでやってる感じで、相変わらずポップだけどどこか哀愁漂う雰囲気は変わっていない。
声質は昔のままというわけにはいかず、少しハスキーになり声域も低くなってるけど、歌い方そのものにネーナらしさがある。
世界的にはとっくに過去のアーティストで、日本でも聴いてる人は少ないと思うけど、ドイツでは今も国民的スターらしい。
そのせいか大物としての貫禄みたいなのも感じる。
おそらく、ネーナの新作アルバムと知らずに聴いても「あれ?これネーナ?」と感じるくらいネーナらしさが健在なのは意外な収穫だった。
NENA | Zurück in die Zukunft [2020] (Offizielles HD Musikvideo)
ドゥービー・ブラザーズ「リベルテ」
ドゥービーも新作を出してきた。
今のドゥービーのメンバーはトム・ジョンストン、パット・シモンズ、ジョン・マクフィーで、マイケル・マクドナルドはいない。
ということは、初期のサザンロック路線になるわけで、これはこれでとてもドゥービーらしい内容になってる。
おそらく長年のファンが「ドゥービーの新作はこういうのを望みたい」という期待にそのまま答えてるような曲が並び、「それじゃないんだ」感がないのは凄い。
とくにパット・シモンズの曲は大陸的な大らかさのあるロックサウンドで、ちょっとだけブルース・スプリングスティーンっぽくもある。
まさに古き良き王道なアメリカンロックだ。
Oh Mexico
キング・クリムゾン「ミュージック・イズ・アオワ・フレンド」
キング・クリムゾンの今年のライブアルバムで、2021年ツアーの最終日ワシントン公演からを中心とした内容だ。
長らくクリムゾンは、新アルバムを出すと新曲全曲と前作、せいぜい前々作までの曲をやるライブを行い、昔の曲はほとんどやらなかった。
僕はそれはそれでとてもいいことだと思うけど、往年の名曲が全く演奏されないのもどうかと思ってた。
が、ここにきて引退の扉が見えてきたせいか、いよいよ進化を止めて、過去の清算をし始めたようである。
50年くらい絶対にやらなかった「宮殿」や「エピタフ」もやってるし、「21世紀の精神異常者」「太陽と戦慄」「スターレス」もやってる。
それらの名曲が「レベル5」なんかと一緒に演奏されてるのはとても感慨深い。
King Crimson - Indiscipline - Live in Mexico City