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Music Mania

No Music No Life

2月14日は何の日?

2022年02月12日 | 音楽
2月14日といえば、それはもちろん!


ローリング・ストーンズの日である。

ソレ以外になにかある?
ないよね?

というわけでストーンズである。
なぜ2月14日がストーンズの日なのかというと、1990年に初来日で東京ドーム公演を行ったから。
それもドームで10公演、全てソールドアウト。
さすがバブル真っ只中の東京である。

この初来日の東京ドーム公演が今ユーチューブで見ることが出来る。
来日の前年に発表されたアルバム「スティール・ホイールズ」のツアーで、ここからの楽曲が披露されてるのはおそらくこのツアーのみだろう。
僕のお気に入りアルバムの一つなので、ここはうれしいところだ。
そして、このときはまだビル・ワイマンがベースを弾いていて、結局これが最初で最後となってしまった。

今のストーンズの風貌と比べるとずいぶん若く見えるが、このときのメンバーの年齢は

ミック 47歳
キース 47歳
チャーリー 49歳
ビル 54歳
ロン 43歳

ビル以外はまだギリ40代である。
この頃からストーンズは殿堂入りというか、もうロックの大御所として不動の地位を確率していて、それは今も続いている。
そんなロックレジェンドを、やっと来日した、待ちに待ったあのストーンズ、当時はメデイアも大騒ぎで、当時洋楽ロックから離れていた僕でもワクワクしたものだ。
ラジオからシングル曲「ロック・ア・ハード・プレイス」が流れ、僕はレンタル屋でアルバムを借りた。
予想以上に良かったので結局CDを買った。
というわけで、1990年のストーンズをお楽しみください。

The Rolling Stones Live in Japan 1990

ディスカバークイーン その11

2022年02月05日 | 音楽
1月度のディスカバークイーンまとめ

クイーンズクロニクル
西脇さんによる楽曲解説。
アルバム「ホット・スペース」から。

「スティング・パワー」
フレディ作。
聴きどころはうなるシンセベースとプラスセクション。
フレディの最高音は今までよりも半音上げている。
ドラムはドラムマシンを使っているが、アナログA面の曲は全てドラムマシンが使われている。
ファンクとしては珍しく、メインリフと歌のバックは別となっている。

「ダンサー」
ブライアン作。
ドラムマシンにロジャーの生ドラムを重ねている。
ブライアンによるシンセベースは、ギタリストらしくピッチベンドを使って、ギターのチョーキングやアーミングのような効果を出している。
前曲と違い、ファンクらしくメインリフの上にボーカルを乗せている。

「コーリング・オール・ガールズ」
ロジャー作で、ロジャーの曲としては初のシングル曲だが、後年になってブライアンやロジャーは酷評している。
当時としては珍しくスクラッチが使われている。

「クール・キャット」
ジョンとフレディ作。
全編ファルセットで歌っている。

「アンダー・プレッシャー」
デビッド・ボウイとの共作。
元々はフィールライクという曲で、デモ音源が残されている。
ジャムセッションをしながら即興で演奏していくうちに、印象的なベースリフが生まれた。

クイーンズクロニクル
西脇さんによる楽曲解説。
アルバム「ザ・ワークス」から。

「レディオ・ガガ」
作詞作曲はロジャー。
この曲にはドラムマシンのほか、ボコーダーやオートアルペジオが使われている。
ボコーダーとは声を鍵盤でシンセ音として出すことが出来る装置。
オートアルペジオとは、和音を自動で分散化して出すことが出来る装置。
こういった80年代的な要素が多く使われている楽曲となっている。

「ティア・イット・アップ」
作詞作曲はブライアン。
いつにも増して迫力あるドラムサウンドになっているのは、ゲートリバーブが使われているから。
空間の響きを生かしたドラムサウンドが作られていて、80年代には多くのアーティストが使っていた。
コーラスワークは原点に帰ったような3人同時録音の感じになっている。

「イッツ・ア・ハード・ライフ」
作詞作曲はフレディ。
ドラマチックにはじまるが、オペラの「道化師のアリア」から引用されている。
ブライアンのギターソロは長くよく考えられていてギターファンファーレのようになっている。

「マシーン・ワールド」
作詞作曲はブライアンとロジャー。
聴きどころらエレクトロとハードロックの対比。
ここてもボコーダーが使われている。
また、シーケンサーのクォンタイズという技法が使われている。

「自由への旅立ち」
作詞作曲はジョン。
ドラムマシンを使ってるけど、ノリノリに聴こえるのは、ジョンのベースによるところ。
キーボードソロはフレット・マンデルという人で、ピッチベンドで音を揺らしている。

女王様よろず相談室
パッパラー川合がリスナーの悩みに答えるよろず相談室。
「クイーンが大好きで夢に出てほしいのに出てこない。見るのは隣のおじさんが粉々になったえびせんをくれた夢とかしかない。なぜクイーンは私の夢に出てこないのでしょうか?」
夢は自分でコントロールすることは出来ない。
枕の下にクイーンの写真を敷いて寝ても出るわけではない。
私(パッパラー川合)だって、ずっと松田聖子に夢に出てきて欲しかったけど、55歳のときに一回出てきただけである。
中森明菜も好きだけど夢に出てきたのは1回だけである。
60年生きてきてそれである。
いくら好きでもいつ出るかわからないし、コントロールも出来ない。
なので、相談者さんはまだ20代なので、60歳までには1回くらいは出てくるかもしれないので、それを待ちましょう。
あと40年というと長いように感じるかもしれないが、もしかすると今日の夢で出るかもしれないのだ。
粉々になったえびせんの夢は、もしかするとフレディがエビの衣装を着ていたことに由来するかもしれないので、引き続き努力は必要。
というわけで選んだ曲は「神々の業」。
この曲は、人の運命なんてよくわからないよという意味なのでこれを送ります。

朝日順子さんのクイーン歌詞解説
まずはホットスペースから「バック・チャット」。
アルバムタイトルは隙間のあるサウンドを意識したもの。
とくに「バックチャット」は打楽器的な言葉の響き、ブラックミュージックを意識したリズムなど、ホットスペースの方向性を代表する曲になっている。
男女の痴話喧嘩がテーマ
フレディが一人二役で歌っている。
完成したサウンドが自分の望むものになっているかの確認で、普段自分が聴いてる環境下で聴いてみることが多いが、クルマのカーステレオから流してみたりする。
ブライアンはギターソロを入れることを主張して、クイーンらしさも出している。
マイケルジャクソンはこの「ホットスペース」にとても影響を受けたという。

次は「イニュエンドゥ」から「イニュエンドゥ」。
だだっ広いスタジオで録音された。
歌詞はロジャーが中心でフレディが少し。
レッド・ツェッペリンの「カシミール」と「サンキュー」を意識した曲で、どうにも出来ない自然のなか戦い続けることを歌っている。
途中スティーブ・ハウによるフラメンコギターが出てくるが、歌詞はとても英国的なもの。
当時クイーンのメンバーはパパラッチから追いかけられることが多かったので、そういったところからこういう歌詞が出てきたという。
このアルバム制作時、フレディは死を意識していた。
メンバーもそれを意識していて、今後のことも考えていたらしい。

クイーンズコミュニティ
ゲストはジ・アルフィーの高見沢俊彦氏。
クイーンとアルフィーのデビューは一年違い(日本でのデビューは本国より遅かった)。
当時はハードロックも好きだったけど、実はグラムロックが大好きだった。
クイーンもグラムだと思って聴いたら音がハードで驚いた。
クイーンのコーラスワークはアルフィーにも影響されている。
メンバーの坂崎幸之助はビートルズや吉田拓郎が好きだったけど、高見沢がクイーンやユーライアヒープとかを聴かせていた。
昔はお金がなかったから仲間内でレコードを買って、それをみんなで聞いていた。
ブライアンのギターについて。
レッドスペシャルで作った音、とくにギターオーケストレーションの発明は素晴らしい。
高見沢はとてもたくさんギターを持ってるが、レッドスペシャルの音は絶対出せない。
作曲家としての視点では、もともとはフレディとブライアンが作っていたが、後からロジャーとジョンが作るようになり、二人に追いつき、そして凌駕するほどになるのはおもしろい。
常に進化している。
クイーンのアルバムには駄作がない。
どれを聴いてもいいので、その日の体調によって聴きたいアルバムを聴くことが出来る。
そういうハンドは珍しい。
高見沢俊彦にとってのクイーンはエターナル。
不滅のバンド、神である。

音楽40年

2022年01月29日 | 音楽
光陰矢の如し、2022年1月で僕が初めてロックのレコードを買って丸40年になった。
買ったのはビートルズのファーストアルバム「ブリーズ・ブリーズ・ミー」だった。
洋楽ロックを聴き始めたのは前年の1981年からで、ビートルズを聴き始めたのもその頃だ。
なので僕のロック元年はそっちかもしれないけど、それをいえば1978年頃にはゴダイゴにハマっていたし、ツイストや甲斐バンドも好きだったし、1980年にはYMOに衝撃を受けていた。
なので、この辺はとても曖昧ということで、僕のロック元年は1982年ということにしておく。

40年というのはけっこう長い期間である。
赤ん坊が生まれて、思春期や青年時代を超えて、中年になるほどの期間だ。
ただし、だからといってこの40年間のロック生き字引になったわけではない。
あっちへフラフラこっちへフラフラして、一本筋の通った聴き方をしてこなかったからだ。
僕と同世代で今もロックを聴き続けてる人のなかには、常に最新の音楽をリアルタイムで追いかけてきた、という人もいるだろう。
そういう人は、40年間の歴史の体験者ということで、説得力のある発言が出来ると思う。

京都のFMで、毎週土曜日の昼から邦楽のカウントダウン番組が流れている。
DJは谷口キヨコという人で、とても特徴的なおしゃべりをする人だ。
昔よく京都まで写真撮影に行ってたころ、僕はFMで谷口キヨコのカウントダウンを聴くのが楽しみだった。
今もそっち方面へ行くと、それが土曜日の午後だったらそれを聴いている。
ウィキによると、1993年からやってるそうだ。
ということは、邦楽に関して言えば谷口キヨコは30年近くリアルタイムでヒット曲を聴き続けてるわけである。
もちろん谷口キヨコだけでなく、その番組を毎週聞き続けてる人も、邦楽ヒット曲の歴史体験者ということだ。
みのミュージックやそのリスナーによる。非常にマニアックでオタク的な邦楽史ではなく、より一般的な目線による邦楽史がそこにあるんだと思う。

40年の月日で僕はいったい何曲くらい聴いたのだろうか。
アルバムでいうと、おそらく1000枚以上は聴いてると思う。
1枚10曲としたら1万曲。
洋邦の割合は、たぶん6対4くらいで、やや洋楽が強いといったところか。
そのときの気分で聴きたいと思う曲をただ適当に聴いてきた。
テーマを持たせると、ときには聴きたいわけではないものも聴かねばならない。
しかし僕の場合、ある程度その曲を聴きたいという心の要求がないと、無理して聞いても弾いてしまうことがある。
というわけで、今後も聴きたい曲を適当に聴いていくと思うのだった。

イントロなんてイラナイ問題

2022年01月23日 | 音楽
今の若い子が音楽を聴くとき、ギターソロいらないと思う人は多い。
それは知ってるけど、イントロいらないという人も多いという。
たしかに、最近の邦楽ヒット曲はイントロがない、あっても短い曲が多い。
今日はこれについて考えてみよう。

イントロを無くしてヒット曲を連発した最初のアーティストはビートルズである。
ラジオで「シー・ラブズ・ユー」が紹介されると、いきなり元気のいいボーカルがキャッチーなメロディを歌い出す。
出だしのインパクトを保ったまま、あっという間にエンディングとなり、心を掴まれたリスナーはレコード店へ走るのである。
ビートルズのシングル曲は、イントロが無いかあっても短い、間奏も無いかあっても短いものが多い。
ベストアルバム「ビートルズ1」だと、10曲もイントロ無し、あるいは無いに等しい曲が入っている。
おそらくこれは戦略的にこうしていると思われるが、そう考えると60年代の頃からイントロを長々聴くよりさっさと歌が聴きたいと思う人が多かったことになる。

60年代後半から70年代中頃くらいの間は、アート志向が強くなり、イントロや間奏が長くなる。
しかし、シングル曲はそんなことはなく、3分超えても歌が始まらないなんてことはなかった。

クラシックやジャズ、あるいはマニアックなメタルやプログレやフュージョンを好んで聴く人以外は、基本的に歌を聴く。
とくに日本人は歌詞を重視しがちなので、歌があっても外国語の曲はあまり受けない。
そういう人たちにとってイントロというのは本編ではないのかもしれない。
例えば映画だと、イントロに相当するのは、本編が始まった最初の日常的な部分だったり、SFや戦争物だとその時の状況説明だったりする部分だろう。
しかし、イントロ不要派の人からすると、もはやそれは映画本編が始まる前の予告編みたいなものでしかないのかもしれない。

ディスカバークイーン その10

2022年01月05日 | 音楽
クイーンズクロニクル
西脇さんによるアルバム解説、今回は8枚目のアルバム「ザ・ゲーム」

「プレイ・ザ・ゲーム」
作詞作曲はフレディ。
シンセを初めて導入したアルバムだが、イントロの効果音はシンセのほかエフェクトシンバルの音を逆回転させるなど、凝ったことをしている。
間奏での効果音は電子ドラムの可能性がある。
サビでのコード進行でGm7 9 11というテンションコードが使われている。
ジャズやAORなどでよく使われるコード。

「ドラゴン・アタック」
作詞作曲はブライアン。
ジャムセッションっぽい曲で、クイーンとしては珍しい。
ドラムは片手でハイハットを16分で刻んでいるため、緊張感が出ている。

「地獄へ道連れ」
作詞作曲はジョンで、大ヒット曲。
シックの「グッドタイムス」の影響を受けていて、レコーディングを見学していたという説もある。
キーが変わっているが、録音したあとにテープの回転を上げている可能性が高い。
効果音が多く使われているが、ほとんどはブライアンがギターで出している。
その他、ピアノやシンバルの残響音にエフェクト処理をしてたりする。

「夜の天使」
作詞作曲はジョン。
ボーカルにショートディレイがかけられていて、懐かしさを感じる演出をしている。
1950年代のロカビリーに使われている手法。

「愛という名の欲望」
同じくボーカルにショートディレイがかけられている。
エルビス・プレスリーを意識した極だけど、自分たちのセンスを加えている。

「ロック・イット」
作詞作曲はロジャー。
前半のバラード部分のボーカルはフレディで、ロジャーに負けじとハイトーンを出している。
またシンセを大胆に導入している。
共同プロデューサーのマックという人はミュンヘンのテクノシーンでの人脈があり、その影響が出ている。
この頃になってくると、シンセも和音が出せるようになり、クイーンも積極的に使い出すようになる。

「自殺志願」
作詞作曲はフレディ。
この曲もショートディレイがボーカルにかかっている。
三連のピアノ連打によるグループと不協和音のコーラスが聴きどころになっている。

「スウィート・シスター」
作詞作曲はブライアン。
2番のAメロ部分、裏拍でシンセを入れている。弾いてるのはジョン。
後半、ジョンは自由自在に動いていて曲を支配している。

「カミング・スーン」
作詞作曲はロジャー。
80年代っぽい曲。
エンディングのコードはメジャー6を使っているが、とても珍しい。

「セイヴ・ミー」
作詞作曲はブライアン。
シングル曲。
ピアノはブライアンで、現代的なポップスのような弾き方に変わってきている。
ライブではブライアンがピアノを弾き始めるが、2番のサビで立ち上がってスタッフからギターをもらい弾きだす。

歳忘れ蔵出しクイーン

番組の未発表テイクの蔵出しにちょっとプラスしてディスカバークイーン。
ゲストは西脇さん。

当初は第1回ディスカバークイーンで放送される予定だった、クイーンの影響を受けた他のアーティストの話。
アメリカのメタルバンド、エクストリームはクイーンから大きな影響を受けている。
西脇さんは来日時にサポートキーボードをしている。
「キューピーズ・デッド(ホーン・ミックス)」という曲はクイーンの「ステイン・パワー」の影響を受けたファンキーな内容になっている。
「ホエン・アイ・ファースト・キッスド・ユー」という曲はとてもジャジィで、本来ハードロック、メタルのバンドがこういう曲をやるのは、クイーンの影響ではないだろうか。

もう一つクイーンに影響を受けたバンド、日本から爆風スランプから。
パッパラー川合による「御隠居」という曲。
歌詞は落語というセンス、ギターのアレンジ、コーラスなど、クイーンイズムに溢れた曲になっている。

オペラ座の夜のB面紹介時に放送されなかった曲「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」の解説。
ギターオーケストラのハモリは、どうやってリズムを合わせるか。
定型リズムの曲はメトロノームに合わせればいいが、そうじゃない場合について。
西脇さんだったら、ピアノをガイドとして入れてそのリズムに合わせてギターを重ねていき、後でピアノ音を消すという。
これはレコーディング時にいろいろ応用が効くので、実際西脇さんも別のアーティストの録音時に使ってたりする。

蔵出しではないが、西脇さんのやり残しと感じる話。
「オウガバトル」のイントロはアウトロを逆再生したものだが、イントロを逆再生すればどう聴こえるのか?ロジャーのドラがどう聴こえるかを検証。
すると、ドラの音にフェイザーがかかっているのがわかる。
それと「永遠の翼」のティンバレスが鳴る場所の正解発表。
答えは1分21秒のところでこれを鳴らしている。

しわ〜す・ハート・アタック2021年末

リスナーによるクイーン人気投票

あなたの好きな邦題作品
1位 輝ける七つの海
2位 地獄へ道連れ
3位 愛に全てを
4位 心の絆
5位 炎のロックンロール
6位 素晴らしきロックンロールライフ
7位 永遠の誓い
8位 虚な日曜日
9位 伝説のチャンピオン
10位 神々の業

あなたの好きなロジャーナンバー
1位 レディオ・ガガ
2位 カインド・オブ・マジック
3位 ロック・イン 
4位 さまよい
5位 アイム・イン・ラブ・イン・マイ・カー
6位 モダン・タイムス・ロックンロール
7位 ファン・イット
8位 秘めたる炎
9位 ルーザー・イン・ジ・エンド
10位 コーリング・オール・ガールズ

あなたが好きなフレディのソロ作品
1位 ハウ・キャン・アイ・ゴー・オン
2位 ボーン・トゥ・ラブ・ユー
3位 バルセロナ
4位 ザ・グレート・プリテンダー
5位 メイド・イン・ヘブン
6位 ラブ・キルズ
7位 ゴールデン・ボーイ
8位 リビング・オン・マイ・オウン
9位 明日なき愛
10位 タイム

世良政則氏との対談
クイーンを初めて聴いたのは、大学生の時。
当時は嵐のように新しくエネルギーのある音楽が流れまくっていた。
その中でもクイーンは異彩を放っていた。
イギリスっぼくもなくアメリカでもない。
聴いたことのないロックだった。
知識がなかったから何が変なのか、何が変わってるのかがわからなかった。
3枚目のアルバムからクイーンにハマった。
とくにキラークイーンが好きで、そればかり聴くものだから、その部分だけレコードが擦り切れて、針の上にコインを乗せて聴いていた。
ストーンズに憧れていたので、ブルースに浸るために大阪の大学へいく。
周りではブルースやメタルが人気で、クイーンを聴いてるのは女性が多かった。
クイーンは好きだったけど自分のバンドはあくまでストーンズやフェイセズにこだわっていたので影響はなかった。
しかし、後になってからみんなクイーンを聴いていたようで、じわじわと影響されていった。
当時、洋楽好きの人にはストーンズやクイーンは知られていたけど、テレビで流れる音楽しか聴いていない人にはまだ浸透していなかったが、日本のロックバンドを通して間接的に影響された人は多い。
ボーカリストとしてみたフレディは、デビュー当時は迷いを感じるけど、サードくらいから確率されていったように感じる。
初めてカバーしたクイーンは「アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ビー・ラブ・ユー」。

西脇さんの蔵出し解説
「カミングスーン」
再生速度を上げて収録されている。
そうすることにより、テンポがよくなることと、ボーカルが若々しく聴こえるようになる。

年末だよ女王様スペシャルバンドグループによるスタジオライブ