マネスキン「ラッシュ!」
イタリア発のロックバンド、マネスキンの最新アルバムである。
彼らの3作目にして、いよいよ世界的なバンドになったようで、アメリカでも大好評のようだ。
それもそのはず、歌詞を英語中心にしてきたのである。
さらに前作よりポップさが増して、だいぶ親しみやすくなった。
曲もコンパクトで、リフ作りやコード進行も気をてらうことなく教科書通り的な予定調和感がある。
では、どこで彼ららしさが出ているかといえば、歌メロだと思う。
モダンで、意外性もあるし、しっかりロックしていて彼らの個性はしっかり残されているところがいい。
1曲だけベタな80年代風バラードがあるけど、普通にいい曲だし、メロディメーカーとしても秀逸の出来栄えだ。
そしてアクの強いボーカルの声質、好き嫌いが分かれるくらいでちょうどいい。
このバンドの強みは、前世紀的なロックスピリットと、現代的なモダンさの絶妙なバランスだろう。
80年代のLAメタルや90年代のオルタナやグランジの焼き直しではなく、ヒップホップなどのエッセンスが感じられ、しかし決してそれらが主張されることはないのである。
イタリア発のロックバンド、マネスキンの最新アルバムである。
彼らの3作目にして、いよいよ世界的なバンドになったようで、アメリカでも大好評のようだ。
それもそのはず、歌詞を英語中心にしてきたのである。
さらに前作よりポップさが増して、だいぶ親しみやすくなった。
曲もコンパクトで、リフ作りやコード進行も気をてらうことなく教科書通り的な予定調和感がある。
では、どこで彼ららしさが出ているかといえば、歌メロだと思う。
モダンで、意外性もあるし、しっかりロックしていて彼らの個性はしっかり残されているところがいい。
1曲だけベタな80年代風バラードがあるけど、普通にいい曲だし、メロディメーカーとしても秀逸の出来栄えだ。
そしてアクの強いボーカルの声質、好き嫌いが分かれるくらいでちょうどいい。
このバンドの強みは、前世紀的なロックスピリットと、現代的なモダンさの絶妙なバランスだろう。
80年代のLAメタルや90年代のオルタナやグランジの焼き直しではなく、ヒップホップなどのエッセンスが感じられ、しかし決してそれらが主張されることはないのである。