毎年町内会では春には、といってももう夏だが今年も恒例の
防災訓練は救急救命訓練を行った。
消防署から来ていただき救急救命は人工呼吸法（胸部圧迫）と
ＡＥＤの取り扱いについてだ。
何故、胸部圧迫を（３０回）人工呼吸（肺へ給気２回）するのかを
知ることができた。
これは普通の生活ではめったなことでは遭遇することはできないと
思うが、いざと言うときは役に立つかもしれない。
みんな真剣に取り組んでいた。
こんなことは遭遇しないことが一番いいのだが・・・・・・。
８日目最終日
朝早くの出発である。この日は３５０ｋｍを走っての観光はノルマンディにある
モン・サン・ミッシェルに行くので時間がかかり、着いたのは昼で昼食とってから
観光だ。昼食はオムレツだ！ そして、お酒はノルマディ地方ならではのリンゴ酒
「シードル」という酒だ。甘い酒だがこの付近の特産らしい。
オムレツはふわふわの、口に入れると溶けてしまうそんなオムレツだ！
遠くからこの島の形が見えている。
島に行くにはシャトルバスに乗り換えていく。電気自動車だ。
最近、この島に渡る道路は海の環境によくないといって橋を掛ける工事を
行っていて足元注意だ。これで、干満の差が大きいこの干潟の海の生態系が
よくなるのだと思う。
さて、いよいよ中の入る一番上に行くまでは３００という階段を昇るという。
入り口はホテルやレストラン、みやげ物屋さんがぎっしりと並ぶ。
門は跳ね橋でこれも昔のままに残っている。
人も多い！フランスでは「日本人に会いたければモン・サン・ミッシェルに行け」と
言うらしいから、当然に日本人は多いが各国から来ているようだ。
このモン・サン・ミッシェルは７００年代にノルマンディの司教が天使ミカエルのお告げ？
があって「この島に礼拝堂を作れ」といわれ作った修道院。これが時代とともに修道院
から城砦、そして牢獄にもなって増改築され１５世紀に今のようになったという。
ここの海の干満が大きく、行ったときは干潮時で海が遠くにしか見えなかった。
そして、この修道院は時代の変遷や支配の交代もあるが昔のまま残った。
難攻不落といわれたこの城砦と修道院はやはりフランス革命には民衆の手に
よって落とされたという。
この修道院の上には素晴らしい庭がある。
ある時代にはここに君臨する大司教がいかに贅沢な生活をしていたことかと
窺うことができる。
礼拝堂はミカエルを祀ったものだからその像も多い。
ここの生活を支えるためには物の搬入は大きなものが必要だ。
ねずみ車のような大きな滑車があるのは驚いた！！
これを人が入ってまわしてロープをあげさげしたという。
帰りに運転手さんが写真スポットに案内してくれたのが素晴らしいところだった。
絵葉書のような写真が撮れるところだった。
少し大きくアップしてみたいような気がする。
これがモン・サン・ミッシェルの私たち巡礼者ではない者には一番よい眺めかもしれない。
パリに着いたらエッフェル塔の明かりがきれいだったが写真は揺れてしまった。
旅もここで終わることになる。
あっという間の８日間だった。
また来よう！
明日は朝早くパリのドゴール空港から帰る。
７日目
早いもので７日目に入りました。
今日は「自由行動日なのでゆっくりと起きる」と言いたいが皆と一緒に朝食取らないと
食事にありつけない。皆と一緒にとることが決められているためだ。
それでも行動は別々なのでゆっくり出かける。
ホテルから空港まで無料のシャトルバスでいく。
空港からパリ市内のオペラ座までノンストップのシャトルバスがありそれに乗る。
料金は１０ユーロだ。あまりクッションが無いので乗りごこちはよくない。
さてオペラ座に着いてからが大変で、すぐに地下鉄に乗ればよかったが少し歩く
ことにしたのが無理をしてしまった。
今日はモンパルナスへ行って「マルガリット・デュラス」のお墓に行くことにしていたので
歩いてセーヌ河岸に出ることにしたが東に歩いたのでシテ島まで来てしまった。
今日もノートルダム寺院は賑わっていた。
ここで昼になり、レストランに入ることになってしまう。
ところがこのレストランのシェフがなんと日本語を話す！！
なぜかと聞くと、奥の厨房に声を掛ける。夫人が調理をしていて日本人だった。
ここに来て２０年にもなると言う。こんなこともあると驚いた。
地下鉄に乗る。
モンパルナスに着いたら雨模様だったがすぐにやんだ。よかった。
墓地に行ったら守衛が場所を教えてくれ、すぐにわかった。
「マルガリット・デュラス」は作家、脚本家、映画監督と多彩だが、その一生は波乱の
人生だったようだ。半生はその才能でフランスに生きたが前半生は苦労したらしい。
生まれはフランス領ベトナムで、こんな人生の自叙伝とその人生観の作品が世界的
に知れ渡った。（デュラスはペンネームで本名はドナディユ）
ゆっくりと帰る。オペラ座周辺は賑やかだった。
どこかのグループが吹奏楽の演奏をしていた。
今日は何もしないわけでないが前回来た時いけなかった所に行くことができた。
夕食は隣のレストランで食事をした。少し高いと思ったがしかたないか！？
明日でこの旅の最終日だ。
本当に時が早く過ぎていってしまう。
６日目
今日でベネルックス３国とはお別れだ。
朝８：００ブリュッセルを出て、３００ｋｍを走る。途中１回の休憩がある。
パリに着いたのは昼ころである。食事をしてから市内を巡る。
セーヌの流れは相変わらずの静かな流れを見せている。
シテ島のノートルダム寺院の前を通る。凄い人が多い。何かの祭りのような感じだ。
この付近がセーヌ河岸のもっともらしいところでもあるし、絵にもなるところだ。
バスから見るブルボン宮、現在は国会議事堂（下院）の建物。
コンコルド橋を渡ってコンコルド広場に出る。
ここはフランス革命の舞台になった歴史的場所だ。
シャンゼリゼ通りはいつも車がいっぱいだが、通りの両端はそれでもカフェが多い。
凱旋門は工事中らしいが上のほうには人たくさん登っているのが見える。
ここからシャイヨ宮へ向かう。
エッフル塔を遠くから見る。ここの賑わいもかなりのものだ。
ルーブルまでの道すがら夜の歓楽街を通る。
ムーラン・ルージュ（赤い風車）も昔のままのようで、昼なのが残念。
今回の美術館めぐりの最終場所ルーブル美術館をみる。
特にフェルメールの絵を見るのが楽しみだったので見ることができうれしかった！
何点かの作品の中ではこの絵がいいね！
ルーブルを見ると時間がかかるが疲れること請け合いだ。
さてパリの宿泊は連泊だが市内から遠い、空港の近くのロワシーにあるホテルだ。
明日は自由行動日なので市内まで行くのが大変だ。
５日目
今日はルクセンブルクの終日観光です。ブリュッセルから約２００ｋｍをバスだ。
「ルクセンブルク大公国」と言う、このルクセンブルクはベルギーの南部、フランスとドイツに
挟まれた山間の国で、面積は神奈川県より少し小さな国だ。ルクセンブルク市があり世界
遺産に登録されている。
国なので公宮の周りを各省庁が小さく並んでいる。おもちゃの世界のような気がする。
渓谷に囲まれた城砦の上に町が築かれていて、大公宮を中心に、教会（ノートルダム大聖堂）
や聖ミッシェル教会、昔をしのばれる砦跡が見られる。
緑豊かな、静かな美しい街だ。ゆっくりと散策をしながら観光できる。
ノートルダム大聖堂に入ると吹奏楽の演奏をやっていた！
素晴らしくいい音色にしばらく聞いていたが時間がないのが残念だった。
公宮の前では衛兵が瞬きもせずに？立っている。
たまに定位置を歩く。そして交代式もあるが大公がいるときは二人なのだそうで
国旗も掲げられる。この日はいなかった。
市内を流れる川にかかる橋、ルドルフ橋はきれいだが今は工事をしていた。
ゆっくり眺めて歩いていたらすぐに時間がなくなってしまうものだ。
ここも国だからヨーロッパの国を見たことになる。今はユーロ圏内は１箇所だけで済むから
各国の証明はないので入国証明をもらった。
２００ｋｍ走るので時間がかかるから大変だ。帰りにブリュッセルの凱旋門で記念撮影をして
今日の日程は終了です。
ちなみに今日のランチは魚料理で、ビールは白ビールでした。
おいしかったです。
