ありふれた毎日を綴る康ちゃん日記

ありふれた日々の暮らしとテニスやスポーツクラブと小さな旅日記です。

ベネルックス三国とフランスの旅(2日目)

2014-06-09 20:49:10 | 旅行

2日目

ここから始まる旅はどんな感動があるのか、やっぱりうれしいものだ。

今回は美術館をまわるのが多いのでうれしい!本物を見られるのは迫力が違う。

そして最初はアムステルダム市内観光だ。

市内はトラムが走っている。結構大きな車体だが路面と同じ高さだ。

これが日本と外国の違いかな。

道路は自転車が多く走っている。それもスピードが早いのだ。そして、自転車専用帯があるので

歩行者はその自転車走路帯に入ってはいけない。と言うより危険だ!

自転車の専用信号もあるのでいかに自転車が優先されているかわかる。と言っても人間が

最優先であることは変わりはない。

最初は国立博物館の絵画だ。

有名なレンブラントやフェルメール、ゴッホもある。

まずはレンブラントの「夜警」が大きく展示されている。

その他、自画像などがある。

今回見たかったのはフェルメールの絵だった。それが見ることができたのが大きなことだ。

これは「the milkmaid」となっているが他のフェルメールの作品から見ると数段の違いがわかる

完成された絵のような気がする。

またゴッホもあり、自画像があった。

時間がないので詳しくは見れないがよかった!

外に出ると天気もよくなって運河クルーに行くことになる。

街の中の様子は地面の赤く塗られているのが自転車走路帯だ。

このあとは運河クルーズだ。約1時間の水上からの景色を楽しむ。

アムステルダムは14世紀に街が作られて17世紀に今の半円形型の水上交通・輸送形態を重視した

運河 が形成されたらしい。運河からのギルト建築は素晴らしい。

中には第2次世界大戦時にドイツ軍から逃れるためにこの運河のほとりに隠れ住んだアンネの家が

あることも見逃せない。「アンネハウス」と言う。(下写真)

そして運河交通が盛んになり、大きな船が通ることになると橋も可動式にすることになる。

跳ね橋があっちこっちにある。

この運河は水上生活者もいるので船が水上にいつも浮かんでいる感じがする。

これがまた絵になる。

 アムステルダムは水の上にできたような町だから、その後に鉄道が入るが港のすぐ近くに

駅ができた。中央駅だ。この駅が扇状形の要のところにあるのがアムステルダム駅の特徴だ。

宮殿のようなこの駅は大きい。東京駅の原型になったとも言われる。

この日の昼食はヒュッツポットというジャガイモとソーセージの料理だ。

これが昼食だが、ここでは質素な昼食である。

 

 アムステルダムの観光はこれで終わりである。

少し物足りないが時間の都合なので仕方ないか!

午後はアムステルダムからバスで約1時間くらいかかるオッテルローの国立公園内にある

クレラーミューラー美術館に行く。

ここは当時売り出そうとしていた画家などが描いたものを先取りして収集していたクレラー・ミューラー

夫人が建てた美術館だ。素晴らしい収蔵品がある。

特にゴッホの作品が多くある。(アムステルダムのゴッホ美術館は200点くらいあり一番だ)

ここに有名なものをあげてみる。

美術館の外にも彫刻やオブジェが並んでいる。あいにくの雨だったので外は見なかった。

入ると、ここは印象派作品が並ぶ。

 ルノアールの絵画もあり多彩だ。

これはモネの絵画だ。

水の表情がここでも描かれている。

 

この作品はシスレーの作品。

シスレーも初期はこのようなものも描いている。

 

そしてゴッホの「ひまわり」はパリ時代にも描いているが、ここのは本当に力強い

作品になっている。

これは「ジャガイモを食べる人たち」だ。

 

ゴッホ「アルルの跳ね橋」。このモチーフはいろいろ描いているようだが描き方、彩色に

時代の考え方が試されていると言う。

浮世絵の影響も!?

「夜のカフェテラス」あまりにも有名だ!

このカフェは今でも現存するというが、まだ行ってはいない。

これらの作品はパリの初期やゴッホの青の時代から南フランスに行って描いているころのものである。

このほかにも色の使い方の試作品など多くがある。

「夜のカフェテラス」や「アルルの跳ね橋」などは本当に明るい未来を夢見た色使いなのか?

雨が降っていて外にはいけない。

しかし、今日は一緒に行った子どもさんと写真におさまり、ちょっと良いね。

孫と並んでいるみたいに見えるかな。

素晴らしいというか絵に会えた心のときめきを感じながらアムステルダムに戻る。

明日はオランダを離れる。

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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