C6120、いよいよ復活

2011年01月30日 17時22分26秒 | C6120制作

 1月28日、大宮総合車両センターで復元へ向け入場中だったC6120が修繕を終えて火入れの儀式が執り行なわれた、とニュース速報されました。C6120が煙を上げて走る日が、いよいよ目前に迫ってきたのです。そこで今回は、まだ華蔵寺公園に静態保存されていたときの未公開写真と、2005年のSL重連奥利根号の写真をUPしようと思います。


華蔵寺公園で静態保存されていた当時のC6120 

編集長敬白の「ついにC61 20が火入れ。」を参考に、火入れ式の画像と見比べると、
前照灯が取り付けられたほか、尾灯の撤去、スノープロウが変更になったようである。


C62 3引退以来、16年ぶりに迫力のハドソンが蘇える 

火入れ式時点ではロッドは取り付けられておらず、写真にように赤ラインが入るのかは不明。
またランボードやデフ、車輪への色づけはされず、シックな感じに仕上がっている印象を受ける。 


黒光りするキャブ 

プレートは取り換えられたのかはわかりかねるが、プレートの淵は塗り戻された。
また、復元の時代設定が東北線仕様とかで、区名は「青」が刺さっていたようだ。

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火入れ式の様子(SANSPO.COMの1月27日の記事より引用)
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 営業運転が始まるのは7月以降のようで、それまでは入念な試運転が行なわれる模様です。C11325、C57180の復活を(もしかしたらC58363も?)見守ってきた世代としても、このC6120の復活はうれしい限りです。復活はオリエント急行牽引!とは言いませんが、仕様が東北線なのだから、ぜひ大宮→小山、「はつかり」とかでやってもらいたいものです。(253系をあんなのにしてしまうような大宮支社がそんなことをするはずがないが。)
 そう考えると、高崎支社は本当に頑張っていると感じます。ということで、今日は2005年の正月に走ったSL重連奥利根号の写真を公開します。今でこそ、D51498とC57180の重連なんかやったら大変なことになってしまうのでしょうが、当時は混雑はしていたもののいたって気楽に撮影できたと記憶しています。


9733レ C57180+D51498+12系【SL重連奥利根号】 2005/01/03 上越線渋川~敷島間
(クリックすると拡大画像をご覧いただけます)


9733レ D51498+C57180+12系【SL重連奥利根号】 2005/01/04 上越線新前橋


9733レ 同上 2005/01/04 上越線上牧


入換の様子

この日は雪というよりはみぞれで降ったり止んだり。本番はとんでもない風雪であった。
指はかじかみ過ぎて動かないものだから、シャッターは押しっぱなしだった。

9738レ C57180+D51498+12系【SL重連奥利根号】 2005/01/04 上越線水上~上牧間 
(クリックすると拡大画像をご覧いただけます)


9738レ C57180+D51498+12系【SL重連奥利根号】 2005/01/03 上越線敷島~渋川間

電車追っかけでも、すんなりバルブ位置を決められるほど、当時は余裕だった。

9738レ C57180+D51498+12系【SL重連奥利根号】 2005/01/04 上越線新前橋

 今年の春臨によれば、C57180が検査のため、その間はしばらくD51498が磐越西線へ。両車の入れ替わりにあわせてC6120も高崎へ移動する感じになりそうです。タイミングが合えば、初夏に高崎でまさかの3並びも?とも期待してしまいます。奇しくも今年は、群馬デスティネーションキャンペーンですので、D51とC61の並びをお披露目されるのは間違いないのではと考えます。願わくば、D51とC61の重連も拝んでみたいものですが、昨今のモラルなどを考えれば実現は難しいかもしれません。いずれにせよ、C61が客車を牽いて走る姿を想像するだけで心躍るような衝動にかられるのは私だけではないでしょう。


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