京都に観劇。よくある時間感覚のミスで、あわてて阪急にとびのり、淡路で乗り換えたら、吹田方面だった。まったく違う電車にのってしまった。知らない場所に行くときはもっと用心するべきなのに。反省と自己嫌悪。二度目の淡路でイトセとばったり会う。電車を間違ってなかったら絶対会ってなかったわけで、そういう「ランローララン」的パラレルさ。おかげで落ち着けた。遅刻して地点。嵐の前の静けさのようなチェーホフ。湿った空気とざわついた音がドキドキする。それから移動、ダンスをはしご、2人の得体の知れない男が、じゃれあうダンス。隣の子供の笑い声こみで、素敵な舞台だった。僕も笑ったし、みんな笑った。残酷な感じもこみで笑った。急ぎ足で再び電車に。夜中の北陸へ。安元さんがくれた内田樹の構造主義の本、読み終える。顔をあげると闇は深くなっている。立て続けにいろんな舞台を見たおかげで、パラレルな世界に入り込み過ぎてる気がする。日常に戻るバランス。