私の思いと技術的覚え書き

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【映画の話】ブレードランナー

2017-10-22 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 映画ブレードランナーは1982年の米国映画だが、正直云って映画作品として個人的な評価は低い。それは、ストーリーに面白みがないとか、ともかく引き込まれる魅力に乏しいからだろう。しかし、世の中には、このブレードランナーマニアというべき人々も存在する様だ。(あくまでマイナーな存在だろうが)
 ブレードランナーを個人的に評価するならば、未来映像の背景を示したシド・ミード(インダストリアルデザイナー)の世界と、その背景に完璧にマッチングしたヴァンゲリスの音楽、そして背景に平板でない奥行き感、つまりパースペクティブさを生み出したリドリー・スコット監督のテクニカルな手法に尽きるのだろう。ストーリーや役者(好きな役者のハリソン・フォードだが良い面が活かされているとは到底感じられない)に至っては凡庸で記憶に残らない。
 このブレードランナーだが、2作目として「ブレードランナー2049」として興業を開始したそうだ。予告編がYouTubeで見ることが出来るが、あまり本作を見たいなという気持ちは起きない。それにしても、予告編で見るハリソン・フォードは、ただ老いた爺であり、ショーン・コネリーやクリント・イーストウッドと比ぶべきもない。

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