前回の続きですが、紫陽花を観に行った日、
飛鳥山公園内にある渋沢史料館もせっかくなので観て来ました。
実は飛鳥山には北区飛鳥山博物館、紙の博物館、渋沢史料館と、3つの博物館があります。
あまり時間がなかったのでこのうち、王子製紙創立者の渋沢栄一氏の史料館「渋沢史料館」へ。
この方に興味を持ったのには、ほんのちょっとしたワケがあります。
すると、渋沢史料館で購入した入場券で、2つの重要文化財の建物も観られるとのこと。
親切な職員さんに場所を聞いて、一旦史料館を出ます。
ここから入ります。
もうこの錆びた門扉の雰囲気だけでワクワク。
元々、飛鳥山公園の南側一帯には日本の近代経済社会の基礎を築いた、渋沢栄一氏の自邸が所在していたそうです。
現在、敷地は飛鳥山公園の一部になっていますが、旧邸の庭園であった場所は「旧渋沢庭園」として公開されています。
その庭園内に、大正6年竣工の「晩香廬(ばんこうろ)」と大正14年竣工の「青淵文庫(せいえんぶんこ)」があります。
白っぽい建物が見えて来ました。
こちらが「青淵文庫(せいえんぶんこ」です!
タイルやステンドグラスが圧巻の細かさです。
まさか紫陽花を観に来て、大正時代の建物に出会えるとは!
このステンドグラスを内側から見ると、
素晴らしい・・
ちなみに、階段室と閲覧室のみ撮影OKです。
階段室も素敵でした(人が居たので撮れず)。
照明もすべて凝った造り。
壁にはめ込まれた電気ストーブもあったようなのですが、この時は気付きませんでした。
案内リーフレットをよく読んでから入りましょう!笑
青淵文庫を公園側から見たところ。
円筒形の出っ張りがオシャレ。
そしてこちらが「晩香廬(ばんこうろ)」。
こちらは、渋沢栄一氏の喜寿を祝って現在の清水建設(株)が贈ったという洋風茶室。
丈夫な栗材を用いて丹念に作られ、内外の賓客を迎えるレセプション・ルームとして使用されたそうです。
青淵文庫とともに、国の重要文化財に指定されています。
室内は撮影不可。
青淵文庫と晩香廬をじっくり観て、また渋沢史料館へ戻ってひととおり観て回ってから帰りました。
予定外にここで時間をとったため、なんとこの日はカフェ・純喫茶に寄れず!
普段、こんなことはありえません。
むしろカフェか純喫茶がメインだったりするので~笑。
しかしいろいろな意味で充実した半日でした。
※文中の建造物説明は情報サイトから一部抜粋しています。
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