駆け込み鑑賞☆古代エジプト展・女王と女神

上野の東京美術館で開催されている「メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神」。

ちょうど忙しい期間だったので観られないとあきらめていたのですが、
急な休みが発生し、歓喜してソッコー観に行ってきました。

昨年のツタンカーメン展同様、駆け込み鑑賞です＾＾；






今回は、ニューヨークにあるメトロポリタン美術館の、約３万点に及ぶエジプト・コレクションから“女性”をテーマに
厳選された200点で構成された展覧会。
どれも日本初公開だそうです。

古代エジプト史上、最も領土が広く最も栄えた「新王国時代」に、幼かったトトメス３世の摂政となりその後
女性ファラオとして国を治めた「ハトシェプスト女王」。
巨大な葬祭殿とその周辺から発掘されたという数々のレリーフや像、スフィンクス、アクセサリー、化粧道具など
どれも目を見張る見応えのあるものばかりでした。

しかし、ハトシェプスト女王の死後、単独の王となったトトメス３世によって、彼女の壁画や彫刻の多くは削られ壊されてしまいます。
あ～もったいない・・
本当はどんな確執があったのか、それも興味深いところですがそれは想像するしかありません。

そのほか、女神にまつわる出土品も見応え充分でした。


上野東京美術館では明日まで。
今後は神戸市立博物館にて10月13日から開催です。