OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

エチオピア産モカ、販売再開へ

2010年02月18日 | 環境問題・食
昨年、「コーヒー豆の残留農薬、原因は輸送用麻袋の可能性・・」という長いタイトルの記事を書きました。

内容はタイトルのまんまですが、
2008年4月、エチオピア産モカに検疫の段階で農薬の一種が基準値を超えた状態で検出され、モカの輸入が途絶えたことで「全日本コーヒー協会」が検疫前の自主検査に乗り出し、同年6月に現地調査を実施、結果豆自体に問題は無く、汚染源は輸送用の麻袋の可能性が高い、ということを突き止めました。
エチオピアはそれを受け古い麻袋を回収、すべて新しいものを使うよう農民に指示、流通経路の清掃・独自の検査態勢を確立するなど対策に本腰を入れたものの、そもそも日本の異常に厳し過ぎる基準値が問題視されているという記事です。

それが数日前の朝日新聞の記事によると、
一部の企業でエチオピア産モカの輸入・販売を再開したそうです
独自の検査等で、安全な豆を確保できる目処がたったとのこと。
誤解は解けたのかな?

味の素ゼネラルフーズ(AGF)は19日より、
キーコーヒーは3月1日より1年8ヶ月ぶりの発売、
UCC上島珈琲も作秋からの再開に追加して、3月1日発売など。

ただ、調達できる量は以前の1割だそうで、業務用については
販売再開の目処がたっていないそうです
レストランやカフェでモカを飲めるようになるのは、まだ先になりそうとのこと。

ただ、少しでも再開されたことは嬉しいことです
国際コーヒー協定の破綻による価格の大幅な落ち込み&大手各社による貿易の不公正なシステムで最も苦しんでいるというエチオピア産のコーヒー、私もスーパーにて探索再開です
※関連記事→小さな支援☆エチオピア産フェアトレードコーヒー
→(記事中の小川珈琲のモカブレンドも、昨年12月に販売再開されていました

コメント (4)
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