OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

コーヒー豆の残留農薬、原因は輸送用麻袋の可能性・・

2009年06月28日 | フェアトレード

前回の記事・・小さな支援☆エチオピア産フェアトレードコーヒーでも書きましたが、コーヒー豆は出来るだけエチオピア産を選ぶようにしています。

エチオピアの経済的な自立を、少しでも支援したいと思うので・・
でも味も好みです。コーヒー通ではないけど^^;
たまたま近所のCOOPにあるし。

ですが昨年4月エチオピア産モカに、検疫の段階で農薬の一種リンデンなどが基準値を超えた状態で検出されました。
それ以来、ほとんど輸入されていないそうです。

が、先週木曜日の小さな新聞記事によると、、、

残留農薬の検出が複数回にわたったため、コーヒー業界などで組織する「全日本コーヒー協会」は検疫前の自主検査に乗り出した。
協会は昨年6月に現地調査を実施、その結果豆自体に問題は無く、汚染源は輸送用の麻袋の可能性が高い、との見方を示している。
エチオピアは古い麻袋を回収、すべて新しいものを使うよう農民に指示。
流通経路の清掃・独自の検査態勢を確立するなど対策に本腰を入れている。

一方で日本国内の、基準値そのものを疑問視する声が上がる。
生豆のリンデンの基準値は0.002ppm。
でも生食するトマトやキャベツなどは2ppm。
ちなみに欧州連合の基準値は0.1ppm。
日本の厳しさが際立つが見直しの予定は無い。

また、コーヒー豆は通常200度以上の熱で焙煎するため、残留農薬はほぼ消えるとされる
(以上朝日新聞より)

そうか・・麻袋の“麻”も農薬使って栽培されているものが殆どですよね。
中に入れるものにも影響が出るってコワイですね。

エチオピアにとっては日本は第2の輸出国だそうです。
世界では今も流通しているし、ヨーロッパでは普通に飲んでいると聞きました。

このような“誤解”で飲めるものも飲めなくなるのでは、もったいないです。
廃棄は業者の負担になるようなので、輸入にも二の足を踏んでいるらしい。
無理もないですが、業者さんの本格的な輸入再開を望みます。

ところで、おいしいコーヒーの真実を観てから、コーヒー豆の価格を支配する5社のうちのネ〇レを避けるようになりましたが、スター〇ックスにも足が向かなくなりました。
(フェアトレードと真逆の位置なので)

一応プレミアム価格とか、フェアトレードも買い付けている状況はあるものの、エチオピアコーヒーの登録商標を認めず、更に厳しい状況に追い込んだ過去があったりも。(ス〇バとエチオピア政府で既に和解済)
フェアトレードニュースより。

でも、ス〇バに置いてあるという日陰栽培のコーヒーはずっと気になっています
ムギマキさんの記事で知りました。
店内でも、もっと気軽に飲めるようにしてほしいな☆そしたらまた行こうっと。

※日陰栽培・・森林伐採をせず、野生動物の生息地や水源地を保全しながら、自然の恵みを有効に使い、高品質なコーヒー豆を栽培する農法。
詳しくはコチラhttp://www.conservation.or.jp/Programs/coffee/ccp.htm

コメント (14)
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