今月の17日(土)から30日(金)まで、と公開期間は限定的だが、ポレポレ東中野で各日20時50分からレイトショー公開される長編ドキュメンタリー映画『僕らのカヌーができるまで』が良い、と推しちゃう。
関連の代表的なリンクは以下。
●ポレポレ東中野・公開映画紹介『僕らのカヌーができるまで』
http://www.mmjp.or.jp/pole2/bokurano-canoe-gadekirumade.html
●『僕らのカヌーができるまで』公式サイト
http://bokuranocanoe.org/
●『僕らのカヌーができるまで』公式ブログ
http://blog.livedoor.jp/bokuranocanoe/
●関野吉晴 公式サイト(旅の主役。しかし映画では脇役?)
http://www.sekino.info/
●竹村東洋子 ゑかき日記(関係者のひとり。美術担当)
http://d.hatena.ne.jp/takemura-toyoko/
ほかにどなたか関係者の方の媒体、ありましたっけ。あったら教えてつかーさい。追記するから。
映画のあらすじやら解説やらはサイトを覗いてもらうとして。
ここで映画公開までの経緯をざっくり触れると、「グレートジャーニー」でお馴染みの探検家・関野吉晴さんがここ数年取り組んでいる「新グレートジャーニー」で3本挙げているルートの最後として(うち2本はすでにフジテレビの特番で放映済み)、インドネシアから沖縄県へ自作のカヌーで海洋航海する、というのがある。
で、これまではそれに関野さん単独または相棒を求めてとにかく小人数で臨むことにこだわっていたが、今回は自身が教授を務めている武蔵野美術大学略して“ムサビ”の教え子たちを多く巻き込んで気付きを促しながら、時代に逆行している? モノづくりの工程・自然の恵み・文化の継承を体験できるこの「黒潮カヌープロジェクト」に08年から取り組んでいて、その過程を余すところなく記録した記録映画、ということになる。
その本番である航海自体は昨年4月にインドネシア・スラウェシ島から2隻のカヌーでスタートしていて、でも予定どおりには進まずに8月にフィリピンで中断して、来月中旬からその続きを再開して今夏には沖縄県・石垣島へゴールする予定。でも予定は未定。
当初は昨年じゅうにゴールする計画だったが、風や波やと様々な条件が揃わないと進まないから、やはりそう簡単にはいかないか。
で、この航海で使っているフネを造る前段階の、08年5月から国内で始めている鉄斧・縄・保存食などを自作する段階から主に地平線会議のほうでその進捗状況は伝わってきていて知っているし、09年2月にはムサビのこのプロジェクト関係者主催のモノづくりのパートの映像を観る機会もあって観に行ったのだが、イチからとにかく「人力」で「作る」というか「創る」さまを観ているだけでも面白かった。
今回、それに加えて昨年の航海の模様も加わって1本の長編ドキュメンタリー映画としてどのように仕上がったのか、とても楽しみであるね。前売券はすでに買ってあり、僕が今年必ず観たい映画ベスト5のひとつに挙げているくらいに期待しているので、きっちり観に行くもんね。公開期間中にトークショーも目白押しだが、そのいずれかに行けるかしら。
もし好評だったら、後々に再上映もあり得るんじゃないのかね。
※15~16日の追記
でもよくよく考えると、タイトルが「できるまで」なので、航海に関することは含まれていないのかな? 映画の主旨はその前のモノづくりの過程を見せることだから。
昨年9月に今回の公開分とは別編集の状態のを上映する機会があったが、それは観られなかったので、それとはまったく別物の作品、と見てよいのかしら。
まあ、明後日からの映画を観ればわかるか。
でも今週は微妙なので、東中野に観に行くとしたら来週以降だなあ。
今月の公開で受け入れられれば、ポレポレ東中野だったら再上映もあり得るだろうし、それでなくても関野吉晴さん関連の映画では以前の『プージェー』のようにその後各地で自主的な上映会を催す手もあると思うなあ。フットワークの軽い若手主体で作っているから、今年の航海の結果も踏まえつつ今後何かしらの動きはありそう。いや、あるだろうね。
なので、特に人力派は公式ウェブサイトは随時要チェックですな。
※27日の追記
26日の回を観た。簡単に触れると、若さが全面にしっかり出ていて良かった。(下の写真の)800円のパンフレットも最初は高いかなあと思ったが、読み進めると映画の解説というよりは絵と写真でもわかりやすく説明しているこの旅の進捗状況を記録した報告書という感じでとっつきやすい。映画、今後も再映してほしいなあ。

関連の代表的なリンクは以下。
●ポレポレ東中野・公開映画紹介『僕らのカヌーができるまで』
http://www.mmjp.or.jp/pole2/bokurano-canoe-gadekirumade.html
●『僕らのカヌーができるまで』公式サイト
http://bokuranocanoe.org/
●『僕らのカヌーができるまで』公式ブログ
http://blog.livedoor.jp/bokuranocanoe/
●関野吉晴 公式サイト(旅の主役。しかし映画では脇役?)
http://www.sekino.info/
●竹村東洋子 ゑかき日記(関係者のひとり。美術担当)
http://d.hatena.ne.jp/takemura-toyoko/
ほかにどなたか関係者の方の媒体、ありましたっけ。あったら教えてつかーさい。追記するから。
映画のあらすじやら解説やらはサイトを覗いてもらうとして。
ここで映画公開までの経緯をざっくり触れると、「グレートジャーニー」でお馴染みの探検家・関野吉晴さんがここ数年取り組んでいる「新グレートジャーニー」で3本挙げているルートの最後として(うち2本はすでにフジテレビの特番で放映済み)、インドネシアから沖縄県へ自作のカヌーで海洋航海する、というのがある。
で、これまではそれに関野さん単独または相棒を求めてとにかく小人数で臨むことにこだわっていたが、今回は自身が教授を務めている武蔵野美術大学略して“ムサビ”の教え子たちを多く巻き込んで気付きを促しながら、時代に逆行している? モノづくりの工程・自然の恵み・文化の継承を体験できるこの「黒潮カヌープロジェクト」に08年から取り組んでいて、その過程を余すところなく記録した記録映画、ということになる。
その本番である航海自体は昨年4月にインドネシア・スラウェシ島から2隻のカヌーでスタートしていて、でも予定どおりには進まずに8月にフィリピンで中断して、来月中旬からその続きを再開して今夏には沖縄県・石垣島へゴールする予定。でも予定は未定。
当初は昨年じゅうにゴールする計画だったが、風や波やと様々な条件が揃わないと進まないから、やはりそう簡単にはいかないか。
で、この航海で使っているフネを造る前段階の、08年5月から国内で始めている鉄斧・縄・保存食などを自作する段階から主に地平線会議のほうでその進捗状況は伝わってきていて知っているし、09年2月にはムサビのこのプロジェクト関係者主催のモノづくりのパートの映像を観る機会もあって観に行ったのだが、イチからとにかく「人力」で「作る」というか「創る」さまを観ているだけでも面白かった。
今回、それに加えて昨年の航海の模様も加わって1本の長編ドキュメンタリー映画としてどのように仕上がったのか、とても楽しみであるね。前売券はすでに買ってあり、僕が今年必ず観たい映画ベスト5のひとつに挙げているくらいに期待しているので、きっちり観に行くもんね。公開期間中にトークショーも目白押しだが、そのいずれかに行けるかしら。
もし好評だったら、後々に再上映もあり得るんじゃないのかね。
※15~16日の追記
でもよくよく考えると、タイトルが「できるまで」なので、航海に関することは含まれていないのかな? 映画の主旨はその前のモノづくりの過程を見せることだから。
昨年9月に今回の公開分とは別編集の状態のを上映する機会があったが、それは観られなかったので、それとはまったく別物の作品、と見てよいのかしら。
まあ、明後日からの映画を観ればわかるか。
でも今週は微妙なので、東中野に観に行くとしたら来週以降だなあ。
今月の公開で受け入れられれば、ポレポレ東中野だったら再上映もあり得るだろうし、それでなくても関野吉晴さん関連の映画では以前の『プージェー』のようにその後各地で自主的な上映会を催す手もあると思うなあ。フットワークの軽い若手主体で作っているから、今年の航海の結果も踏まえつつ今後何かしらの動きはありそう。いや、あるだろうね。
なので、特に人力派は公式ウェブサイトは随時要チェックですな。
※27日の追記
26日の回を観た。簡単に触れると、若さが全面にしっかり出ていて良かった。(下の写真の)800円のパンフレットも最初は高いかなあと思ったが、読み進めると映画の解説というよりは絵と写真でもわかりやすく説明しているこの旅の進捗状況を記録した報告書という感じでとっつきやすい。映画、今後も再映してほしいなあ。

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