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思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

意識し始めて10年の「慰霊の日」

2012-06-23 23:00:30 | 拙著の情報
今日は沖縄戦の終結から67年経った沖縄県の「慰霊の日」で、拙著『沖縄人力紀行』(彩図社)に書いた02年春の自転車旅以降に僕がこの節目の日も意識するようになってから、今年でちょうど10年になる。

今年は沖縄県の本土復帰40年という節目や最近の米軍基地再編と「オスプレイ」配備絡みの問題によって、ここ数年では特に取り沙汰される回数は多いほうか。

まあそんなふうな報道の多少に関係なく、今後も沖縄県への意識は10年前から変わらずに、いくらかの責任感も抱きながら引き続き注視してゆこう、と正午に黙祷しながら改めて思った。

今日に合わせて2月から保留していた沖縄県ネタをいろいろ出そうと思っていたが、なんだかんだでまだまとめ終わっていない(それに今週は、仕事や、坪井伸吾さんのトークイベントをはじめ外出が多いせいもあって)。また先送りとする。
まだ終わっていない2月の「おきなわマラソン」の写真の更新も含めて、できるだけ早めに。

参考に、地元紙の「琉球新報」と「沖縄タイムス」の今日付の記事のリンクも貼り付けておこう。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-192968-storytopic-145.html

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-06-23_35458/

ではまた後日。

現在の沖縄県を知るための硬軟2冊の本

2011-06-23 23:59:59 | 拙著の情報
今日の沖縄県は66回目の「慰霊の日」。本ブログでは毎年の今日は沖縄県に関することについて触れているので、06年から10年の同日の投稿も参照していただけると幸い。

ただ、今年はこれまでにも随時触れているように震災に関することを考える時間が多く、例年のように沖縄県のことを想う時間もどうしても減ってしまう。
それでひとつ年内の見通しのひとつとして最近決めたのが、今年は沖縄県には行かないことにした。そのぶんの時間とお金をやはり東北地方(や長野県)の被災地の手伝いに費やしたいため。僕の場合は沖縄県に1回行って数日間滞在すると最低でも4万円程度かかるのだが、現状でそんな大金があったらやはり被災地のために使いたいのが正直な気持ち。
なので、沖縄県には最後に行ったのは08年10月なので3年ほど離れることになるが、仕方ない。物事には優先順位というものがあり、目の前にやるべきことが明確にあるから。

ただ一応、各種媒体でも震災のこととは別に米軍基地の普天間移設の話も度々出ていることは常にチェックしているし(辺野古以外の移設候補地も? とか2プラス2がどうとか、いろいろ)、最近もテレビでは今週前後にNHK総合と(今月から教育テレビから改称された)Eテレの番組で沖縄絡みの特集も「慰霊の日」に合わせて放送しているのを観ている。沖縄県を想う作業は随時続ける。ニュースは常に注視している。

で、ほかに沖縄県の事象を知るために最適なモノのひとつに本があるが、今年はいわゆる“沖縄本”の出版は低調かもしれない、と行きつけの書店を巡っていても思う。でもそんななか、これだけはきちんとチェックしておかねば、という本が2冊ある。
まず、

カベルナリア吉田の沖縄バカ一代』(カベルナリア吉田、林檎プロモーション)

で、これは(主に取材で)沖縄本島以南に100回以上出かけていて沖縄本の出版も毎年のように続いている、現在最も沖縄県のことを知っている書き手であろうライターのカベルナリア吉田さんの新刊。
ただ、基地問題とか堅苦しい? 話題はほとんどなくて、しかも文章主体ではなく、島々の道端で見つけた沖縄らしい面白おかしくてふざけた? 看板や横断幕などの写真を沖縄詣での合間に撮り溜めてきたものを一気に放出し、それぞれにいちいちツッコミを入れた、写真と雑誌『島へ。』の連載コラムを掛け合わせた本。
以前、『沖縄へこみ旅』(交通新聞社)でも同様のことをやっていて、ともに、僕も過去に2回聴きに行ったことのある新宿のネイキッドロフトや阿佐ヶ谷のロフトAのような地下活動系? のトークイベントでも同様のお笑い系のネタをかましているが、そのような雰囲気の硬軟の「軟」のほうの、読むというよりは観る本か。
僕も沖縄旅の途中でそういうのを見かけたらだいたい撮るようにしているが、カベルナリアさんの行く頻度は半端ではないので、そのぶん撮った枚数も圧倒的か。

しかもこれ、版元は山梨県北杜市の林檎プロモーションで、(この版元の代名詞的な出版物の)『沖縄・離島情報』という沖縄県内の交通や地図や泊まり場の案内などの細かい情報を1冊にまとめた本を毎年出版しているところで、沖縄旅に多少のこだわりのある人は一度以上はお世話になっているやつか。版元自体はそんなに大きくないと思うが、でも逆に大手の版元ではできそうにない、悪く言えば雑、良く言えば自由すぎる? 編集で、こういう本もアリなのかもしれない。

そういえばカベルナリアさんというと、06年に拙著『沖縄人力紀行』(彩図社)とほぼ同時期に出版された『沖縄自転車!』(東京書籍)が今春、『沖縄の島を自転車でとことん走ってみたサー』(朝日文庫)と改題して文庫化となったが、出版業(とそれに関する催しの出演)が好調でいいなあ。僕のほうは……、とはあまり考えないようにする。

それからもう1冊が、

新書 沖縄読本』(講談社新書)

で、(僕はまだお会いしたことはないが)下川祐治・仲村清司両氏という、近年の沖縄本の出版状況を観ていると頻出する書き手による新書。試しにアマゾンなどのネット書店で彼らの名前で検索すると、沖縄関連の書名がたくさん出てくるから。もちろんカベルナリアさんも。
これは前書きの「はじめに」にもあるように、2002年出版の『沖縄ナンクル読本』(講談社文庫)の続編というか完結編の色合いの内容で、僕もこの本は初めて沖縄県へ行った年に発売された本でもあって、さしずめ沖縄百科事典のような文庫のわりには濃い内容で、拙著の執筆のさいにも参考資料としてもかなり活用させてもらったくらいに信頼の厚い本。

ただ、前書きの「はじめに」にあるように、両氏と沖縄県内の版元のボーダーインク・新城和博氏が火付け役となった「沖縄ブーム」の落とし前をつけるための本、という決定版のような厳かな雰囲気はある。
沖縄戦や基地問題も含めて沖縄の歴史や文化、観光、スポーツ、それにここ数年の本土からの移住ブームに関することなど、様々な事象や諸問題について触れていて、これもやはり現在の沖縄県を知るのに最適な、硬軟の「硬」の本か。
この本は今年始めの発売直後に買ってはいたが、なんだかんだでまだ今週読み始めたばかりなので、この読書によって年内の沖縄県を想うための作業により深みを持たせようと思っている。沖縄県に「癒し」や「楽園」のような甘美な印象を持つことに違和感を抱いている、もしくは表面的な観光業よりさらに突っ込んでもっとこの土地に触れたい人は読むべき本であるね。ぜひご一読を。

ああそういえば、沖縄絡みでほかに最近話題で勢いのある本で、池上永一氏の小説『テンペスト』と『トロイメライ』のシリーズも一応気にはなっているのだが、今はそこまで手を出す余裕はないんだよなあ。でもいつかは読まないと。

でもまあ、今も盛んな海遊びや沖縄料理やリゾート気分もまた悪くはないし(それが沖縄県民の生活に寄与している部分も多いから)、先に挙げた『沖縄バカ一代』のように朗らか? な側面だけを追うのもよいが、拙著でも触れたがやはり過去のことをもっと知るべきだと思うので、毎年6月23日にそれを確認する作業を今後も、沖縄県について小規模ながらも本の出版によって一度でも触れたことによって多少の責務もある僕も続けることにする。

ちなみに今日で発売から丸5年の拙著、今年は今日現在で2冊売れているが、今後も各地での出店の機会を見つけてがしがし販売していく所存。今年はひとまずこの売り上げはすべて今後の被災地の手伝いの資金にまわすことにしている。
まだまだ鋭意発売中。
なお、昨年同日の投稿で触れた「拙著を補完する内容の小冊子を発行」は、まだ構想がまとまっていないのと、今年は被災地を、ということで年内は保留にして、来年以降にまた再考する。

18日(日)の神保町出店は延期

2009-01-17 01:00:45 | 拙著の情報
先日告知した週末の出店に関する続報。

急転直下の展開なのだが、18日(日)に東京都・神保町で「放浪書房」と合同出店する話は、天気は天気予報を観ると良さそうなものの、店主・とみー氏と僕の体力的な問題によってやめにして、延期することになった。
主にとみー氏の腰の状態がよろしくないからなのだが、なんのことかは放浪書房のここ1週間のウェブログを参照のこと。まあお互いに身体が資本のことをやっているわけだから、仕方ないか。

ただ、今週末は様子見ということで取りやめるが、お互いに快復に努めて(僕も最近は座り仕事続きで腰痛気味だったりする)、早ければ再来週の31日(土)以降に出店する可能性も残してあるので、この「放浪書房」と僕という組み合わせに興味のある方はご注意を。

25日(日)の南大沢のフリーマーケットのほうは引き続き出店のつもりで、開催するか否かは23日(金)にはわかると思う。
どちらも売るモノはちゃんと用意できているのだが、今月中に一度は出店できるかな。

今月後半は2週連続で出店するつもり

2009-01-15 23:55:53 | 拙著の情報
今週末と来週末、具体的には東京都内で18日(日)と25日(日)に出店して、拙著『沖縄人力紀行』(彩図社刊)などの旅本を軸にいろいろ販売するつもり。

18日は昨年10月と同様に、(つい先日まで四国で旅本を売り歩いていた)旅する本屋「放浪書房」との合同路上出店で、場所は古書の街・神保町。具体的なゲリラ的出店の場所は当日朝に店主・とみー氏と決める。
25日は先月は雨天中止でできなかったフリーマーケットへの出店で、場所は京王相模原線・南大沢駅南口前、正確には「八王子市立南大沢中郷公園」という名称。フリマのほうの詳細は先月と同様にNPO法人フリーマーケット主催団体協議会のウェブサイトで。

まあお近くにお住まいでお暇な方は、ちょいと覗きに来てくださると幸いであります。ともに雨天中止で、開催するか否かは直前にまた告知する。フリマのほうは2日前だから23日に開催を決断するようだけど。

フリマは置いておいて、まず神保町では拙著以外にまた何を売ろうかと考え中。昨年から売り始めて意外に好評の絵ハガキの販売にももっと力を入れようかね。

ああそうだ、フリマのほうはまたひとり出店だと区画を持て余しそうなので(2m×2m)、当日に無料で間貸しもできますよ。興味のある方は左のカテゴリの「問い合わせ先」からメールにて問い合わせを。
ではよろしくー。

拙著『沖縄人力紀行』の模索舎での取り扱いは終了

2008-10-09 23:55:25 | 拙著の情報
拙著『沖縄人力紀行』(彩図社刊)の販売で発売当初の約2年前からお世話になっていた東京都新宿区の書店「模索舎」での取り扱いが、今日精算しに行ったことで終了した。一昨年に2冊、そして昨年に2冊、の計4冊を納品したが、結局売れたのは1冊のみで残りの3冊は返品となった。

うーむ、この書店は沖縄関連の出版物が多いので結構いけるかもと思ったが、ミニコミや社会問題を扱う自主制作出版物が主体のなかで苦戦した。今後の納品の継続もできずに非常に残念ではあるが、仕方ない。切り替えて、販売はほかの場で挽回してやるー。

なお、この書店、現在流通しているのかいないのか判然としない『野宿野郎』6号の数少ない取り扱い店なのだが、今日17時現在で44冊平積みされていた。おそらく50冊卸して今日までに6冊売れた、という状態か。
「未完成・穴あき版」という問題アリのこの初版、ちゃんと売れるのかなあ。

拙著『沖縄人力紀行』の図書館追加情報(東京都内)

2008-10-08 13:00:48 | 拙著の情報
拙著『沖縄人力紀行』(彩図社刊)の全国の図書館への導入状況確認の続き。

最近発見したところでは、以下の図書館にもある。

東京都
・練馬区立練馬図書館

導入ありがとうございます。
東京都内の全図書館への宣伝はすでに終えているので、今になってというのはおそらくこれは知人か、もしくは5月の不忍ブックストリート・一箱古本市または7月のフリーマーケットで拙著もしくはこのチラシをご覧になった方がリクエストしてくださったのではないかと。

これで拙著が導入された図書館数は計38館となった。まだまだ足りない。今後ももっと宣伝を続けないと。先日、久々に版元に拙著の在庫数を確認したらそんなに減っていない(つまり売れていない)ようなので、ちょっと凹んだから。

が、凹んでばかりもいられないので、今後はフリーマーケットでの手売りを強化していくつもり。12月にも近場で出店を検討中。

拙著『沖縄人力紀行』導入図書館がまた増えていましたよ

2008-07-05 12:00:31 | 拙著の情報
おお、今日で本ブログ開設から2年半が経過。
そこで節目らしい話として、発売から2年ちょい経過した拙著『沖縄人力紀行』(彩図社刊)の図書館への導入状況の調査をしばらくさぼっていたのだが今月から再開してみた。
結果、以下の5館を新たに発見した。


東京都
・大田区立大田図書館

長野県
・川上村文化センター図書館

岐阜県
・瑞穂市図書館

岡山県
・岡山県立図書館

愛媛県
・西条市立西条図書館本館


ありがとうございます。こちらからは特にお礼はできないけど、もちろん嬉しいです。今後とも末永くよろしくお願いします。
で、これらを合わせた導入済みの図書館の一覧は以下。


福島県
・矢祭もったいない図書館

栃木県
・上三川町図書館

埼玉県
・越谷市立図書館南部図書室
・大利根町童謡のふる里図書館

東京都
・豊島区立中央図書館
・杉並区立下井草図書館
・大田区立大田図書館
・西東京市ひばりが丘図書館
・調布市立図書館
・くにたち中央図書館

千葉県
・浦安市立中央図書館

神奈川県
・厚木市立中央図書館

山梨県
・中央市立玉穂図書館

長野県
・川上村文化センター図書館

愛知県
・豊川市中央図書館
・半田市立図書館
・豊田市中央図書館
・江南市立図書館

岐阜県
・瑞穂市図書館

三重県
・大台町立図書館

大阪府
・大阪市立大正図書館
・枚方市立中央図書館

兵庫県
・神戸市立中央図書館

岡山県
・岡山県立図書館

広島県
・広島市佐伯区図書館
・福山市民図書館
・三原市立図書館(アイウェイ図書館)

愛媛県
・西条市立西条図書館本館

大分県
・佐伯市立佐伯図書館
・杵築市立図書館

鹿児島県
・鹿児島県立図書館奄美分館
・喜界町図書館

沖縄県
・沖縄県立図書館本館
・沖縄県立図書館宮古分館
・沖縄県立図書館八重山分館
・那覇市立図書館
・浦添市立図書館
・宜野湾市民図書館本館
・西原町立図書館
・読谷村立図書館
・琉球大学附属図書館
・沖縄国際大学図書館


これで全国の拙著導入済みの図書館は計42館となった。
今回でようやく四国にも初上陸して嬉しいが、あと欲を言えば北海道にも届くといいけどなあ。今秋の札幌でのジュンク堂書店開店におおいに期待したい。

図書館司書の方々、まだまだ導入はいつでも歓迎します。本ブログをご覧の方々による、最寄りの図書館へのリクエストにも期待します。
引き続き、よろしくお願いします。

拙著の存在を1465館に告知したものの

2008-06-10 11:11:18 | 拙著の情報
1465館とは、昨日までに全国47都道府県の公共図書館に拙著『沖縄人力紀行』(彩図社刊)を手紙とメールで告知を済ませた館数。
全国の公共図書館数は2006年の統計では3083館あるそうだが、そのうちの約半数にあたったということになる。しかもその手段の大半が手紙だったので、郵送代を含めて諸経費もかなりの金額になった。もちろん大赤字。でも、独力でやれるだけのことはやっておきたかった。
ちなみに、都道府県立、市区立、町立の図書館を中心にこの活動を行ない、それらに比べると財政的に導入がやや困難な村立や蔵書の好みがはっきり分かれていそうな私立の図書館にはあまり力を入れなかったし、なんらかの理由によって連絡先を明示していない、もしくはここ数年の市町村合併の影響で連絡先が不明瞭な図書館には告知しなかった。あとは大学図書館(主に僕が大学時代に専攻していた地理学に強いところ)にも少々告知した。

だが、こちらから発信しても、図書館での導入の可否を問わず実際に返信が直接来たのは50館にも満たないくらいで(まさに「梨のつぶて」)、やはり個人的に営業している弱小本? には(書店と同様に)冷たいというかほとんど見向きもされないものなんだなあ、と改めて出版業界の厳しい現実を思い知らされる。
大手出版社からの本だとやはり、取次が書店にパターン配本のようにばら撒いてくれる? のと同様に図書館にも半ば自動的にやってくれるものなのかなあ。図書館司書向けの案内も、大手のほうがやはり扱いは大きくてその力も強そうだ。まあそこは、図書館といえども蔵書用の本を購入は税金で行なうわけでそうなると一応は公共施設であっても「商売」なので、この分野でも導入の可否を巡っての弱肉強食ぶりがいくらかあっても仕方ないことか。利用者からのリクエストの人気の多少にもよるか。

しかしそんななか、逆に直接連絡をいただいたり、それに連絡はなかったけれども僕の想いに応じて導入してくださった図書館も少ないながらもたしかにあって(まあ東京都・永田町の国立国会図書館は本を出版すればほぼ漏れなく導入してもらえるが)、それはもちろん嬉しい。頭が上がらない。金銭的に余裕があれば、1館ずつお礼回りをしたいくらい(でも今はそんな余裕はないので、行けなくて申し訳ないです)。

とりあえず、これで4月までの書店営業とともに拙著の営業活動にはひと区切りつけたので、あとは主に本ブログでの情報出しと手売りで、拙著の存在を細く長く伝えていく所存である。

では引き続き、最寄りの図書館へのリクエストも含めて、よろしくです。拙著は左側にブックマークしているインターネット書店でもふつうに買えますよー。

一箱古本市出店への補足

2008-05-01 09:00:58 | 拙著の情報

いよいよ明後日の3日に迫った不忍ブックストリート・第6回一箱古本市の出店だが、まだ準備が6割程度しか済んでおらず、どうしようかとやや焦る。
でも一応、先月27日の初日の出店の様子を覗いて、当日までにどうすればよいかという構想はすでに固まっているが、まだほかに何か付け足すこと、やっておくべきことがあるのではないか、と、旅の準備をするときの焦り方に似ている。まあ自分のお気に入りの本を買い手に渡して旅立たせるような催しだから、そんな同様の感覚になるのかもしれないけど。

で、3日の出店に関する大きな補足としては、先月26日の投稿では出品は計55点(種類)と触れたが、その後5点追加して計60点でいくことにした。ただ、人力ではなく動力(二輪車)の旅本もいくらか含まれていて、「人力」を掲げる完璧主義者としてはやや納得行かない面もあるが、時間もないのでそこは仕方ない。
あとは特に大きな変更点はなく、当日は昨日のように晴れてくれることを祈るしかない(でも西日本のように、この時期の気温30度超えはちょっと厳しいなあ)。
当日は普段からの顔見知りのほかに、インターネット上で知り合った方もちらほら来てくださるかもしれないので、そこも楽しみにしよう。昨年の出店よりは僕の味方? となる来客がいくらか増えるかもしれない。

あと、26日の投稿で店番をお願いしたい、みたいなことも書いたが、もし万が一お願いするにしてもこれは僕が普段からかなり信頼できる方のみにしか頼まないつもりで(その条件もいくつか設けてある)、要は今年も昨年同様にひとりで出店するつもりだからで、まあ結局は切り盛りするのは僕のみとなる。
その最大の理由はやはり、ほかの店を覗きに行くよりも拙著と自分が選択した本が売れる様子を逐一見届けたいから。昨年の出店で、商売する愉しみを知ってしまったからなあ。そういう意味では今年は2日に分けて開催して、初日を覗きに行けたというのは助かった。

今年の一箱古本市は初めて2日間開催にするということで、この開催日を含めた大型連休中に「第6回一箱古本市week in 不忍ブックストリート参加企画」と銘打って、肝心の古本市を含めて計46本の協賛? 企画が実施されている。僕はこれまでにそのうちの、『加藤千晶LIVE』、『久世番子ミニ原画展「原稿にお茶」』、『古本もいいけど新刊もね! 不忍ブックストリートが選んだ30冊』『中里和人プレゼンツ「街を絵はがきにする」』を観に行った。ほかにも連休後半に開催する催しのいくつかに行きたいので(3日の出店のほかにもう1日行くかも)、とにかく今年の連休は“谷根千”漬けである。

先月26日の投稿でも触れたマンガ家の久世番子さんが、29日午後に会場である東京都文京区千駄木2丁目のカフェ「ブーザンゴ」でサイン会を行なっていて、僕もそこで『番線』にサインをもらってきた。僕とほぼ同年代ということもあり、内容は出版関係者という枠を外してもかなり共感できる点が多い。やばい、はまりそう。『番線』と『配達あかずきん 成風堂書店事件メモ1』はすでに持っていて、あとは以前に朝日新聞でも取り上げられた『暴れん坊本屋さん』の3巻セットも近いうちに買うかもしれない。これも少し立ち読みしたら、面白い。
でもそのなかで最も良かったのは、同日夜に千駄木3丁目の古書ほうろうで行なわれた、『加藤千晶LIVE』だったのだが。シンガーソングライターの加藤千晶さんの、NHKやテレビCMなどの仕事の曲はなんとなく聞き覚えはあるのだが、歌手としてのライヴを観るのは初めてだった。プロなので当たり前だが、ピアノ演奏はウマイね。そういえば、加藤千晶ってどこかで聞いたことのある名前のような……。まあいいや。CDはまたの機会に買うことにする。

まあとにかく、3日の一箱古本市2日目に出店しますので、よろしくです。

5月3日、不忍ブックストリート・第6回一箱古本市に出店します

2008-04-26 01:00:58 | 拙著の情報

先日も少し触れたが、昨春もかかわった東京都台東区・文京区の谷中・根津・千駄木界隈、通称“谷根千”の「不忍ブックストリート」の一箱古本市に、昨春に続いて出店することになった。これは毎年春と秋に開催していて、今回が6回目。

この催しの詳細と雰囲気は昨年の本ブログ2007年4月19日~5月1日の投稿や不忍ブックストリートのウェブサイトをご覧いただけるとわかると思うが、まあ簡単に言うと事前に応募した出店者たちがダンボール1箱分の古本を持ち寄って1日のみ古本屋よろしく書物を販売する催しのこと。
で、僕の場合は当然ながら拙著『沖縄人力紀行』(彩図社刊)をその中心に据えている。書店営業がダメなら手売りだー! と今年はこの催しにかなり力を入れていて、拙著を売る気満々。でも、規則で自著はあまり大量に持ち込めないのだけど。あくまで古本を売り買いする場なので。

期日はこれまでは1日に100箱の出店での開催だったが、今回は2日に分けて50箱ずつ別の日に開催するとのことで、初日が明日4月27日(日)で2日目は5月3日(土・祝)で、僕は後者に出店することにした。

屋号は昨春同様に「人力旅人の本箱」で、主に僕の得意な人力移動の旅の本を扱うためにこの名称となった。
場所は不忍通り沿いの「クラフト芳房(ほうぼう)」(住所:東京都文京区根津1-26-5-106)。
最寄り駅は、東京メトロ千代田線千駄木駅・根津駅。先日下見に行ったのだが、このふたつの駅のちょうど中間くらいにあり、一応は大通り沿いなので人通りも結構あり、集客にはさほど困らない、と思う(上の写真参照)。
開催時間は11~16時。しかも雨天決行。というのも、出店場所である「大家」さんは雨風がしのげる場所というふうに事前に決めてあるため、ちょっとの雨が降るくらいであればできる、ということらしい。まあとにかく、当日は昨年同様に好天になるように心底祈ろう。

ほかの出店の状況は、サイトを見れば一発でわかるのでそちらを参照してほしい。ちなみに、僕の知り合いでは「野宿野郎」と「放浪書房」も僕と同じ3日に出店するのだが、ホントはこれらの販売状況も冷やかしついでに覗きに行きたかったのだが、なんと同じ日にかぶせてくるとは、しかも交代要員なしでひとりで出店する身としては覗きに行きたくても行けないではないか、とやや落胆。まあいいや。どなたか、30分程度でもよいので当日の店の切り盛りを手伝っていただけるととても助かるのですが。

ちなみに、不忍ブックストリートのサイトの出店説明で拙店は「旅」に関する書物を扱う、とあるが、すでに用意した書物を見ると基本的にはたしかにそうなのだが、ただ「人力」と「旅」という非日常を重んじる拙店の趣旨からは少々離れた、日常の生活寄りの書物が予想外に多くなった。まあでも、普段の散歩や食べ歩きのような行為も小さな旅と捉えれば旅と言えるはずなので(こじつけだ、なんて言わないでおくれよ)、まあそこはご容赦いただきたい。日帰りで行ける場所も心持ち次第では旅なのだ。

なお、今回は昨年以上におまけというか特典を充実させているので、おおいに期待していただいてかまいません。とりあえず決めていることとしては、拙著または拙著以外で合計1000円以上お買い上げの方には、ほぼ漏れなくあるモノを差し上げる予定。その内容と、今回出品する(拙著を含む)計55種類の書物の全容は当日来てみてのお楽しみということで。まだ準備が終わっていないや、早く仕上げないと。

では当日、心よりお待ちしております。よろしくです。


あと、最近読んだ久世番子の本好きエッセイマンガ『番線-本にまつわるエトセトラ』(新書館刊)の後半でも一箱古本市のことに少々触れているので、こちらも参考に。
ちなみにこのマンガ、出版業界に身を投じている方、特に編集者やミニコミ・同人誌を主宰している方のような、実際に本を作っている方は読んだほうがよいと思う。なかには写植や校正の話もあり、僕もおおいに参考になるし、笑える。面白い。おすすめ。

新潟・秋田・名古屋で書店営業はひとまず打ち切り

2008-04-10 22:00:10 | 拙著の情報
今週は7日から10日まで、青春18きっぷがちょうど4回分残っていたためにそれを利用して普通列車に乗りまくって(※1)ちょこっと遠出することにした。ただ、単純に観光目的の小旅で済ませるのはもったいないので、前々から気になっていた地域の書店に拙著『沖縄人力紀行』(彩図社刊)の営業に行くことにした。

で、特に気になっていたのが普段からよくお世話になっているジュンク堂書店の支店? で、7日に新潟店、8日に秋田店、そして10日に名古屋店に行ってみた。すると、新潟・秋田両店では拙著はすでに新潟に1冊、秋田に2冊入荷していたのよね。売れているのかどうかは微妙だけど。でも実際に手にとることができるようになったのは助かる。
その2店舗はよいのだが問題は今日の名古屋店で、ここは大都市の駅前のわりに店舗面積が比較的狭く(池袋本店の2階層分くらいか?)、そのために棚にも数多くの本がギッチギチに詰まって差してあり(特に沖縄関連本の競争率は激しい)、新たに本を入れる余裕がないから(拙著はやや古い本だから)、という理由で受注を断られてしまった。

この直前に行った名古屋駅前のある書店で、拙著の見本本をパラパラと数秒間めくっただけで「こりゃ、売れねえな」と(なぜかべらんめえ口調で)即答して断ってきた年配の店長のような言い分はこれまでにも何度も聞き慣れていてそんなに落ち込みはしないが、一応は関東・関西の他店舗での売り上げ実績もある頼みの綱のジュンク堂で断られるとは予想外の展開で、これにはかなり凹んだ。

まあこのとき応対した店員さんの、「新刊本が発売されたらまずそれを入れないわけにはいかない」というセリフにもあるように、あくまで過去の本よりも新刊本優先の姿勢を取らざるを得ない書店の、というか大人の事情もわからなくはないが、すでに複数冊棚差しや面出しされている本を調整してなんとかより多くの種類の本を並べられるように努め、同業他店にはない幅広い品揃えを目指す、という前向きな姿勢というか懐の深さがジュンク堂の棚づくりにはある、と前々から思っていてこの書店に好印象を抱いていたため(以前、工藤恭孝社長がテレビ『カンブリア宮殿』でそんなことを言っていたような)、今回の一件は複雑であった。

だったらもっと早く名古屋に営業に来ればよかったなあ、そうすれば1冊は棚に収まっていたかもなあ、と今更ながら後悔する。まあこれは棚の担当者の裁量というか趣味嗜好にもよるから、あまりしつこく深追いはできない難しい問題ですけど。
だから、営業するときは書店の立地環境の差や地域差はほとんど関係ないことがわかってきて、書店は、そして本と顧客のつながりはやはり書店員で保たれていてその人次第なんだなあ、なんてことも徐々にわかってきた。
僕の地元・埼玉県内の書店でも、僕が30年以上埼玉県民をやっているとあえて主張しながら営業してもダメなところはダメだったし。地元民だから本を置いてもらうのに有利なんてことはない。だが、縁もゆかりもない他地域でその逆(置いてもらえること)もある。ホントに人によりけり。

特に東京・大阪と並ぶ大きな商圏である名古屋市内の書店を持ち時間は約5時間と短かったがジュンク堂以外にも今回遅れ馳せながら数店巡り、うーむやはり来るのが遅かったか、あうー、としきりに後悔した。
当然ながらどの書店も新刊および売れ線の作家の本がまずはどどーんと目立つ位置にあり、比較的地味で需要の低い旅行書や紀行本はどうしても端のほうになってしまうのはまあ仕方あるまい。
そんななか今週では売れ線の書名のみ挙げると、『ジーン・ワルツ』『夢をかなえるゾウ』『B型自分の説明書』『ルポ貧困大国アメリカ』『きょうの猫村さん3』あたりが特に目立っていたな。そういうのを行く先々の書店で見るにつけ、拙著のような営業の機会をことごとく逸している本はますます厳しいよなあ、と慣れない営業トークもだんだん低調になってくるのが自分でもわかる。

それと、この時期は1月発表の芥川賞・直木賞受賞作家のほかにも本に関する各賞を受賞した本も賑わい出すし。最近発表された今年の本屋大賞受賞は伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』とか、今年から始まったマンガ大賞受賞は(前々から好調で僕も好きな)石塚真一のマンガ『岳』とか。あ、でも、第39回大宅壮一ノンフィクション賞受賞の、城戸久枝の『あの戦争から遠く離れて』(※2)はどこの書店でもあまり見当たらなかったなあ。これは現在の5刷から即座に増刷しないと間に合わないだろうに。せっかくの販売の好機を逃しそうでもったいない。まあこの動きの鈍さ? は版元(情報センター出版局)の取次との力関係や版元の増刷をかけるさいの営業の予測の甘さにもよるのかもしれないけど(大手の講談社、小学館、文藝春秋、新潮社、角川書店などよりは棚の場所取り合戦では苦戦を強いられることも会社の規模や実績を比較すると明白だしなあ)。

なんていう出版業界のあらゆる事情にも想いを巡らせつつ方々で書店営業を繰り返し、それらの強力本よりも数段弱小の拙著を抱えながら、そんな偉そうに他社の本にツッコミを入れている場合かっ、と自戒しながら営業を続けてきたが、この大都市・名古屋に来て続々と津波のように押し寄せる新刊本の数々を改めて見て、この営業活動もそろそろ潮時かな、と思った。
拙著は発売からもうすぐ2年経つし、それだけ時間が経っているというだけの単純な理由で受注を断られる機会も増えてきたし。いくら内容に自信があってもやはり自分で営業するには限度がある、好機を確実に掴む努力も重要、本を売るのって難しいことなのね、と痛感する今日この頃。

でもそうやって日々落ち込みながらも書店を巡り続けてきてひとつ収穫なのは、自ら営業することによって出版業界のおおまかな流れがより実感でき、まあつまりは書店や販売店と上手く付き合わなければ本は売れない、それ以前に本を作る・売るには人間関係が重要、という当たり前のことなんだけど、これは今後の仕事(校正)にも何か役立つかも、というめどが立ったこと。
実は拙著の出版による代償が思いのほか大きかったことも含めてこの先も厳しいことも多々あるだろうけど、今後も出版業界で生きていこうと腹が据わり、自信が付いた、という表現ではおこがましいので覚悟ができた、という感じ。

大手出版社の新入社員にはたとえ編集希望であってもまずは有無を言わさず営業職を担当させて商売の基本を教える、という方法も今になると合点がいく。まあこれは出版業界に限った話ではないか。
今後どんなカタチにせよ本を出版する、もしくは出版業界に身を投じる方は、一度は営業活動を体験すべきであるね。本がどのように売れていくかの現実を肌身できちんと知っておくべきですな。だから僕は企業に属してはいないけれどもこういった営業活動が経験できて、結局はめでたしめでたし? なのかな。社会人として遠回りしすぎの感もあるけど、まあいいか。
書店営業の総括はここまでにしよう。

これで拙著の自らの書店営業の活動は打ち切り(でもジュンク堂書店の店舗でまだ未踏の広島店と大分店に限ってはそんなに遠くないうちに行くかもしれない)、今後は手売りの機会を見付けてそれに積極的に馳せ参じ、拙著を今後も売れるだけ売るつもり。せっかく出版したんだからねえ、やはり売れるものは売りたいですわ。もちろん増刷も引き続き目指している。一応はインターネット書店にもうっすらと期待してはいる。さらにそれに加えて「放浪書房」のように拙著を携えての行商の旅に出ようかなあ、国内外問わず。

手売りの機会で開期が迫ったところでは、昨春に出店した東京都台東区・文京区の不忍ブックストリートの催し「一箱古本市」に今年も出店することにした。今年は日程を今月27日(日)と5月3日(土・祝)の2日に分けての開催となり、僕は5月3日のほうに出店することに決まった。その詳細はまたあとで。



2008年4月7日、新潟市中央区は古町5番町の「水島新司マンガストリート」。商店街の歩道に新潟出身の水島氏の往年の名作野球マンガ(『あぶさん』、『野球狂の詩』、『ドカベン』)のキャラクターたちの銅像が建っている。
写真右は、現在は東京スーパースターズの不動の一番サード、「花は桜木、男は岩鬼~」の悪球打ちの岩鬼正美。ちなみに左後方にあるのは秘打の殿馬一人の銅像なのだが、バットの握りを見ると左手小指が立ってリズムを取っているような殿馬らしい芸の細かさもある。



2008年4月8日、JR秋田駅構内の東西通路で杉の彫刻の展示会が行なわれていた。これは世界的な催しらしく、日本以外にも各国の彫刻家の作品が並んでいた。ただ、杉は割れやすいからすでにひびが入っているものもあったけど、生きている木は環境、特に温度によってカタチが常に変化するからまあ仕方ない。



2008年4月10日、名古屋市中区錦の大通り沿いになぜか観覧車があったのだが(テレビ塔の近く)、なんでこんな見通しのあまりよろしくない場所に造ったのだろうか? その理由を知っている方がいらっしゃれば、教えていただきたい。


注釈

※1
結局、9日の日中に一時帰宅した以外はほとんど列車に揺られていた感じで、簡単に計算すると7~10日の4日間96時間中約37時間は普通列車に乗っていたことになり、何気にこの4日間の睡眠時間よりも長かったりする。
まあその間は車窓から景色を眺めたり、乗り降りする地元の方を観察したり、本を読んだり、本ブログのネタを考えたり、安眠はできないけど居眠りしたりしてそんなに暇なくすごしたが、短期間にこれだけ列車に乗るとホントに尻と腰が痛くなる。

※2
これまでは、出版社上がりのおじさんがフリーになって自分の突き詰めたいテーマを長年の取材を重ねてその結果をひとつにまとめた本を評価する、という感じの印象が強い大宅賞の受賞作で、僕と同年代でこの分野では若い部類に入り、しかも女性の城戸氏が今回受賞したというのはかなり凄いことだと思う。まあ男女の別は今の時代、関係ないか。
中国残留孤児関連のこれだけ濃密なノンフィクションはなかなかないと思う。僕もこれはきちんと読もうと思っているが分量がかなり多いので(パラパラとおおまかな流れは確認した)、まだしばらく先になりそう。小説は若いがゆえの勢いと才能だけで突っ走れる部分もあるけど、ノンフィクションの場合は才能に加えて取材を重ねてテーマと真摯に向き合う姿勢と根気強さも必要(と僕は思っている)なため、こういう本が書ける同年代のひとがいるのか、うーむ、とまたもや凹む。
ちなみに、城戸氏がこの版元(情報センター出版局)から出版できたというのは、地平線会議でもたまに見かける2005年のヒット本『僕の見た大日本帝国』の西牟田靖氏とのつながりがあったからということや、城戸氏は僕の知り合いの知り合いだということはつい最近ミクシィで知った(実は昨年、ある催しで話しはしなかったがちらっと見かけている)。日記もマメに更新してらっしゃる。

拙著導入の図書館をもうひとつ追加

2008-03-14 19:19:51 | 拙著の情報
今日、拙著『沖縄人力紀行』(彩図社刊)が導入された図書館1館を新たに発見したというか見落としていた。


鹿児島県
・喜界町図書館


報告が遅れてすみませんでした。そして導入ありがとうございます。
奄美大島の約70km東方に浮かぶまだ未踏の喜界島の図書館にも入れていただき、光栄であります。奄美大島とともにそんなに遠くないうちにもちろん行っておきたい島のひとつなのだが(地図や観光情報を調べると、キャンプ適地が結構あるらしい)、ここ数年はやはり沖縄県ばかりに固執してしまって奄美群島はなんだかんだで行けていない。
うーむ、なんとか機会を作って奄美大島とともに早急に行くべし、と画策している。ここより北のトカラ列島とともに、奄美周辺の島巡りにも当然興味・関心はある。

で、ここを合わせて導入済みの図書館は計37館となった。以下のとおり。まだまだ導入、期待します。よろしくお願いします。


福島県
・矢祭もったいない図書館

栃木県
・上三川町図書館

埼玉県
・越谷市立図書館南部図書室
・大利根町童謡のふる里図書館

東京都
・豊島区立中央図書館
・杉並区立下井草図書館
・西東京市ひばりが丘図書館
・調布市立図書館
・くにたち中央図書館

千葉県
・浦安市立中央図書館

神奈川県
・厚木市立中央図書館

山梨県
・中央市立玉穂図書館

愛知県
・豊川市中央図書館
・半田市立図書館
・豊田市中央図書館
・江南市立図書館

三重県
・大台町立図書館

大阪府
・大阪市立大正図書館
・枚方市立中央図書館

兵庫県
・神戸市立中央図書館

広島県
・広島市佐伯区図書館
・福山市民図書館
・三原市立図書館(アイウェイ図書館)

大分県
・佐伯市立佐伯図書館
・杵築市立図書館

鹿児島県
・鹿児島県立図書館奄美分館
・喜界町図書館

沖縄県
・沖縄県立図書館本館
・沖縄県立図書館宮古分館
・沖縄県立図書館八重山分館
・那覇市立図書館
・浦添市立図書館
・宜野湾市民図書館本館
・西原町立図書館
・読谷村立図書館
・琉球大学附属図書館
・沖縄国際大学図書館

拙著導入の図書館増えました(増補版)

2008-03-01 17:00:35 | 拙著の情報
今年に入ってから公私ともにいろいろ忙しくて(特に「私」のほうが。ホントは遊んでばかりいる場合ではないのだが)、拙著『沖縄人力紀行』(彩図社刊)に関する行動がまったくといってよいほど取れずにいるのだが、先週末の確認で新たに拙著を導入していただけた図書館を取り急ぎ挙げておく。


鹿児島県
・鹿児島県立図書館奄美分館

沖縄県
・宜野湾市民図書館本館
・読谷村立図書館


とりあえず以上の3館。もっと詳しく調べればもう少し増えているかもしれない。
鹿児島県は奄美大島だけれども初上陸で、とても喜ばしいことである。まあ(まだ未踏の)奄美に関することも本文で少々書いているのだが。

あと、昨年確認済みなのに一覧に抜け落ちていたのが以下。

山梨県
・中央市立玉穂図書館

申し訳ありませんでした。そして導入ありがとうございます。
以上の4館を加えてこれで、拙著導入済みの図書館は計36館となった。まだまだ図書館ヘの告知は続けていくぞ。移転や改装などでまだ未告知の図書館も結構あるからなあ。
すでに導入済みの図書館を利用している方も、引き続きよろしくお願いします。

念のため、以下にこれまでに導入済みの図書館を挙げておこう。お近くの方はぜひ触りに行ってみてください。


福島県
・矢祭もったいない図書館

栃木県
・上三川町図書館

埼玉県
・越谷市立図書館南部図書室
・大利根町童謡のふる里図書館

東京都
・豊島区立中央図書館
・杉並区立下井草図書館
・西東京市ひばりが丘図書館
・調布市立図書館
・くにたち中央図書館

千葉県
・浦安市立中央図書館

神奈川県
・厚木市立中央図書館

山梨県
・中央市立玉穂図書館

愛知県
・豊川市中央図書館
・半田市立図書館
・豊田市中央図書館
・江南市立図書館

三重県
・大台町立図書館

大阪府
・大阪市立大正図書館
・枚方市立中央図書館

兵庫県
・神戸市立中央図書館

広島県
・広島市佐伯区図書館
・福山市民図書館
・三原市立図書館(アイウェイ図書館)

大分県
・佐伯市立佐伯図書館
・杵築市立図書館

鹿児島県
・鹿児島県立図書館奄美分館

沖縄県
・沖縄県立図書館本館
・沖縄県立図書館宮古分館
・沖縄県立図書館八重山分館
・那覇市立図書館
・浦添市立図書館
・宜野湾市民図書館本館
・西原町立図書館
・読谷村立図書館
・琉球大学附属図書館
・沖縄国際大学図書館

ブックマーク追加しました

2008-02-15 10:00:35 | 拙著の情報
大事なお知らせなので、久々に丁寧口調に戻ります。

先日、拙著『沖縄人力紀行』(彩図社刊)を「アマゾン(amazon.co.jp)」経由で購入してくださった方から、本ブログ左側のブックマークでアマゾンがないのはわかりにくい、という指摘を受けました。
改めて考えるとたしかに、「インターネット書店一括検索」だけではちょっとわかりにくいかな、と思ったので、それでも検索できる「アマゾン」と「楽天ブックス」と「セブンアンドワイ」も追加というか復活させました。一応、いずれの書店でもふつうに購入でき、配送も1週間以内でできる、ものと思われます。

それと併せて、「沖縄教販」も追加しました。ここは(当然ながら)沖縄県産本に強い地元の取次で、昨年3月にこのいくつかの店舗にも直接営業してきました。
ほかにも大手のインターネット書店ではなかなか見られない、とても興味深い沖縄本も結構取り扱っております。こちらも一度覗いてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、ブックマークの上のほうにある、千葉県に本拠? がある「放浪書房」(ブログ名は「旅する本屋な毎日」)でも、拙著を昨年に3部納品したうちの1部が売れたとの報を先月受け、こちらも喜ばしいことであります。まだまだ動きがあるじゃあないですか。良かった。

相変わらずあまり売れていない拙著を引き続き、よろしくお願いします。
ああ、書店営業にも再びがしがし行かなければ。特にまだ未踏の秋田や新潟や名古屋など、気になる地域がありすぎるー。

拙著『沖縄人力紀行』が近々九州にも上陸予定

2007-12-23 11:11:33 | 拙著の情報
先日のコメントでもちょこっと触れたが、8~11日に九州に行った折に、鹿児島県鹿児島市と福岡県博多市の中心部で拙著『沖縄人力紀行』(彩図社)の書店営業を行ない、まずまずの手ごたえを感じることができた。

なかでも、

・ジュンク堂書店鹿児島店
・紀伊國屋書店鹿児島店
・ジュンク堂書店福岡店
・紀伊國屋書店福岡本店

の4店についてはやはり店舗面積も大きいために特に好感触で、この4店だけで(伺ったときの口約束どおりにいけば)計10~12部くらいは出荷できそうな気はする。実際にはその後の版元への発注はどうなっているのかはわからないけど。

まあとにかく、拙著は全国展開のジュンク堂書店と紀伊國屋書店には特にお世話になっていて、今後も時間があれば、というかなんとか作っては、特にまだ未訪問で開拓の余地はありそうな新潟・名古屋・広島にも行ってみたいなあ。あと最後に訪れてから5年も経ってしまっている四国も当然気になるし。しかもジュンク堂書店のほうは先月下旬に秋田駅前にも出店したそうだから、そこも気になる。最近の僕は全国各地の書店の新規出店情報が気になって気になって仕方ない今日この頃だったりする。

先日もホントはもっと時間があれば、小倉・熊本・大分あたりにもぜひ行きたかったのだが、もろもろの事情により行けなかった。そこはやや残念。特に大分県は2か所の図書館に拙著を置かせてもらっているし、大分市にジュンク堂書店もあるし、気になる。来年以降になんとか行けないものか、とまあいろいろ気を揉んでいる。これはまあ、現地に行くための交通費の捻出が最大の問題なのだが。

とりあえず、来月あたりから鹿児島と博多で拙著を見かけたさいは、その地域のことも文中で少々触れていたりもしているので、よろしく。