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思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

IWGPからGLOBAL RINGへ

2019-11-30 23:59:59 | 普段の生活(日常)

数年前から僕のような“埼玉都民”の憩いの場でもある? 池袋駅周辺の再開発が進んでいるが、そのなかでも特に個人的に馴染み深い、池袋西口公園も約1年半の工事が終わり、16日(土)から「GLOBAL RING」として利用できるというか入れるようになった。
この計画を聞いた当初は直近の東京芸術劇場のそばにもうひとつ円形劇場のようなものを造るのか? あの噴水を中心とした、ここが「IWGP(池袋西口ウエストゲートパーク)」と称されてあの小説およびテレビドラマのノリに影響された人々や、泥酔して騒ぐ学生(特に、春先の立教大学の新歓の時期のはっちゃけぶりが印象深い)や、ホームレスをも受け容れていた、多様性があるというかゆるい雰囲気があったあの広場を潰してまで建て替えるべきものなのか? という疑義がずっと渦巻いていたが、実際には「池袋西口野外劇場」としてのような利用はこれまでどおりに不定期で、普段は公園としてふつうに通行できて、トイレは改装されて、おしゃれカフェも新設されたりして、全体的にきれいになって明るくなった印象で、思ったよりも悪くない。

写真は16日の「完成お披露目会」の前日の15日(金)に所用でたまたまここを通りかかったので、一般向けの「竣工」というか「完成」の直前の状況は一度しかないので貴重だなと思ったので、写真を撮っておいた。というか、工事開始前からたまにだがその進捗は撮り続けてきたので、ここ2年ほどの公園の変化の個人的な記録は一応残してある。

ただ今後、劇場のほかに以前のようにテント設営しての物産市のような催しもあるのかどうかはわからないが、文化的には演劇以外の利用もこれまでどおりにあると面白いな、と思いながら、引き続き公園の行く末は見続けていくことになる。

新宿西口へ行くとよく通りかかったスバルビル

2018-07-31 23:59:59 | 普段の生活(日常)

普段、新宿西口へ、まあ主に「ブックファースト新宿店」やエプサイト・リコーイメージングスクエア新宿の写真展へ行くときにだが、地上でも地下でもよく通りかかるスバルビルが来月からの解体のために今月で営業終了という話を先月に耳にしたが、ここ1か月でテナントの閉店が相次いでどんどん空になり、21日(土)深夜で閉鎖されて入れなくなるということで、改めて観に行った。

地下でこのそばを通りかかるときに必ず目にする上の写真の「新宿の目」も、それに伴って解体するのか残すのかという議論のようなものもツイッターで目にしたので、念のため記録写真を撮っておいた。
いつもは在るのが当たり前のものでわざわざ写真を撮ろうという意識はなかったが、いざ解体の話が出ると尊さは増すもので、今月はここを3回通りかかったが僕と同様にこれの記念写真を撮る人を多く見かけた。平日朝・夕の通勤ラッシュの時間帯を外せば、まあまあ撮りやすい。

ビルの真下の地下1階のテナントのひとつ「マクドナルド新宿スバルビル店」もこの日に閉店してしまったが、個人的にここ数年のマックの飲食で最も立ち寄った店舗で(行った回数は地元の店舗よりも多かったかも)、多少の窮屈さはあっても仕切りがあって行き帰りの合間に休憩しやすいひとり座席は好きで、この店がなくなるのも淋しいが仕方ない。たしかに建物自体は老朽化が進んでいたというのは薄々感じていたし……。















今後もここはよく通りかかるので、解体の進捗も気にしてゆくつもり。

今年はもう大丈夫だと思うのだが

2018-01-01 21:00:00 | 普段の生活(日常)

平成30年、謹賀新年。
まずタイトルについて触れると、個人的には昨年が本厄だったもので、それで1月から12月までホントに公私ともによろしくないことが(「家庭の事情」も含めて)毎月漏れなく起こってしまい、命がいくつあっても足りないというほど人命が脅かされたわけではないが(でも地元で自転車移動中に横暴な運転のクルマに轢かれそうになったことはほぼ毎月あり、例年よりも多かった)、これは一歩間違えるとさらにドツボにはまってしまって大損するかも、というできごとも多かった。仕事面も、特に下半期はここ10年で最低レベルというくらい低調だったこともあるし。
そんな運気の悪い1年がようやく終わり、今年はまだ後厄ではあるがさすがに昨年ほど酷くはないだろう、何事も上向きになるだろうと思っている。

しかしいきなり、この年越しも風邪が続いていることもあり、毎年恒例の某年越し野宿は回避し、よく考えると12年ぶりに地元で年越しを迎えた。
それで初日の出は思いっきり寝坊のために見逃し、正午すぎに地元で観た上の写真の太陽を勝手に初日の出としておく。適当に。



ちなみに上の写真を撮ったのは、昨夏にあった柳瀬川の事故の件で触れた「柳瀬川ふれあい橋」で、2か月ほど前から橋は耐震補強の工事中で川には工事関係の大型車を通すための仮設の橋が架かってやや埃っぽくなっている。工事は3月下旬まで続くらしいので、ふれあい橋が工事の影響でやや狭くなっているのはもうしばらく我慢というところ。まあ今後の橋の利用のためにも、工事は必要なことなのでしゃあない。

この橋の工事の光景を観て、自分の身体のメンテナンスにも力を入れたほうがよいのかなあ、ということもつい考えてしまうので、まずは風邪を治してからそのへんのことを、本ブログの昨年に中途半端な更新で止まっているネタを完結させながらじっくり再考したい。

では、今年もよろしく。

今月の衆院選でいつになく悪目立ちの選挙区

2017-10-31 23:59:59 | 普段の生活(日常)

22日(日)に投開票の衆議院議員総選挙(でも台風21号の影響で開票が翌日以降になってしまった離島もあるが)、ウチの選挙区、つまりは埼玉第4区は今回は落選した豊田真由子前議員の影響で全国的に悪目立ちしてしまった。

「このハゲ」やら「違うだろ」やらの音声とクルマを運転していた元秘書への暴行の容疑で6月後半から目立っていた豊田氏の週刊誌報道については、ここまで一切触れてこなかったがもちろん出始めの頃から主にツイッターで注視し続けていて、なぜかその騒動からすぐに入院してそれが長引いている間にもさらに新事実というか「新音声」が出てきたりもして、取り上げられるたびに地元の有権者のひとりとして落胆してきたが、まあ刑事事件扱いのその問題を経ての今回の総選挙には無所属で出馬しても、あの悪目立ちぶりではこうなるよな、と見事に予想通りの落選となった。


今回の総選挙の、無所属の豊田氏のポスター。撮ったのは雨の日になってしまったけど。


今夏の晴れた日に撮っておいた、まだ自民党所属時の豊田氏のポスター。ウチの近所にも貼ってあるところが数か所あるので、自民党の離党が決まったあともそれらはいつ剥がしてくれるのだろうかと常に気になっていた。


東武東上線・志木駅からやや離れたところにある、豊田氏の事務所。落選後に観に行ったが、議員ではなくなった今、ここはまだしばらく残るのだろうか。
ここ、普段からよく通りかかるウチから自転車で15分以内の生活圏なので、今夏以降はここを通りかかるたびに気が滅入ったりもしたが、ようやく? 落選という結果が出たので、今週になって少しは気分は持ち直した。

ちなみに、『文藝春秋』17年10月号もわざわざ買って独占告白のようなものも読んだが(でもこの号は、それよりも服部文祥ルポを読みたかったから買ったのだが)、腑に落ちない点は多い……。立場上は失墜したが逆に知名度は跳ね上がった今後はどうするのだろうか……。一応、僕の地元にかかわる同世代のひとなので今後の動向もゆるく気に留めておく。

松本市街閉店ツアー……

2017-09-15 23:59:59 | 普段の生活(日常)
10日(日)、青春18きっぷの残り分の消化も兼ねて、日帰りで長野県・松本へ行った。
主目的は、駅前にあるこの日で閉店のアリオ松本の最終日の様子をたしかめることで、なんだか普段の松本行きとは違って淋しい訪問となった。


松本駅前ロータリーからもよく見えるアリオ松本、というかそれ以前からイトーヨーカドー松本店のほうが僕としては馴染み深いが、小学生の頃から親戚に連れられて買い物に来たり、1階のバスターミナルから市内観光に出かけたり、そのついでに地下1階の軽食をおごってもらうことも度々あり、思い出は多い慣れ親しんだ場所なので、とにかく淋しい。


イトーヨーカドーからアリオに変わったが、店内の雰囲気は変わらず営業が続いていたのだが。


翌11日以降も7階の飲食店のフロアだけは営業が続くようなので、そこだけは以前のままの雰囲気がまだ残るのかと、ひと安心ではある。


1978年の開業時から振り返る展示。当時から、松本市街では地上7階建ては最も大きな建物ではないかと。


閉店に対する寄せ書き。掲示用の板というかパーテーション? 1枚では足りず、この日までで6枚分くらいあった。


何気に、1階エスカレーター横にあった開業当時からの松本市街の変遷を振り返る「松本の歴史」という写真展示が良かった。これ、博物館とか市民会館とかで常設展示しているのだろうか。


店内全フロアで閉店セールのため、来客はいつもの日曜日よりも多かった。


店内は本来は撮影禁止なのだろうが、最終日なので無礼講でよいでしょう……。撮りながらも、やはり淋しい……。


地下1階の食品売場や土産品売場も同様に閉店セールで、このコロッケもいくつか買った。


この建物の北側に生花店があり、たまに仏花を買ったりもしてここもお世話になった。


アリオ松本からも近いカレー店「たくま」も今夏に閉店したことを、たまたま2週間ほど前にインターネット上で知ったが、それも確認した。こちらも親戚関連のことや登山帰りで松本駅に立ち寄ったさいに好んで行くことが多かった店なので、なんとも……。


「たくま」のあとは「塩之屋」という炭火焼きが売りの食堂が入るようで、窓から準備中の店内を覗くと「たくま」から内装は大きく変わっておらず、味のある民芸家具も処分せずに残っているようだったので、どうやら居抜きで営業らしい。開店したら行ってみたい。


それから、松本駅から徒歩圏内でほかにカレー店といえばもうひとつ、「デリー」も閉店したということも併せて小耳に挟んでいたので、こちらも確認した。


ここは主人の体調不良により、だが、一般的に経営不振、跡継ぎが見つからなかった、自分の代で終わらせたい、など個人営業の店の閉店理由はいろいろあるが、自分の馴染みの店ではこういう事例は少なかったのでショック……。
ここまでで3つの閉店を巡り、結局は極私的な閉店ツアーとなってしまった。



閉店ツアーのついでに続いて徒歩で、21日(木)に開業のイオンモール松本も観に行った。建物は3つに分かれていて、建築前の想像よりも大きかった。


以前から松本というと交通手段はクルマが多いので、郊外型のモールらしく駐車場は広く確保しているが、ここ数年は市内で自転車の交通も見直されて自転車専用レーンや自転車ナビマークの整備も徐々に進んだりもしているので、広めの駐輪場もしっかりあるのは嬉しい。


モールの東側の道路は以前に「カタクラモール」があった頃から渋滞が多かったが、駐車場の入口付近の道路線形を変えて左折レーンを新設したので、多少は(気休め程度には?)渋滞を食い止めることができるのかな、とは思う。
イオンモールの開業による周辺の渋滞の増加が建築前から懸念されているが、たしかに土日祝日はしばらく混乱するだろうが、平日は意外に問題ないような気もする。


このモールから徒歩数分のところに親戚宅があったので(現在もその建物は新たな入居者があって存続している)、小学生の頃からこの場所(カタクラモール)はよく訪れていたが、このモールの正面入口あたりの景観も大きく変わってしまったのはアリオ松本などとは別の淋しさがあるが、松本市内の商業発展の意味では大きく期待している。
個人的には、飲食や普段の買い回りのテナントのほかに、書店と映画館も入るのは近隣住民的には大きな意義があると思っている。


ただ、開業するとモール周辺の小売りの店舗は大きな煽りがありそうだということも予想されるが、南側にある(たしか東京都・神保町の本店からの暖簾分けの)「キッチン南海」にも少なからず影響がありそう。今回は時間がなかったが今度、久々に食べに行くついでにそのへんの事情を訊いてみたい。


松本市街には湧水が多く、このモールのそば(キッチン南海の隣)にも1か所あるが、水質の悪化という懸念もあったが実際に飲んでみるとそんなに悪影響はなさそうでひと安心。


という感じで、今秋はここ数年でも特に目立った変化が見られる松本市街を歩いて確認した。まあ以前から親戚宅へ向かうついでに出歩く、通り慣れた経路ではあるが。
アリオ松本とカレー店の閉店に関する寂寥感は今回までにして、気を取り直してイオンモール松本は今後も松本を訪れるときの大きな楽しみではある。この近所の松本市美術館やあがたの森公園とハシゴするとか、ちょっとした観光場所のひとつという認識で向かうことになるでしょう。

普段は穏やかな柳瀬川

2017-09-09 23:59:59 | 普段の生活(日常)

先月30日(水)午後の関東地方南部の豪雨被害で全国的なニュースになってしまった(1名救助、1名死亡)、地元の柳瀬川の増水、埼玉県防災航空隊のヘリコプターによる救助から1週間が経った6日(水)午後に改めて写真を撮りに行った。
ウチから自転車で10分以内の、幼少期から馴染み深い生活圏なので、いつでも撮りに行けるのだが。
このあたりで40年以上生きてきたが、柳瀬川で増水は夏場にたまに起こるが、ヘリが出動するような大事になってしまったのは今回が初めてのような気がする。

いつまで残るかはわからないが、朝日新聞と(翌31日の紙面掲載記事もある)、埼玉新聞の記事を張っておく。

上の写真中央が、要救助者が掴まっていてホイストによるヘリ救助の対象となった樹だが、最初の報道ではその右側の広場も浸水している様子から各媒体で「中州に取り残された」という報じ方が並んでしまったが、実際には平時はこのように(川の下流に向けてこの写真を撮った)「柳瀬川ふれあい橋(←橋の撮影場所を地理院地図で指すと、ここ)」のそばの右岸はだいたいコンクリートで固められた広場になっていて、そこが完全に浸水するとたしかに、このあたりの土地に馴染みのない人からは中州に見えてしまうのは仕方ない。
昨年同時期の台風9号による大雨のときにもこの広場は浸水したが、今回の報道を観ると雨が比較的長い時間降り続く昨年のほうが水量が多かった印象。今回は短時間で一気に増水してしまった影響で(新座市内で「土砂災害警戒情報」は初めてかも)、釣りに勤しんでいたという2名が取り残されてしまったようで……。ちなみに、このあたりは普段から釣り人はちょいちょい見かけるが、おそらくこの2名も僕も普段たまに見かける常連だと思う。ここの増水で亡くなってしまうとは……。

シン・小学館(仮)

2017-02-28 23:59:59 | 普段の生活(日常)

4年前の解体直前から気にしていた東京都・神保町の小学館の新社屋建て替えが昨年後半に完成したことは聞き知っていたが、最近は神保町へ行く機会が少なく、でもここ1週間で仕事で出かける必要があったので、そのついでにようやく外観を観に行った。建物の周りの道路を一周したりもしながら。

追記は後日。

地元で娯楽の選択肢が増えた、4DX(動く座席)の映画鑑賞

2017-01-31 23:59:59 | 普段の生活(日常)

今月は公私ともに落ち込むできごとが相次いで、まだ今年は1か月しか経っていないのに本厄の悪影響は凄いな、こういうことがあと11か月も続くのだろうか、と痛感している最中だが(実は昨年にセールで予約購入済みのLCC利用の小旅行の予定が今月後半に2回あったが、いろいろあって両方とも取り消した……)、そんななか中旬に地元シネコンで、先月から公開中の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』をようやく観た。

それで、ただ観ただけではなく通常の2D鑑賞でもなく、このシネコンでも先月中旬から4DXが導入されて1か月近く経つのだが、それを早めに試したかった。極私的なその1本目は『ローグ・ワン』が最適かなと思ったもので。

実は先月上旬に映画を観に行ったときに、レイトショー後の深夜に帰宅しようかというところで4DXのスクリーンの改修というか座席を搬入する作業を偶然見かけて、東京湾岸の工業地帯でよく見かけるような大型の(座席を積み込んだ)トレーラーが数台出入りしてそこから荷下ろしして運搬する様子をしばし観察して面白かったのだが、ここ数年は新規のショッピングモールなどの内部にシネコンを併設するさいにこのような動く座席のあるスクリーンが開業時から導入されていることはよくあっても(ウチの近隣でわかりやすい事例は、一昨年に開業した「ららぽーと富士見」の「TOHOシネマズららぽーと富士見」のMX4Dか。このシネコンも昨年は7回出かけた)、作業を眺めながら既存のシネコンでこの座席を導入するために改修するのは全国的にも珍しいのかなあ、と思ったりもした。

4DXやMX4Dのような動く座席は昨年に『ガールズ&パンツァ-劇場版』と『シン・ゴジラ』で体験済みでどんなものかは知っているので、今回で3回目だったが落ち着いて鑑賞できた。料金はふつうの上映よりも割高ではあるが、この座席をウチから自転車で出かけて15分か20分で堪能できるようになった、より身近になったのは歓迎すべきことだと思う。座席は輸入モノらしいが、そうなると言い方は大げさだがこの平成時代にまたもや(極私的な)文明開化の音がしたという感じ。

ちなみに、『ローグ・ワン』は『スター・ウォーズ エピソード4』につながる結末はもちろん知っていても、実質は「エピソード3.5」というよりも「外伝」と言われること以外には予備知識を入れずに観たことによって、ラストはあんな悲劇だとは思わなかったので、むしろ結構楽しめた。全般的にはもちろん最新技術を駆使したSFなのに、チアルートの出番だけは1990年代以前の香港映画を観ているかのようなノリだったりとか(←ここは映画を観た人の感想では『座頭市』だと言う人が多かったようだが、僕はジャッキー・チェンが全盛期の頃の香港映画のように見えて可笑しかった)。

まあとにかく、地元で娯楽の選択肢が増えたのは良いことだ。

更地がどんどん増えてゆく……

2017-01-25 23:59:59 | 普段の生活(日常)

地元の土地の話だが、昨年から近所での古い家屋の取り壊しの件数は徐々に増えている感があり、今週に改めて近所を見回って驚いたのが、写真のように小学校への通学路だった路地に面した建物もなくなって更地になっていたことか。ここも6年間ほぼ毎日見てきた場所なので、家屋がなくなってその先の景色が見渡せるようになったという変化はとても淋しい。しかも更地になってここから建て替え、ではなく、土地が売りに出ていたのがまたなんとも……。
まあ、遺産の整理やらなんやらで土地を手放すしかない状況なのだろう。

しかし、更地が増える一方でもうちょい広めの住宅メーカーが取得したらしき土地(分譲地)では新築の一戸建ても増えており、しかも建てたはよいものの建売のそれの売れ行きが芳しくないところも混在し(その販売価格を50万円か100万円ずつ徐々に値下げしているチラシを随時見ているため、状況の変化は把握している)、このような地元での不動産の新旧の混沌ぶりを見るのはもちろん初めてで、一言で言ってしまうとまさに「動乱」という感じ。

昨年だったか、人口の多い東京都内であっても「少子高齢化」などによってゆくゆくは(近年は都市部の団地でも見られる)「限界集落」を通り越して「消滅」するところがあるかも、みたいな予測の報道もあったが、それは地元でも言えるかもしれない、と更地を見るにつけ考えてしまう。地元もこんなに荒れた土地? に変貌するとは子どもの頃は夢にも思わなかったものだが。
最近は全国的に地理的な観点からも「限界集落」のようなものも含めて自治体の「縮小」や「撤退」という表現で今後の街の在り方を再考する機会が増えつつあるが、僕の地元でも地理教材でなんとなく用語を押さえておく程度の認識だった「少子高齢化」を間近で痛感することになるとは……。

ちなみに写真の更地、鉄道駅から徒歩20分以上だったり、崖地でクルマのすれ違いが辛うじてできるくらいの細い路地の前なので駐車場の空間の確保というかクルマの出し入れがやりにくかったりで、他所からの一見さんが購入するのは難しい物件かもしれない。地元民でも難儀の立地だから。でももし僕が数千万円くらいの資金がある大金持ちであれば、(地元民の地の利を活かして)手を出すかもしれないけど、という妄想をすることもある。

ほかにもここ数か月で自転車で5分以内の範囲で、一戸建ての取り壊しで1か所とアパートの取り壊しで1か所と保育園と幼稚園が1か所ずつなくなってすべて更地の状態(まだ買い手は付かず?)のところもある。今年もさらに増えそう。

頼まれたことはしっかりと

2017-01-03 23:59:59 | 普段の生活(日常)

謹賀新年。

昨年から今年にかけての年越しは、ここ数年は毎年参加してきた「年越し野宿のようなもの」には参加せず、いろいろなことを考えながらひとりでひっそりと野宿したいと思ったので、今回のこの催しは神奈川県内だったのだがそこへは行かず、それでも過去に行ったことのある馴染みの野宿場所のなかから3年前の場所を選択した。

しかし結局は、この近隣にある知人宅へ立ち寄り、珍しく暖房のあるその室内で数人で年越しの瞬間を迎え、そのあとも3時すぎまで知人とアルコール類を嗜んだり喋ったり寛いだりしてからこの野宿場所へ行って、寝袋で寝る態勢に入ったのは5時近くになってしまった。
そのため、初日の出が水平線に近いところから出る瞬間を拝むことなく熟睡して、目が覚めたのは写真のとおりに太陽がかなり昇った9時近くになってしまう寝坊という凡ミスをやらかしてしまった。半径100m以内に誰もいない河川敷の一角で天気は快晴で、まあ気持ちよく寝ることはできたが……。
撤収後に再び知人宅に戻り、夕方まで寛いでいた。物思いにふけったり野宿したりという感覚が薄い結果となったが、満足しているのでまあいいか。

そんななか改めて考えたこととして、今年の抱負以前に昨年から実践しているつもりの今年だけではなく40代の10年間はどう生きるかということでひとつ挙げると、自分から何事かを新たに仕掛けるというか大風呂敷を広げるというか、つまりは能動的に動くよりも、「自分が頼まれたことはしっかりやる」という受動的だが当たり前の姿勢を重視しようと思っている。

これは先月末のネタでも挙げた仕事にも通じることだが、この件も僕の指名で依頼されたことで、そういったカタチの、言ってしまえばお金になる仕事はもちろんのこと、お金にはならない趣味的なことも含めてなんでもかんでも、頼まれたことを着実にこなすという、土台をしっかり踏み固めながらそこからこれまでの経験を活かしてゆくことに専念したい。昨年に話題の「真田丸」が「大坂冬の陣」のあとにあっさり壊されたようなことがないように、しっかりと。

実は昨年は仕事に関することで例えば、今後も役立ちそうな資料になりそうな本を結構買い込んだりもして集めて(その費用の総額は内緒。6桁は超えているけど……)、情報に触れる新たな手段として半年前から電子書籍(honto)を本格的に利用し始めたり、という地固めは進めて、今年もその点をさらに伸ばしたい。つまりは「頼まれたこと」にしっかり対応するための環境整備のようなものだが。それで昨年はそのように物質的なことが主体だったが、今年は空間的なことを見直したい。

ということで、今後しばらくは言い換えると基本的には僕が直接的に頼まれた・依頼されたことしかやらない(対応しない)、という周りからはやや冷たくも見られそうな姿勢だが、どうせ自分にできることには限りがあるので、スポーツで言うところの攻撃よりも守備に注力したい。
最近のプロサッカーでは前線(FW)からの守備で攻撃に厚みが増す、みたいな「超攻撃的」な戦術もあるが、対戦相手からの攻撃を幾度も凌ぎきったところからカウンター攻撃、みたいな守備がしっかりしていることが前提の戦術のほうが僕は元々好みだということもあるので。現在の浦和レッズおよび日本代表の正GKである西川周作のような安定感および信頼感を周りから期待されることを目指したい。

では今年もよろしく。

SMAPが……

2016-12-27 23:59:59 | 普段の生活(日常)

昨夜のテレビ『SMAP×SMAP』の最終回は主に録画で観たが、これも20年前の放送開始時からだいたい観てきた、というかこの前身の深夜番組も観てきたいち視聴者としては、やはりこの期の解散による区切りはとても淋しい。
ツイッターだかどこかの媒体で、SMAP解散は当たり前のものがなくなってしまう、インフラ(社会基盤)を失うようなものだという言い分も見かけたが同感で、元々ファンではないという人も今回は何か一言でも触れておきたい、みたいな空気があることは普段の生活にそれだけ浸透していたという証拠で、今回改めてそれを実感した。

しかも、番組のエンドロールで流した曲は、『BEST FRIEND』や『世界に一つだけの花』や『ありがとう』を選択しそうなところをデビュー曲『Can't Stop‼ -LOVING-』だったのが、“スマスマ”以前に『夢がMORIMORI』以前に『桜っ子クラブ』の西武園遊園地プール時代から観ている者としては泣ける。そういえば先週発売のファン投票ベストアルバム『SMAP 25 YEARS』も買ったが、この歌詞を改めて見直すとさらに泣ける。

とりあえず来年の年明けは、各メンバーがソロ活動で出演のテレビ・ラジオのレギュラー番組は「SMAP」とか「sma」とか「すま」とか入っている番組名を変更してほぼ存続するようなので(厳密には木村くん以外の4人の番組の番組名は変更、らしいが)、最近ちょっと離れているスマスマ以外のレギュラー番組も来月分は特に注視しようかと。

で、上のスクリーンショットは今日のもので、昨年から触れているゲーム『デレステ』で、またもや中居くんがいじられている、もとい逆に積極的にかかわり続けているが、このスマスマ終了の時期に新作CMを放り込んできた。これはもうどう考えても、事務所への当てつけというか対抗意識にしか見えないタイミングだと思うのだが……。
ああそういえば『デレステ』は9月にも触れたが、わかる人にはスクショの「ルーム」左上のポスター掲示でわかるが、SSRのキャラクターは少し増えた。まだまだ「“中居くん”さん」のような「伝説のアイドル」には程遠いけれども。
CMはなんだかんだでもう4作目で、楽曲は『BEYOND THE STARLIGHT』と『Snow Wings』の2曲で。さらには来月中旬までの期間限定だが「ルーム」にたまに出現するさいはボイスが実装された(ほぼ棒読みだけど)。まあこの年末年始は解散の件は頭の片隅に置いておいてあまりしんみりすることなく、ゲーム内のこの進化ぶりとメンバーが出演の年末年始特番を楽しみたい。

地元の国道沿いの東京電力施設の火災現場は

2016-10-13 23:59:59 | 普段の生活(日常)
今週、僕の地元の新座市というと12日(水)午後の東京電力の施設の火災とそれに伴う東京都心などの広域の停電が大きなニュースになってしまったが、地元の小さな送電施設の綻びが一時的にではあっても霞が関の官公庁にも停電というカタチで悪影響が及ぶという事実を改めて知り、驚いた。
ウチから自転車で20分前後の、国道254号沿いのこの施設は、普段は誰にも見向きもされない古びた佇まいなので、報道機関が押し寄せて一時的にだがこんなに話題になってしまうのはヘンな気分である。

で、火災のあったその時間は東京都内へ出かけていて事故? の経緯がよくわからなかったので(ただ、停電のせいで西武池袋線がしばらく運転見合わせだったことは知っていた。が、その原因が地元の施設にあったとはすぐには結びつかなかった)、今朝に様子を見に行ってみた。その結果が以下の5枚で。











片側だけだが、国道の上り車線が平日のラッシュ時にこんなに見通しが良くなってしまったのはとても珍しい。
まあ1日近く経っているので近隣も落ち着きを取り戻した様子だったが、たしかに国道を通過中に黒煙が上がっていると火災のほかに事件性をも疑いたくなるのもまあわかる。ツイッター経由でよく覗く毎日新聞の写真主体の記事の遠目からの写真を観ると余計に物騒に見えてしまうなあ。

東京電力パワーグリッドのサイトの「お知らせ 2016年」で今回の火災に関する資料等が公開されているが、報道にもあるとおりに敷設から35年ほど経っていて老朽化しているというのは初めて知った。なんだかこれは、昭和時代に造られた団地などの大きな集合住宅の経年劣化による配水管の漏水の問題と構図が似ているような、と思ったりもした。

ケーブルの劣化は今後、他地域でも同時多発的に起こりそうな事案なので、施設の改善を期待したい。


※15日(土)の追記

好天だった今日の昼前にも現場を再訪した。以下に5枚。
国道の上り車線の規制は解除され、車道の交通量もほぼ元通りになった。が、しばらくは夜間は片側2車線の片方を規制して地下の作業を進めるらしい。











フェンス際まで近付けるようになると、煤けた臭いがまだ残っていた。でもまあ、黒煙が上がったここの周りの店舗と住宅には被害はなかったようでなにより。

3連休は3日すべて外出

2016-09-20 23:59:59 | 普段の生活(日常)
今年はふつうに世間と同様に休んだ感のある今月の3連休は(←そういえば、「シルバーウィーク」という呼称は今年はあまり聞かなくなったね)、3日間それぞれ別の場所に日帰りで出かけていた。という結果を写真付きで。



まず17日(土)は、交通量調査のアルバイトで山梨県のこのあたりに行っていた。休みと言っておきながらこの日だけ働いていたが、でも実働時間は少なくてむしろここを往復する移動時間と現地の待機時間を足したほうが長かったくらいで、ほぼ観光のようなものだった。もちろん、やるべきことはしっかりやりましたわ。
それで実は、僕の得意なこのバイトは約1年ぶりで、というかバイト自体がそのくらい久々だったのだが、この間はバイトに頼らずに本業である「仕事」とそれに準ずる「仕事のようなもの」だけを繋いで1年間過ごすことができたが、基本的に10代の頃からバイトが必須の僕としてはとても珍しいことで。まあ来年からは(どことは明言できないが、ここ数年でお世話になってきたある仕事先が低調だったりもするせいで)またバイト三昧に戻りそうですけど。


18日(日)は、1年以上ぶりに秩父へ行った。主目的は「ちちぶ映画祭2016」で、そのなかでもこの日の『太陽』を今春の期間限定公開時に観逃していたので、どうしても観たかった。しかも無料ですし。それにやはり、主に埼玉県内(ほぼ秩父)で撮影されたこの作品を地元で観るというのも乙であった。ただ、ストーリーは僕はSFものが苦手なせいで一度だけでは消化しきれなかったなあ(映画.comの紹介記事を再読して、やっと少し理解できた感じ)。でも舞台演劇のような間のある演出は案外良かった。
そういえばこの主演の神木隆之介というと今年の出演作では、先月下旬から劇場公開規模は段違いで大大大ヒット中の『君の名は。』での媒体露出が特に目立つが(そして僕はその大半をチェックしているし、先月の全国公開から5日目に観たが)、演技面ではそれよりも、というか子役の頃からテレビドラマも映画もちょいちょい観てきたなかでも役者としてきちんと成長しているというかしっかり更新されていることがこの作品でよくわかった。ヒロイン枠? の門脇麦はまあまあ(←『まれ』も含めてここ1年のドラマ出演のほうが良かったかも)。
この映画祭の鑑賞券配布は先着順でどのくらいの行列になるか、などの会場の客入りも含めた全体像もしっかり把握できたので、来年以降も機会があればより計画的に再訪したい。


映画鑑賞だけではなんなので、しかし雨天だったので観光で方々を歩き回るのも億劫で(昨年からやろうやろうと思い続けていた『心が叫びたがってるんだ。』の聖地巡礼は今回も断念)、映画鑑賞前の腹ごしらえとして10年以上前から気になっていた、西武秩父駅からも徒歩圏内のそば店「こいけ」へ初めて行った。
というのも先日、今月末に閉店するという話を遅まきながら知り、実は以前からここのメニューは単価が高いのは知っていたので敬遠してきたが、閉店するとなるといよいよ食べに行くしかないか、という気になった。写真の「野菜天せいろ」も1750円だったが(僕はそばに1500円以上も出費したのは初めて)、量は正直少ないものの価格相応の手間がかかっているのがわかる味だった。


そういえば、のひとネタだが、秩父への往路の西武秩父線の芦ヶ久保駅の手前の正丸トンネルで、主に特急列車との上下線交換のために普通列車がトンネル内の信号場で一時停止することはよくあるが(←『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のテレビシリーズでもこの描写がある)、今回たまたま座った座席でこの信号場の駅名標のような案内板? があるのを、この路線を小学生の頃から数十回は利用してきたなかで今回初めて観た。あるという噂は聞いていたが、実際に車窓の隣に現れるとびっくりした。まあこれで今後はそんなに驚かなくて済むだろう。


19日(月・祝)、またもや雨天だったが、西武プリンスドームへ3か月ぶりに行き、埼玉西武対東北楽天を観戦。入団前から注目し続けている森友哉が先発でマスクを被っているのは初めて観た。まあ今季は優勝どころか実質はAクラス入りも逃した公式戦の終盤で、来季を見据えて経験を積ませるためなのだろうけど……。来季は監督が替わることが確定しているが、これまではライトの守備や指名打者としての出場ばかりだった森は来季も新監督のもとで本職の捕手としてマスクを被る機会は増えるのだろうか……。


この試合でもうひとつ楽しみだったのは、先発がルーキーの多和田真三郎で、勝ち投手になったのを観ることができて良かった。今後もエースナンバーを背負っているなりの活躍を期待したい。
それからもうひとつ収穫だったのが、1塁の守備に山川穂高が入り、今季の成績を見ると1軍での出場機会が増えて、こうなると来季も、ほぼ同じ体格の(今季も3塁の守備よりは指名打者での出場が多く、この日は3塁だった写真奥の)中村剛也ばりに活躍してくれると嬉しい。打撃でもよく飛ばすし。
しかも、多和田の登板する試合に山川も揃って出場となると、写真のように内野の守備時の投手-1塁間に「沖縄県出身ライン」が形成される、という(これまでの埼玉西武のチームカラーにはなかった)新たな愉しみも増えた。


今回は1塁側の内野指定席Aで観た(当日購入ではここしか残っていなかったくらいに、雨なのに客入りは意外に多かった)。1人で行くとべつに連番席は要らないので、そうなるといきなり前から3列目の結構良い位置のぽっかり空いた座席に入れて、ズームで上のような近い写真を撮れたりすることもある。
それで、普段は内野指定席Aなんて高価で入れないのだが、実は今年からウチの地元も球団との「フレンドリーシティ」の協定を結んだことにより(新座市の公式サイトにも詳報あり)、無料の招待券をもらえるようになった。まあそれに頼らなくても年2、3回は特定の試合日に地域限定割引も実施しているのでその日を狙えば安く行けるが、この招待券は公式戦のホーム開催すべての試合に適用で平日は内野指定席B、土日祝・特定日は内野指定席Cの入場券に交換でき、しかも追加料金を払えば空いているもっと上位の座席にアップグレードも可能というスバラシイものである。
ということでこの日は、アップグレードのために2000円を支払って内野指定席Aに入ったということ。
招待券はウチの家庭に4枚あったが確認すると誰も使わないので、僕がすべて消費することに。6月から8月はなんだかんだで行けなかったせいで余っているので、来週のホーム最終戦も観に行くつもり。
「フレンドリーシティ」については今後は、シーズン後のファン感謝デー以外にも巡回型の野球教室のような選手と野球少年少女が(←近年は女子野球も盛んなので)直接触れ合うことのできる機会がさらに増えるとよいと思う。


という感じの、久々に連休らしい3日間だった。

地元でも久々の増水

2016-08-25 23:59:59 | 普段の生活(日常)
22日(月)、連日のリオ五輪テレビ観戦がこの朝(日本時間)の閉会式で終わり、ようやく寝不足を解消できそうだなあと一息ついているところに久々に上陸した台風9号、ウチの近所でも特に午前中は数年ぶりに大雨が一過性のゲリラ豪雨よりも長く降り続き、近くの柳瀬川の増水ぶりも気になった。
二度寝する間もなく台風情報をチェックしながらも、「リオ五輪ロス」で腑抜けになっている最中の14時台に、携帯できる電話に緊急通報メールが入り、めったに来ないこれが届くということは地元でも予想よりも深刻な事態なのか、と一気に目が覚めて身構えた。地元で「土砂災害避難準備情報」と「避難準備情報」と「避難勧告」が出ることなんてめったにないから。ちなみに前回の緊急通報メールは、昨年5月の緊急地震速報で。

それで、そんなに酷い事態なのかと近所の様子が気になり、おまけにこの大雨のせいで1つだけ「不要不急」ではない用事も発生したので、結局は16時前後に自転車で近所を見回りに行った。その結果というか備忘録的な写真が以下の5枚。



柳瀬川で、母校の中学校の前の土手。やはりここまで水量が増えるのは珍しい。報道で一般的によく言われる「川へ近づいてはいけません」は、これまでにこのような大雨を経験していればどのくらいの増水になるかはだいたい予想がつくので(もしもの場合の避難経路も把握しているし)、こういう写真を撮っていると怒られそうだが、まあいいじゃあないか。川を見に来ている人は10人くらい見かけた。強風下で傘を差しながら歩く高校生くらいの若者もいたが、どうせ壊れた傘のゴミが増えるだけ……。


左側の浸水部分は普段は広場になっているところで、ここもすべて浸かっているのも何年ぶりだろう。土手にきれいに横線が付いている増水の跡を見るとそのピークはすぎてから少し経っていることがわかるが、上流ではやや氾濫した箇所もあったらしいが、ここはあと2、3mくらいの増水でも大丈夫だった。


東武東上線・柳瀬川駅付近。ピークはすぎたといってもまだ被っていた帽子(キャップ)が飛ばされるくらいの強風もあったので、風に抗いながら写真を撮っていると蝉が避難してきたりもする。しかもこれはよく見るとやや青くて小さいから若いやつなのか。たまたま生まれ育った時期にこの台風に当たってしまうとは不運だなあと多少の同情もあったので、このあと、風を避けられる場所まで移動してやるかと動いているうちに飛んでいった。


柳瀬川駅付近のアンダーパスの冠水で通行止めの箇所。写真右奥の、たまに行くドラッグストアが床上浸水したというのはツイッターで知っていたが、この店が浸水するのも今回が初めてではないだろうが珍しい。それで、ここを通りかかったときに偶然、通行止めの看板を立てていたところを強引に突破する軽乗用車があり、水かきで復旧作業中の地元の人? がそのクルマを制止したところに運転者の爺の怒声が聞こえて、結局は口論になっていた。この右側から、距離にすると数百mだが踏切を渡って迂回もできるので、このようなわがままで短絡的な運転者が地元にいるのは恥ずかしい。


帰宅途中、これまた普段よく通りかかる道路に他所者ナンバーの乗用車が逆向きに停まっていた、というか誰も乗っていなかったので乗り捨てられた状態で邪魔だった。まあ大雨による浸水でエンジンまわりがやられてしまってJAFに依頼している最中なのかもしれないが、川から離れているところでのこういう乗り捨てられ方も珍しい。


というふうに、近所でも「被害」というほどではないがいつになく珍しい光景が多かった。
ちなみに、僕が近所を見回る前に柳瀬川に関するNAVERまとめも作られたりもした。

雨あがりのこの夜に写真を撮ったところを再訪すると、4枚目の冠水箇所は解消されてはいたが路面の泥のぬかるみが酷かった。それで5枚目のクルマはなくなっていたので、JAFか誰かに救われたのだろう。
台風によって自宅の周辺にもどこからか流れ着いたゴミが増えたが、まあこれは台風襲来では毎度のことなので仕方ない。それよりも今回の台風は北海道東部の被害が特に大きいようなので、その地域の今後の復旧ぶりを注視したい。

ダイエー志木店の跡地はマンションに(仮)

2016-07-31 23:59:59 | 普段の生活(日常)

ちょうど3年前にダイエー志木店の閉店について触れたが、その後もコメントをいただくことがあるのだが、後日談のようなものを。
今朝、改めて跡地へ行くと、一昨年から進んでいた大規模なマンション工事がそろそろ最終段階のようで、一部ではもう入居も始まっているらしい、ということは確認した、という報告。

追記は後日。


ちなみに、僕も22日(金)の配信開始日に早速インストールして、地理教育の観点で注視しながらそこそこ楽しんでいる社会現象の最中の『Pokémon GO』のAR画面で件のマンション(左側)を観ると、こんな感じ。



この付近にも「ポケストップ」がいくつかあるので、マンション周辺を散歩するだけでもそこそこ楽しめるのかも。