思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

師走に後輩の結婚

2015-12-31 23:59:59 | 他人の旅話

20日(日)午後、大学時代のワンゲルの後輩が結婚したので、その披露パーティーへ行った。
大学時代の先輩後輩の結婚は数年前でほぼ落ち着いたのだが、ここにきてまた1人。

それで、今回の場合はこれまでと様相がちょいと異なり、まあ新郎は09年5月の報告会でも取り上げたタムラアキオなのだが、彼の場合は大学の関係者とともに野宿関係のつながりもあり、それに地平線会議のつながりとか、ほかにも釣り関連や勤め人時代の同僚など、大学のみならず複数の団体というかゆるい集まりの関係者が東京都内での1次会に集結し、90名以上の出席で賑わった。
登山よりも「旅」に限って考えると、世界じゅうを旅したバックパッカーや冒険野郎、それになぜか植村直己冒険賞受賞者が2人来ていたりとか、思ったよりも豪華メンバーになっていて客観的に観るとびっくりぽんの集まりであった。

ちなみに新婦のほうは地平線会議と野宿の絡みで、実は2年ほど前の新郎新婦が知り合った場に僕も居合わせていたので、ふたりともまあそれなりに旅人としての側面は知っている。ただ、当時からこっそり付き合っていたのは知らなかったので、10月にふたりが結婚するという連絡をもらったときは驚いた。しかも、その前から少し聞いていたが2年ほど前に会社勤めを辞めてアルバイト生活に入っていたアキオはただバイトをしてそれに流されていたわけではなく研修を経て来年から千葉県は房総半島で農業を始めるそうで(特に育てるのにこだわりたい野菜があるわけではなく、多品種を扱うとか)、意外に計画性があるのだなあ、という点も驚いた。
元々釣り好きだったのは知っていたのでそこからなぜ農業? とも思ったが、よく考えると自然に触れるという意味では海も川も丘も山も地続きのことなので、彼としては一貫性があるということなのか。まあ頑張っておくれよ。
仕事が軌道に乗ったら、冷やかしに行こうと思う。まあ、なんなら日帰りでも行ける距離ですし。

そういえば、こんなきっかけではあるが大学時代の先輩後輩と呑みに行くことも久々で、1次会で数年ぶりに会った後輩もいたりもしたが、アキオも含めてあれから20年近く経っても2次会と3次会を経て終電近くまで当時と同じノリでバカ話ができるものなのだなあ、とおめでたい祝い酒とともに楽しい夜だった。

また、これは蛇足だがせっかくなので挙げておくと、アキオは東京都清瀬市出身なのだが(僕の地元の隣市)、芸能界の有名どころでは清瀬出身の堀北真希と釈由美子も今年に結婚したが、それに続いて清瀬の星? のアキオも結婚と、なぜか今年に三者が揃ってしまった偶然が近隣住民としては可笑しかったりする。いやまあ、とてもおめでたいことではあるのだが。まあそんなこともあったが、いずれの家庭も末永くお幸せに。

写真は野宿系某美術家によるウェルカムボードで、今後はまさにこの未来予想図のような雰囲気で房総半島を開拓してゆくのだろう。僕の交友関係で農業に従事している人もいないので、来年から新たに近しい者を介しての情報が加わるのも楽しみである。

今月の最も善い話で締めて、ではまた来年。


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