日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

菜の花

2022-03-12 07:00:00 | 植物

ウォーキング途中にある畑で「菜の花」を見つけた。

一面に黄色い花を咲かせる菜の花、もう少しすると近くの川沿いで開花した桜とのコラボレーションが見られると思うとウキウキとしてくる。

 

 

千葉県の県花はずっと「菜の花」だと思っていた。

そう思わされていたし、菜の花に関連づけられたものもたくさんあったから。

道路に「菜の花ロード」と名前が付けられていたり、菜の花の観光名所も多かったり、お土産のお菓子にも「菜の花○○」とかいうものもたくさんあった。

極めつけは県民向けのラジオ体操のような「菜の花体操」もあった。

ところがこの県花とされている「菜の花」は一般から公募したもので、正式には決められていなかったのだとか。

ちょっとびっくり!

まぁ、正式じゃないのかもしれないけど「菜の花」は以前からずっと県民に広く親しまれているので良しとしよう。

 

 

ところで、千葉県の「菜の花」の種類は何なのだろう?

一口に菜の花(ナノハナ)といっても色々あり、アブラナ科アブラナ属に属する花がすべて菜の花と言われていて、その数は30種類くらいあるらしい。

それじゃ、どのようなものがそれに入っているのかと思い調べてみた。

そうしたらアブラナ、カラシナ、タカナ、カブ、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、コマツナなどよく知っている野菜がほとんどで、葉や茎を食用としているものなのだとか。

多分その中で、千葉県の「菜の花」はアブラナに違いないと思う。

アブラナは日本名が「菜種(ナタネ)」で、種子から油を採ることと、蕾を食用にすることで知られている。

葉っぱがやわらかくて表面にシワがあるのが特徴になっている。

 

これは「アブラナ」とは違うけれど、やっぱり菜の花。

花や葉の形が明らかに違っているが種類が特定できない。

 

 

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ヒナソウ

2022-03-06 07:00:00 | 植物

公園の片隅に「ヒナソウ」が咲いていた。

小さな株だったので花も少なかった。

これがもっと大きな株になり、花が密集して咲くようになると見事になるんでしょうね。

 

 

「ヒナソウ」は名前の通り可憐な花で、よほど大きな株でないと他の植物の陰に隠れてしまって、見過ごしてしまうくらい。

でも、意外と丈夫な花で、グランドカバーにも使えるようになるくらい増えて大きくなり、横に広がっていく。

ブルーの小さな花とそれよりも更に小さい濃い緑の葉っぱがかわいい。

 


 

学名:Houstonia caerulea

別名:トキワナズナ

科名・属名:アカネ科 ヒナソウ属

原産地:北アメリカ

 


 

以前に山野草のお店で「ヒナソウ」が売っていた。

青と白の花があった。

園芸品店ではあまり見かけないので、山野草扱いなのかな?

この花の別名でちょっとややこしいことがある。

別名の「トキワナズナ」にはもう一つ、アブラナ科の「イベリス・センペルヴィレンス」がある。

 

[イベリス]

 

どっちが先か後かは分からないけど、全く別の花なのにどうして同じ名前をつけるんでしょうね?

 

イベリスに関しては以前に取り上げたことがある-----イベリス

 

 

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フキノトウ(蕗の董)

2022-03-02 07:00:00 | 植物

現在住んでいる場所は都市部から少し離れた新興住宅地、だから周りには畑もあるし、大きな農家の家もある。

その農家の敷地の中で見つけたのが「フキノトウ」

今までのウォーキング中に、この場所にはたくさん蕗があったのを見ていた。

だから春先には「フキノトウ」が出ているんじゃないのかと思い、行ってみた。

思った通り、梅やミカンの木の下にポチポチと芽を出していた。

芽が出たばかりのものから、開いているものまで様々だった。

「フキノトウ」は蕗の根茎から生え出る花茎のこと。

春になると一番先に思い浮かべる山菜。

食べると苦みと甘み、そして青臭さもある大人の味。

東北地方では「ばんけ」とか「ばっけ」などと呼ばれていて、この時期に行った時には必ず「ばっけ味噌」を買ってくる。

 

 

いよいよ春が近づいているんだなぁ、と・・・

 

 

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