ウォーキング途中にある畑で「菜の花」を見つけた。
一面に黄色い花を咲かせる菜の花、もう少しすると近くの川沿いで開花した桜とのコラボレーションが見られると思うとウキウキとしてくる。
千葉県の県花はずっと「菜の花」だと思っていた。
そう思わされていたし、菜の花に関連づけられたものもたくさんあったから。
道路に「菜の花ロード」と名前が付けられていたり、菜の花の観光名所も多かったり、お土産のお菓子にも「菜の花○○」とかいうものもたくさんあった。
極めつけは県民向けのラジオ体操のような「菜の花体操」もあった。
ところがこの県花とされている「菜の花」は一般から公募したもので、正式には決められていなかったのだとか。
ちょっとびっくり!
まぁ、正式じゃないのかもしれないけど「菜の花」は以前からずっと県民に広く親しまれているので良しとしよう。
ところで、千葉県の「菜の花」の種類は何なのだろう?
一口に菜の花(ナノハナ)といっても色々あり、アブラナ科アブラナ属に属する花がすべて菜の花と言われていて、その数は30種類くらいあるらしい。
それじゃ、どのようなものがそれに入っているのかと思い調べてみた。
そうしたらアブラナ、カラシナ、タカナ、カブ、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、コマツナなどよく知っている野菜がほとんどで、葉や茎を食用としているものなのだとか。
多分その中で、千葉県の「菜の花」はアブラナに違いないと思う。
アブラナは日本名が「菜種(ナタネ)」で、種子から油を採ることと、蕾を食用にすることで知られている。
葉っぱがやわらかくて表面にシワがあるのが特徴になっている。
これは「アブラナ」とは違うけれど、やっぱり菜の花。
花や葉の形が明らかに違っているが種類が特定できない。