今日の散歩中に見つけた花---ヤセウツボ
一面、アカツメクサの草地で数本見つけた。
「ヤセウツボ」という花。
ちょっと変わった形の花で、主にマメ科やキク科の植物に寄生して、寄生する植物によって大きさが違ってくるらしい。
アカツメクサだと大きくなるようなので、目についたのかも。
[ヤセウツボ]
学名:Orobanche minor
英名:hellroot,common broomrape
和名:痩靫
科名・属名:ハマウツボ科 ハマウツボ属
原産地:地中海沿岸
ヤセウツボというの名前の由来は、
① 同じ属のハマウツボよりも見た目が細いから
② 花の形が矢を入れる靭(うつぼ)に似ているため
と二つの説がある。
初めて確認されたのは千葉県で、輸入された牧草についていたらしい。
寄生している根で養分を吸収して、農作物に被害を与えるので、現在日本では要注意外来生物に指定されている。
見つけたらすぐに抜いたほうが良いとか。