大きな鉢いっぱいに広がっている、「サザンクロス」の木(花)を見つけました。
星のような可愛い花がたくさん咲いていました。
小さいながら可愛いピンク花で、花の中心がドーム型になっている特徴のある形になっています。
サザンクロスとは流通名で、この花はオーストラリア原産、そして星のような形をしているから「南十字星(サザンクロス)」となったようです。
正式な名前は「クロウエア」で、イギリスの植物収集家のジェームズ・クロウ(James Crowe)氏に因んだ名前なのだそうです。
でも「クロウエア」などとはあまり言わないですね。
それよりも流通名のサザンクロスの方が有名だし、覚えやすいですものね。
この花にはいくつかの種類があり、主にエクサラータ種とサリグナ種、そしてその2種類の交配種が主に出回っているようです。
そして、それぞれの違いは葉の幅で分かるとのことでした。
エクサラータは細長い葉、サリグナはそれよりも大きな葉で、平たくて先端が尖り、基の部分が広くなった形になっています。
だから、今回見つけたサザンクロスはサリグナ種かもしれませんね。
この花は、初夏から秋までと花期が長いし、次から次へとたくさんの花を咲かせてくれるのが魅力的ですね。
学名:Crowea
英名:Crowea、Waxflower
別名:クロスウエア
科名・属名:ミカン科 クロウエア属
原産地:オーストラリア