Waraの『True Rise』

備忘録 ”鮎の友釣り”と”Flyfishing”と、時々、”映画”

稲刈り中止!で犀川へ

2015年09月12日 21時38分54秒 | 鮎釣り




本日はじゃーまの実家の”稲刈り”のお手伝いの予定でしたが、昨日までの雨で田んぼに雨水が溜まっている事や、肝心の稲が濡れているため中止。ついでに、今晩から明日の日曜日にかけて雨の予報なので早々と中止決定!という事で、シルバー・ウイークの釣行は絶望的かも。

午前中は、じゃーまを会社まで送って、買い物して掃除して、と色々と仰せつかった用事をこなしてゆきます。犀川の状況をチェックしに行ったのが11時近くでしたが、今週も Ayu-Yoshiさんが環状線の下で釣っていました。他にも釣人多数で水位は30cm高くらいか。この後、水淵町辺りまで川見をして、午後に入るポイントを絞ります。一応、浅野川も見に行きますが、こちらはコーヒールンバ状態でしたので、ほぼ水垢は飛んでいて、新垢が着いているかどうか微妙な状態です。こちらも20cmほど水位は高めでしょうか。



正午過ぎ、Ayu-Yoshiさんに電話して状況を聞くと、午前中はよく掛かったが、現在は一服しているところだという事で、オトリのおねだりは断念することにします。
昼食後、オトリ屋さんで1尾だけ購入して、お目当ての水淵の岩盤帯に向かいます。しかし、そこにはすでに釣人が入っていました。ならばと先週よく掛かった橋の上(カミ)のトロ場…(増水してトロ瀬になっています)に入ることにします。橋の上からは鮎が沢山見えます。



早速、着替えてベストを着ようとしたら、年券を入れ忘れていることに気が付きます。先週、洗ったときに取り出したままになっていました。師匠に電話すると、私が釣っているところを見たいので、持ってきてくれることになります。結局、実釣開始は14時頃になってしまい、じゃーまを迎えに行かなければならないので、16時までの2時間1本勝負となります。

養殖1号(2号はいませんが)に1号のオモリをかまして、5分程で小型の鮎が掛かりますが、2尾目がなかなか掛かりません。追われたり、ハリに触れたりはありますが、サカバリが外れるだけでうまく乗りません。根掛かりを恐れて太めのハリスに巻いたハリを使っている事が、裏目に出たか…15時を過ぎたところで、思い切って前回よくなかった上流の岩盤帯に移動します。もうコケても怪我しませんよ。



ここでは、増水で新しい鮎が移動してきたようで、プチ入れ掛かりとなります。溝の中はもちろんですが、黄色い岩盤の上を滑らせるように溝に向かわせる途中でも居れば即掛かるような感じでした。本日は増水しているので、流れに乗って一気に岩盤を下る鮎は、ロッドから伝わる感触から考えていたサイズよりも、一周り小さく少し痩せているように見えました。



天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  メタコンポⅡ 0.05号
つけ糸  フロロ 0.3号
中ハリス フロロ 1.0号
ハリ   一角 7.0号、競技Special DF 7.0号
ハリス  フロロ 1.2号


もうお別れですか? 犀川

2015年09月05日 19時45分53秒 | 鮎釣り

空梅雨の反動なのか、野分が近いためなのか、このところの雨の影響で今週末の神通川水系は釣りは難しい様子です。北陸の各河川の水位の状況等を確認していくと九頭竜川水系は釣り可能でしたが、すでにコロガシが始まっている事もあり、混雑する友釣り専用区での釣りは避けたいところ。で、結局今週も短時間でも安定的な釣果が見込める近場の犀川に行くことにします。



9時30分、前回のポイントに到着すると、既に4人ほど釣人がいます。昨日までの雨の影響で川の水位は10cmほど高めで少し濁りが入っているようです。ふと、駐車スペースの車を見ると、見覚えのあるSUVが…。上流の瀬の脇を攻めている釣人のロッドはスペシャル競のRS90-R… Ayu-Yoshiさん でした。見てる間に1尾掛けましたので、電話してみるとポロポロ掛かりますとのこと。しばらくAyu-Yoshiさんの釣りを拝見しながら、川見をしにきたオジサンと話をしていると、今度は○○さんが登場します。金沢軍団の飲み会でお会いして以来でしたが、今日は用事があって釣りはできないが、川が気になって見に来たとのことでした。お互いの近況を報告しあっただけで、すぐに帰られましたが、お元気そうで何よりでした。



再び、本日入るポイントを探しに下流に車を走らせます。環状線の橋から少し下流の大きな淵に落ち込む瀬落ちで釣人を発見します
狭い場所なのに長い竿で窮屈そうに釣っています。しばらく見ていましたが、竿は曲がりません。

さらに下流に向かいますが、下流に行くほど濁りが強くなっていく感じがします。深いポイントが多いからでしょうか。そこで、8月20日にそこそこ釣れた上流域の岩盤帯に向かいます。途中、コンビニで昼食の買い物したりと案外と時間をロストしてしまいます。



結局、スタートは10時30分頃になります。思ったとおり上流では濁りはほとんど気になりません。まず、前回良かった岩盤の溝を拾いながら探ります。しかし、鮎の反応は薄い感じで、浅場を走るビリ鮎も見えません。1尾目を掛けるまでに20分ぐらいかかってしまいます。ここでは1時間半ほどで5尾と期待外れな結果となります。(理由は後で判明します。)



そして、正午近くに本日最大の失敗をやらかしてしまいます。川の中央に立って両岸の溝を探っていたのですが、下流に移動した際に岩盤のヌメリに足を取られて転倒。普段なら滑っても怪我をしないように安全な倒れ方を想定して釣っていますが、うっかり考え事をしてたため右手を岩盤の溝に突っ込む体(てい)になってしまいます。溝の中には尖った石があったため、人差し指の爪は割れて出血。親指の爪の中には1/3くらいまで岩盤の粘土が入り込んでしまい激痛が走ります。丁度ランチタイムなので、一旦竿をたたみ昼食を摂りながら痛みが治まるのを待つことにします。オトリ交換ができるか心配です。



午後、痛みがやわらいできたので、反応が薄いこのポイントを諦めて下流の橋に移動し、橋の上(カミ)のトロ場からリ・スタートします。手前に磨かれた石が見えるので、ポジショニングを考えて慎重にオトリを送り込みます。思った通り手前で目印が吹っ飛びました。ここでは10尾ほど掛けますが、アタリが止まったのをきっかけに、橋の下流にある少し荒い瀬の瀬肩に移動します。ここも岩盤帯なので、転倒しないように溝を攻めると、型の良い鮎が飛び出します。鮎の強い引きと入れ掛かりの時間帯のおかげで、右手の痛みも忘れてしまいます。ここで、気が付いたのが、これまで掛かる鮎には雄がほとんどいない事でした。前日の雨でスイッチが入り、そろそろ雌雄が分かれて移動を始めたのでしょうか?何しろ今年の犀川の鮎はほぼ放流鮎で、ここは犀川の鮎釣りエリアの最上流部付近ですし・・・。

アタリが遠のいた15時、右手の痛みがぶり返します。二本の指も腫れてきました。特に親指は曲げることができません。ハナカンを通す事もままならなくなったため、本日の釣りは、ここで終了となります。4時間ほどの釣りでしたが、トータルは33尾でした。



そして、オトリ缶を置いてある元の岩盤地帯に戻ると、毛鉤釣りのお爺ちゃんがいます。すると、聞いてもいないのに「昨日ここで、投網の奴が百も二百も鮎を捕っていったんや。雨で増水しとったし、岸よりの緩い流れに集まってたんやなぁ。」とのことでしたわ。
どおりで、釣れませんでしたわ。


天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  メタコンポⅡ 0.05号
つけ糸  フロロ 0.3号
中ハリス フロロ 1.0号
ハリ   V5-Special 6.5号、一角ライト 6.5号、シフト6.5号
ハリス  フロロ 0.8号