Waraの『True Rise』

備忘録 ”鮎の友釣り”と”Flyfishing”と、時々、”映画”

過ぎ去りし夏の証しを感じながら  常願寺川

2015年09月27日 21時20分36秒 | 鮎釣り


9月最後の日曜日は神ちゃん&Kuraちゃんの三人で神通川・大沢野大橋付近に向かいます。しかし、ものすごい数の釣人・・・。急遽、青空画伯が釣っている常願寺川へ転戦することになります。※大沢野大橋下の駐車スペースには”富山のトシさん”の車もありましたが、どこに入っているのかわかりませんでした。



常願寺川でも上流の方にあたる雷鳥大橋付近に到着したのは11時近く。この辺りで青空画伯が釣っているらしいのですが、中洲が森のようになっているため見つけられませんでした。森の向こう側で釣っていることは後で判明しますが・・・。



川には何人も釣人がいますが、友釣りは少ない…コロガシではないのですが、どうも引っ掛けて釣っているようです。違法?ではないのでしょうかね。透明度が高くヤマメも釣れるらしいこの川は、大きな石がゴロゴロの渓流相で、広い川原を何本もの流れが、分かれたり集まったりしています。従って小さなポイントは無数にあるようですが、終盤のこの時期では、縄張りを持つヤル気のある鮎の数は限られています。足で稼ぐのが確実なようです。



ほぼ、午後からの釣りになりますが、いち早くこの川のパターンを掴んだのが神ちゃん&Kuraちゃんでした、Waraがまだ竿を出さないうちに連打!型も良さそうです。慌てて仕掛けを穂先に結んで、竿を伸ばしていると、遠くの方で振り絞って鳴く蝉(ミンミンゼミ)の声が聞こえてきます。夏を生き抜いた蝉たちの次の世代に種を残した喜びなのか、過ぎ去った夏を惜しんでいるのか・・・。



石色が良い”タナ”の水温が上がりそうなヘチを中心に攻めます。予想が当たれば終盤とは思えないほどコンディションの良い鮎が飛び出します。弱くなったとは言え、秋の陽光を浴びながら、フライ・フィッシングの叩き上げのようにポイントを移動しての釣りは、気持ちの良い汗をかかせてくれました。しかし、そんな楽しい釣りができたのは、ほんの2時間程でした。山手からの強い風が吹き始めると、とたんにバラしの連続に会いペースが乱されます。失速感を感じながらも、それまでの充実した釣りができたことに感謝しながら終了とすることにしました。蝉の声はもう聞こえません・・・。



さて、次回はあるのか?


天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  メタコンポⅡ 0.05号
つけ糸  フロロ 0.3号
中ハリス フロロ 1.0号
ハリ   シフト 6.5号
ハリス  フロロ 0.8号