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Waraの『True Rise』

備忘録 ”鮎の友釣り”と”Flyfishing”と、時々、”映画”

神通川水系 小鳥川

2011年06月06日 20時58分58秒 | Fly fishing

今週末には九頭竜川(中部漁協管内)の鮎釣りが解禁になる。それに先駆けて漁協による試し釣りが6月4日(土)にあった。3時間ほどで、最高釣果が32尾、最大長が17.5cmとまずまずの結果だったようだ。
※詳細はフナヤさんHPの「鮎とれとれ情報」を参照。(HPは平成22年になっているが・・・)
解禁は、実際には蓋を開けてみないとわからないのだが、とりあえずの目安にはなるだろうか。

~ トンネル抜けたらスカイ☆ブルー ~


そして、今年2回目のFFは久々の平日釣行。平水の神通川水系・小鳥川へドライ・フライの釣りを楽しむことに。鮎解禁直前に2回目にして今年最後のFFとなるか?


~ 小鳥川・・・「ことり」川ではなく「おどり」川 ~


小倉商店で日釣り券を購入して、下流から本流の宮川を見て回る。(こちらも本日の重要な案件)台風による降雨で、もの凄い増水だった宮川。かなり水位は落ちたという漁協の情報だったが、川面に立つには怖いくらいの水量だ。通称学校裏のポイントで、大物を狙う本流FFマン2名を発見。しばらく見ていたが、水面は炸裂しなかった。

~ 今年初 ドライ ~


宮川の様子を見ながら小鳥川のめざすポイントに着いたのは午前9時近く。毎度の事で我ながらスローペースだなぁと思う。しかし、餌釣師が釣った後でも、渓魚は割とフライには反応してくれるので、あんまり気にしないことにしているってのもある。

入川口近くでは、さすがに渓魚の反応は無いが、100mも遡るとイワナが顔を出し始める。#12エルク・ヘアー・カディスに出た17cmほどのイワナは、何を食っているのか随分と腹が出ている。ハイ・シーズン到来を感じさせる1尾だ。

~ 芦際のライズをひろう ~


ライズもいくつかひろえて、5時間ほどで二十数尾と数もまずまず・・・・う~ん楽しい!!

鮎の解禁日は近いが・・・どうする??










~ 宮川 新旭橋 下流 ~


~ 共有漁場 加賀澤橋 上流 ~



ロッド : オービス セブン・イレブン
リール : オービス CFOⅢ
ライン : DT4F
リーダー : 7X 12f



ようやく 2011年 FF初釣行なる 

2011年05月21日 17時54分50秒 | Fly fishing




~ 今年は雪代の期間が長い・・・鮎への影響は? ~


風薫る”この季節、例年であれば、週末はフライ・フィッシング釣行なのだが、今年は持病の腰痛に加え、3月の渓流解禁前から、いわゆる「五十肩」で肩があがらない日が続いていた。腰痛は今も相変わらずなのだが、GWを過ぎたあたりから、ようやく肩の痛みもやわらいできたので、これから向かうフライ・フィッシングで言うところのハイ・シーズンに間に合わせ、(鮎の解禁までに)何とかFFの年間釣行回数”ゼロ”は回避したいと思っていた。

~ 残雪がかなり残っている渓(たに) ~


そして今日は、お仕事だという”じゃーま”を会社に送った後、フリーになったので、手取川水系のN川へ。今年の初釣行を果たすことになった!



白山比咩(しらやまひめ)神社近くの「大脇オトリ店」で日釣り券を購入し、川に着いたのは午前11時近くになった。最近では遠征でもしないかぎり、めったに朝早くからロッドを振ることはなくなったのだが、雪代によって轟々と流れる川を前にして、「やっちまったか?」と思ってしまった。なんせ、朝から気温がどんどん上昇し、途中の気温計は27℃になっていたからだ。

~ 今年の一発目はヤマメ ~


逸る気持ちを抑えつつ、まずはメイフライパターンのドライ・フライを流してみる。しかし、浮いている餌に注目する渓魚がいないのか、反応はない。水温もかなり低いようだ。ニンフに切り替え、大きな淵に繋がる落ち込みを流すと、すぐに可愛いヤマメくんがヒット。

~ 後はイワナのオンパレード ~


雪代でポイントが絞られてはいるが、ヘチ寄りの弛みや大岩の後を中心にニンフを流すと、そこそこ渓魚が反応してくる。3時間釣ってヤマメ2尾、イワナ12尾、大きさはイマイチだっただが、久しぶりの魚信に”命の息吹”を感じられて、至福のひと時となった。




ロッド : オービス セブン・イレブン
リール : オービス CFOⅢ
ライン : DT4F
リーダー : 6X 12f



庄川水系 T川 渋い!

2010年06月05日 22時17分49秒 | Fly fishing

1週間後に鮎釣りの解禁を迎える九頭竜川(中部)では、本日試し釣りが行われた。詳細は「友鮎会」さんのHPに掲載されているが、予想通り平年より小型が多く、鮎の生育が10日以上遅れている模様だ。あと1週間でどこまで大きくなれるか・・・期待しよう!

そして、今日は「今年のフライ・フィッシング」の締めになるのだが、これから入梅までの短い期間がドライ・フライのベストシーズンになることを考えると、後ろ髪を引かれる思いだ。ましてや、今年も良型は釣っていないので、余計に口惜しい。
良型が釣れない主要因に”腕が悪い”ってのは言うまでもないが、一つに”プライム・タイム”をことごとく外してしまっていることがある。”いい時期”には必ず何かイベントが発生する。所謂、「好事魔多し」ということだろうか。加えて最近は有給休暇が取りにくい状況にあること。おまんまのネタなので、あんまり文句は言えないのだが・・・。

そして、今日も朝寝坊をしたうえに、自宅で朝食まで食べての出発。歳を取ると早起きになるというのは嘘のようだ。川に着くと主だったポイントには、既に多くの釣人が入っていた。これは想定内であまり気にしないが、北陸地方以外のナンバーが多いのには驚いた。”岐阜”、”飛騨”、”尾張小牧”、”名古屋”、”浜松”と東海地方が多いのは、「東海北陸自動車道」の全線開通と千円効果の影響だろう。”群馬”ナンバーなんてのもいた。(スゲー!)

~ T川 下流域 ~


T川は下流域の里川と上流域の山岳渓流が楽しめる、”一粒で二度美味しい”渓流だ。前述のとおり入渓点が限られている上流域には既に釣人が入っているため、下流域の里川でのんびりと今年のフライ・フィッシングを締めることにする。

~ またまた岩魚 ~


しかし、ここでも”いかにもポイント”にフライを流してもでは魚は出ない。釣り難いポイントでフライに反応があるようだ。最初の1尾目は写真の柳の下、岸よりの弛みで出た。以後、釣り上がるが、反応がイマイチ。たまに出ても小型が多い。午前中一杯釣り上がって漸く”つ抜け”、今年は最後まで渋い釣りとなった。 




現在、T川はダムの建設工事が行われている。思い出のポイントたちがダムの底に水没してしまうのは、非常に残念だし、また悲しいことだ。初めて仲間たちとT川に訪れたときは、その水没予定の区域で釣ったのだが、全員が尺上まじりでかなりの数の渓魚を釣り上げた。昼食後にその流れを見て周ったが、川はいつも通り流れていたが水色はどこか寂しげな気がした。




ロッド : オービス セブン・イレブン
リール : オービス CFOⅢ
ライン : DT4F
リーダー : 6X 16f
















手取川水系 S波川

2010年05月30日 17時36分44秒 | Fly fishing

先週の月曜日に手術をした師匠(親父殿)だが、金曜日の午後にはICU:集中治療室から一般病棟に移動するほど体力も回復した。担当医師は80歳にしては驚異的な体力だと驚いているが、実は「一日でも早く鮎釣りがしたい!」という想いがそうさせているのだ。もちろん家族全員が同意見であることは言うまでもないが。
師匠の件は一安心したところで、鮎の遡上も気になるし、鮎解禁前にもう少しフライ・フィッシングも楽しみたい。そこで、手取川水系でロッドを振り、帰りに手取川の鮎の遡上確認をすることにした。

S波川は林道に沿って流れているため、最下流部のゴルジュ帯付近を除いて、比較的入渓しやすい渓流である。したがって、解禁からたっぷりと釣人が入っていて、魚はかなり抜かれていると考えられる。ドライフライで叩き上げるが、案の定フライへの反応がない。今朝は気温も低く、少し肌寒い。ハッチなしライズなし状態。しかも、新しい足跡まである、昨日の釣人のだろうか。

~ 久しぶりに訪れたS波川 ~


30分ほど釣り上がったところで、瀬脇の緩い流れからマーチブラウン・パラシュート#14に20cmほどの岩魚が出た。ネットに入れるときに、魚体が少し青みが勝って見えたのは、この川の石や岩盤が青いからだからだろうか。

~ 少し青みが勝った岩魚 ~


その後は苦戦の連続で、全くフライへの反応がない。フライの交換過多でフライパッチも見る見る一杯になる。お昼近くに深い瀬からフライを気持ちよく食ってくれた、高校生サイズの岩魚を釣り上げて納竿とした。

~ 気持ちよく出た高校生サイズ ~


鮎の遡上確認の前に腹ごしらえ、というわけで昼食には鶴来町のうどん屋の”こいしや”さんでラーメンを食すことに。うどん屋でありながらラーメン目当てのお客さんで、いつも行列がついている有名店だ。あっさり系のスープにストレートの細めん(博多、長浜ラーメンほど細くはない)で、私のストライクゾーンのど真ん中だ。お店には13時頃に着いたのだが、外に立ってる人が4人、中にも4人で9番目になってしまった。お腹がすいている時は堪える!

~ 手取川水系に来たら、やっぱり鶴来町”こいしや”さんのラーメン ~


ラーメンを堪能した後は、手取川の鮎の遡上確認。天狗橋から川下に下りながらポイントを確認する。有料区間は石も大きく良さそうなポイントが多いが、川原が広いので入川に苦労させられそうだ。

~ 手取川某所 鮎道楽Yさん大好きポイント ~


鮎道楽Yさんも大好きな某ポイントでハミ跡を確認するが、全体に昨年よりもハミ跡が小さいように感じられた。また、ハミ跡の量から推測される遡上量については、平年並みか平年よりやや少なめに感じられたが、小型の鮎が多いことから遡上そのものが遅れている可能性もある。半月後の解禁にどこまで成長するだろうか。少し心配だ。

~ 某所のハミ跡、川の水は少し白く濁っている ~


某所では減水によって生じてしまった水溜りに取り残された稚鮎を発見!手で掬って、救って(川に戻して)あげました。

~ 公魚ではありまへん ~ 




ロッド:アーティスト LGF8034
リール:エーベル TR-1
ライン:WF3F
リーダ:12f 5X



手取川水系N谷川

2010年05月15日 23時23分19秒 | Fly fishing


~ N谷川 金間橋下流~


今日は、フナヤさんの年に一度の鮎用品セールの日だ。小澤剛プロと高橋祐次プロが来店されるとのことで、チラシも送られてきた。そこで、今日は九頭竜川水系の渓流:竹田川あるいは滝波川でフライ・フィッシングを楽み、少し早めに納竿した後フナヤさんに来店する、そんな腹積もりでいた。昨年、メジャー・トーナメント4勝の小澤剛プロのトークショーやお買い得品が目当てだが、先日 完成したという「オリジナル・ロッド”龍星☆竿”を引き取りに行く」という特別な目的もあったからだ。(しかし、実はとんでもない事態が・・・。)ところが今朝は早朝からドタバタして、自宅を出発したのが8時近くになってしまった。移動時間と釣りの時あいを勘案して、急遽 手取川水系のN谷川に変更することとなった。

今日のN谷川は、一部川通しに遡行できない箇所もあるものの水量がかなり落ちてきていて、ドライ・フライでの釣りが可能だ。川岸に残雪が残り、雪代で轟々たる流れだった先週の神通川水系M瀬川とは、周囲の景色がまるで異なっている。新緑の萌黄色を満喫しながらロッドを振る、ようやく気持ちの良い季節になってきた。

釣り始めて10分もしないうちに川が徐々に濁ってくる。濁りに気がついて2~3分で写真のような状態になってしまった。今朝は雲ひとつ無い青空で、ゲリラ豪雨なぞあり得ない。「またぞろ河川工事か!」と、周囲を見回すと上流にある採石(砕石)場から流れ出ている大量の濁り水を発見。採石場をパスして上流に移動することとした。

~ 突然の濁り! ~


パイロット・フライである”アダムス・パラシュート”の14番で、ヤマメがいそうな瀬(落ち込みからヒラキまで)を攻めるが魚の反応がまるでない。ドラッグがかからないよう注意をしているのだが・・・。大石(岩)の影の流れが渦巻くようなポイントで漸く1尾目が出る。22cmほどの岩魚、少しやせているが綺麗な魚体だ。やる気があるヤツもいるようだ。

~ 岩魚・・・まずは1尾 ~


その後は同様のポイントを攻めて16~18cmの岩魚ばかり6尾。特に見事にバッサリとフライに反応した下の写真の18cmほどの岩魚は、合せのタイミングが遅れた訳ではないのにフライを飲み込んでいて、「お前 そんなに腹減ってたんかいな。」と思わず呟いてしまった。

~ 岩魚・・・小型だがバッサリと出た ~ 


そして、13時丁度に納竿。一路、フナヤさんに向かう。

ロッド : オービス セブン・イレブン
リール : オービス CFOⅢ
ライン : DT4F
リーダー : 6X 14f