私の稚拙な語学力のため、
たいしたものが食べられなかったウィーンでの夕食ですが、
少し慣れて、まあまあ思うものが食べられた日の話題です・・・
Augustiner Keller(アウグスティーナーケラー)
ガイドブックにも載っている老舗のレストランです。
Keller(ケラー)とは、ドイツ語で本来は「地下」なのですが、
地下の酒場という意味もあります。
アウグスティーナ教会の隣にあるので、
この名前がつけられたようです。
ちょっと穴倉のような雰囲気のある店内。
入口の近くはバーになっていて、
たくさんの人でにぎわっていましたが、
私たちは、奥の静かな席に通されました。
Herr Oberは、ちょっと忙しいらしく、
すぐには注文をとりに来なかったので、
だいぶゆっくりメニューをながめることができました。
まずはビール。
こちらでは、どんな小さなグラスにも目盛りがついています。
この目盛りよりも少し多く飲み物が入っていないといけないらしいです。
あ、これは、もう二口くらい飲んじゃった後です・・・
前日、ダンナさんが、じゃがいもを揚げたものと
ザワークラウトが食べたいと言っていたので、
こんな感じで注文しました。
ソーセージは、とても長いものが2本。パン付きです。
ちなみにこれでサイドメニューなんですよ。
ソーセージにはなにやらタグが・・・
ウィーンのナントカのソーセージ・・・と書いてあります。
(調べておきます・・・)
ゆでてあり、シンプルな味でとてもおいしかったです。
マスタードが合いますね~
ビールのあとはワイン。
ウィーンでは、白ワインが主流です。
この時期にしか飲めないと聞いていたSturm(シュトゥルム)
・・・手前のグラス・・・
を頼んでみました。
シュトゥルムは作りかけ、発酵中の新ワインです。
日本でいうどぶろくみたいなものでしょうか。
ジュースのようにフルーティー。
私は普通のワインの方がいいな・・・
なんだか物足りない感じだったのですが、
これでメインを頼む勇気はなく・・・
隣のテーブルのドイツ人らしきグループの方々は、
すごく大きな肉のかたまりをワシワシ食べていました・・・
結局サイドメニューのインゲンとベーコンの炒めものになりました。
でもこれが普通の味でとてもおいしかったです・・・
Herr Oberには、サイドメニューばかり頼んでいるヘンな東洋人・・・
と思われたと思いますが、
まあ気にしないキニシナイ・・・
食べたいものが食べられてマンゾクでした。
ホテルまでは地下鉄で帰りましたが、
駅までの道には国立歌劇場がありました。
ライトアップされてとても美しかったです。
ウィーンの旅行記。
もう一つリクエストをいただいている話題がありますので、
また後日紹介させてください・・・(シツコくてスミマセン)
さて、明日は、S先生門下のミニコンサート。
私はシューマンを歌います。
ちょっとバタバタしそうなので、明日のブログはオヤスミさせていただくかも・・・
今日はとてもいいお天気ですね。
皆さん、よい休日をお過ごしください。
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☆:*(人´ω`*)
歌劇場は、お昼間もキレイだけど夜の方がいいね。
内部もとても素敵です。