露首相、早晩辞任か…プーチン氏との蜜月終幕
【モスクワ=緒方賢一】ロシアのプーチン大統領が、メドベージェフ前政権の政策見直しに乗り出した。
大統領はメドベージェフ首相率いる現政府を露骨に批判しており、かつて2頭体制といわれた両者の蜜月関係は終わり、首相が早晩、辞任するとの観測も出てきた。
プーチン氏が進める政策転換は、刑法の改正から、冬に時計の針を1時間遅らせる「冬時間」の復活まで多岐にわたる。刑法改正は国家反逆やスパイとして処罰する行為の対象を広げる内容で、「リベラル派」を自任するメドベージェフ氏が大統領時代、下院に審議停止を指示したものだ。冬時間はメドベージェフ政権下で昨年、廃止されたばかりで百八十度の方向転換だ。
このほか大統領は、メドベージェフ内閣がまとめた予算案が、自身の掲げる重点政策の実現につながらないと担当閣僚3人を鋭く批判し、戒告処分にした。
これに対し、メドベージェフ氏は9月中旬、ロシア正教の聖堂でプーチン批判の演奏をした女性バンドに対する禁錮2年の判決について「厳しすぎる」と述べた。大統領の意向を反映したとされる判決を首相が批判した形だ。
北方四島をめぐる取り決め
「1855年2月7日、日魯通好条約が調印され、択捉島とウルップ島の間に国境が法的に確認されました。
1875年には樺太千島交換条約を結び、千島列島をロシアから譲り受けるかわりにロシアに対して樺太全島を譲渡しましたが、この時日本に譲渡されることとして列挙された千島列島の島名の中には、北方四島の名称は含まれておらず、当時から千島列島には北方四島が含まれていないことが分かります。
第2次世界大戦後の1951年にはサンフランシスコ平和条約が署名され、日本は千島列島と、1905年のポーツマス条約によって譲り受けた北緯50度以南の南樺太を放棄しましたが、北方四島は含まれていません。また、ソ連はこの条約の署名を拒否しているため、日本とロシアの間には「平和条約」が結ばれていません。」
と言うことは、「日本は千島列島と、1905年のポーツマス条約によって譲り受けた北緯50度以南の南樺太を放棄しました」がまだ貰い手が決まっていないと言うことになっています。
ということで、1951年のサンフランス講和条約で北方四島は放棄していないので日本は要求できるのです。代わりが千島列島と北緯50度以南の南樺太で」これはロシアに渡し、これで引き分けとなるのです。
ロシアとの交渉は4島返還である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます