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気持はあってもよくよく検討したら出来ないこともあるー普天間問題

2009-11-04 18:18:36 | 日記
 外野席から見ると簡単に出来そうに見えることがあるが、実際にやってみると出来ないことが多いのです。

 沖縄県民の意向を聞くと普天間基地を沖縄から県外へ、否、国外へとなる。そこの所は前政権自民党もよくしっているが長年の歴史的経過、アメリカとの交渉から結論を出したのです。

 それは、県民の賛成するところではないが国としての判断である。しかし、実際にその結論に至った経過を知らない、アメリカとも交渉もしたことがない民主党にとってはアメリカに言いなりになっていると思うのももっともであるのです。もっと強く日本の国益を重視してアメリカに当たるべきであるとか、対等な交渉で望むべきである、と簡単に考えるのです。

 それはそれで評論家的論調で良くあることです。特に勉強していない人、思慮が足りまい人、総合判断が出来ない人ほどこれをやる。女性なんかも一かじりした思考を声高々に主張する。福島党首もこれをやっている、田嶋陽子、田中真紀子も、・・・そして民主党もそうだったのです。

 しかし、よく調べると自民党の出した結論がやむを得ない最善手だったかも知れないのです。
 
 沖縄県民の意向を実現したいのは山々ですが、こちらを立てればあちらが立たず・・・そんなことが絡み合っているのです。お医者さんでもセカンドオピニオンと言うのがあります。民主党が県民の意向を実現しようといろいろ工夫をしたが妙案がなかったということとなった場合、その場合は県民も納得せざるを得ないでしょう。

 石破さんも加藤さんもそう言うことを言っていました。そして鳩山首相もそれを認知しつつあるように思いました。

 マニュフェストが守れないこともあるのが普通なのです。あり得る話なのです。

 所が、共産党笠井議員はマニュフェストで書いてある、マニュフェストを守らないと国民は見ている、沖縄国民の声を聞けと主張しました。・・・そこは鳩山総理も分かっていることでそうしたい気持はありますが、いろいろ考えて出来ないことがあると言う大人の判断の方向にあるのですが、共産党は約束だ、マニュフェスト、県民の意向だ、岡田大臣も鳩山総理も以前主張したではないか・・・と言い張っています。まあ、国会ではマニュフェスト至上主義になるなと言う空気が強くなっている中で、マニュフェスト、マニュフェストと言うのはKYである。国会の空気が読めていない。共産党ってそのような馬鹿さ加減あるように何時も思うのです。共産党はもっと部勉強して大人の議論をするべきです。

資金問題には時間をとらないで、国の行く末を協議して欲しい。
天下り問題何遍突っつけば良いんです。適任者がいなければ良いじゃないですか。ダメだと主張している党がやったのだから、やむを得ないのでしょう。
同じ質問はしないで欲しい。時間の無駄です。国会審議を見ていたら私でも答えられます。そんな質問が繰り替えされています。 

 石破さんが言っていました。マニュフェストのすべてを国民が賛成しているわけではないと言うことをパネルで説明していました。

民主党は反対のものもあることを知るべきです。