和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

写真と選集。

2012-02-20 | 他生の縁
今日、2月20日読売新聞の「編集手帳」は
こうはじまっておりました。

「関西弁には『どぎつい』イメージがついて回る。だが、ほっとさせてくれる言葉も少なくない。その一つに【やってみなはれ】がある。・・・
口癖にしていた人は多い。例えば第一次南極越冬隊長だった西堀栄三郎氏だ。TBS系列で昨年放送されたドラマ『南極大陸』では、越冬隊長を演じる香川照之さんが『とにかく、やってみなはれ』と幾度も隊員を励ましていた。・・・・」

え~。古本が届きました。
注文さきは三松堂書店(名古屋市中区)
西堀栄三郎選集全4冊
古本代21000+送料630=21630円なり。

うん。買ってみなはれ。
とにかく、読んでみなはれ。


私の最初は、「4人一緒の写真」からでした。(笑)
梅棹忠夫・桑原武夫・西堀栄三郎・今西錦司がご一緒の写真。
選集別巻「西堀栄三郎追悼」をひらくと、
まず、梅棹忠夫氏の「序章 西堀さんにおける技術と冒険」が掲載されております。
ああ、そうだ。と思い浮かべるのは、
梅棹忠夫による「ひとつの時代のおわり 今西錦司追悼」(中央公論1992年8月号)でした。それと、梅棹忠夫・司馬遼太郎編「桑原武夫傳習録」(潮出版社・昭和56年)を加えると、梅棹忠夫氏が他の御三方と語りあっているような、何やら、それをそばで聞いているような気分になってきます。

ということで、梅棹氏による追悼文を読みながら、あらためて「4人一緒」の写真を見る。


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