新任職長の教育のときに、説明している「リーダーの資質」を紹介しよう。これはアメリカの行動科学者ピーコーズが提唱している話で、リーダーとは、次の6つのスキルが必要だと言っている。これから、職長業務に就き、部下を指導していく者として、このスキルを是非身に付けて実践してもらいたい。
L:Listen (話を聞く)
E:Explain(説明する)
A:Assist (支援する)
D:Discuss (対話をする)
E:Evaluate (評価する)
R:Response(応える)
まさしく、「LEADER」の語源なのである。大切な部下を公平に評価し、公平に扱い、しっかりと観察して、良いところ積極的に見つけて、褒めて伸ばし、悪いところ、弱いところは、しっかりと直させ、フォローしてやること。コミュニケーションを大切にすること。
職長として身に付けて欲しいスキルとして、TWI-JI(仕事の教え方),JS(安全作業のやり方),JR(人の扱い方),JM(改善の仕方)の4つの定型訓練がある。是非、この4つは基本スキルとして勉強して欲しい。
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おしまい。