「こだわり」の哲学と実践

ものごとに「こだわる」から楽しい!

レコード鑑賞(6)

2014-05-25 00:17:14 | Weblog
「レコード鑑賞」シリーズ。第6回のお題は、ヴェルディ/歌劇「仮面舞踏会」(全曲3枚組)。リッカルド・ムーティー指揮、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、コヴェントガーデン王立歌劇場合唱団。このアルバム、ムーティー、ドミンゴ(テノール)、アーヨロ(ソプラノ)、コッソット(メゾ・ソプラノ)と、贅沢な顔ぶれとしか言いようがない。また、若くして、その才能が認められ、フィレンツェと兼任でロンドンのニュー・フィルハーモニア管弦楽団の主任指揮者をつとめ、また、ウィーン・フィルはじめ多くのオーケストラのコンサートの指揮においてもオペラ以上の積極的な活躍をしていた。このアルバムでも、生き生きとオペラティックな面白さを引き出しているムーティーの能力の幅広さは、決して凡庸ではない。このアルバムは音楽と歌劇をみごとな融合の世界を聴かせてくれる。解説書も分厚いものになっている。
おしまい