花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

晩秋なのに

2021年10月25日 09時03分33秒 | はな



晩秋なのに 
冷たく感じる今朝の裏庭では桔梗が咲こうとしているようです



白い桔梗でしょうか蕾もつつましやかに
精一杯咲けばいい


お化粧品のセールスのかたがハンドクリームを置いていかれました
まこと手はきれいな方がいい
何事も先ず手を使ってするのですもの
茶道の稽古で最初に魅了されたのも手の動きでしたね
私もそのころには何年もお稽古を積めば
あんな手の動きが出来るかしらと思ったものです







ばらのように

2021年10月24日 10時35分21秒 | はな


まるでバラのように咲いています
朝はもう肌寒く感じる頃です薄物の毛糸を羽織っています
そんな朝なのに芙蓉が咲くのです
昨日の朝のことです
私が“良く咲いたわね”と褒めたからかしら



静かな朝です
長く連絡を取っていなかった友人に電話をしてみました
お留守のようで電話がかからないのです
ツーツーとなる電話の向こうが見えませんが
お出掛けかしら 病院に入院中かしら
いろいろ想像してしまいます
またかけてみましょう
以前のように明るく元気な声が聞けると嬉しいから




美しい富士山

2021年10月21日 10時01分51秒 | 日記



静かな朝です
庭ではつわぶきの花が機嫌よく咲いています
黄色い花は周囲を明るくします 



お茶の花が静かに咲いています 下を向いて咲くのですね
だから一層愛おしくおもいます


テレビで美しい富士山が映されたとき
生涯富士山を眺めて暮らせる処に住むことはどんなに幸せなことかしら
新幹線に乗って車窓から富士山が観えたら
神々しくて掌をあわせて拝みたい気持ちになりますね
と私が言うと
息子は”日本人ですもの“と
国を愛する気持ちを表現したのかしら

寂しさに

2021年10月20日 09時11分21秒 | 趣味


繊細につぼみが膨らんできています
”宇治の里”と私たちお茶仲間ではよんでいますが本当の名前を知らないままで
この花は今にも咲きそうに準備していて11月になったかというように
薄紫色の花を咲かせるのです
花びらの先端に特徴があって好きな花です



下野がこんな時季に小さな花をいくつも咲かせるのです
 愛おしくて



今年も炉の季節を迎えます
母が亡くなって私が初めてひとりで炉に灰をいれた日のこと思いだします
あの頃は母が亡くなってただ寂しさに
毎日ひとりで泣いてばかりいたものです
そのうえひとりで炉に灰を入れるのも初めての行為だったので不安もあり
灰をひとさじ救っては涙がこぼれてどんなに親不孝を悔やんだことか
それでなくても平素母はよく言っていたのです
”よく見ておきなさいよ“
それなのに いい加減だった私
でもあれからもう30年経ちましたから もう大丈夫
私なりに今年も炉の準備できますもの
お母さん あなたの好きな椿が今年もたくさん蕾をつけています



リンゴ農園

2021年10月19日 09時52分31秒 | 日記



大毛蓼が大きくなりすぎたので少し前にバッサリと花茎を伐りましたのに
根が残っているものだから元気に花芽をつけて
今では伐られた大毛蓼に沢山小枝を出して可愛い花房でいくつも
花を咲かせているのです



秋ですもの
我が家でもミカンが色付きはじめているのです
いえね昨年はあまりにもたくさんミカンが成ったので
今年はしっかり休むがいいとおもっていましたのに
また健気にも実をつけて色付きはじめました



私は毎年秋になるとリンゴを農園に注文しているのです
いかにも木の実と言った感じで美味しいのでたのしみにしているのです
ところが今年はそのリンゴ農園からお手紙が届きました
それによりますと春の開花期の凍霜害により果実の被害がいちじるしくて
いつものように特選リンゴの出荷ができないそうで
家庭用リンゴしか求められないようです
あんなに美味しいリンゴなのに天候に大きく左右される農家の苦悩を
いたましくおもいます
いつものように贈り物は無理でもせめて家庭用りんごの注文回数を増やして
なんとか少しでもリンゴ農家のご苦労に報いたい気持ちになるのです