静かな休日

晩秋　でも暖かな朝です
祝日には国旗日の丸を掲げることにしています
でも周囲を見渡しても何処の家にも
日の丸の旗は見えないのです
寂しいですね
国を愛していたいもの

お隣の空き地に西日本豪雨災害で家屋の流出に遭われた老夫婦が
家を新築されています
今朝も早くから工事の方が作業を始めておられますがその工事の方々
いつも感心するのです
私が挨拶するといつも「お邪魔しています」と
丁寧な挨拶を返されます
建築会社の社内教育も行き届いているのでしょう



裏庭の草取りが少し出来たら嬉しくて何度でも出てみたくなるから
不思議です



夏に摘み残した紫陽花一輪寂しそうに透明な感じで咲いているのです




裏庭に忍び寄る雑草も流行があるのですね
赤マンマが多かったりネジリソウだったり今年はホトケノザが
ひっそり咲いています

我が家のニシキギは紅葉するとはらはらと散るのです
長く葉を留めて照葉で活けたいとおもいますのに

早春に咲く花

冷たく感じる裏庭では
今年も蠟梅の花芽が元気です
やがて葉が散ると香り高い蠟梅が咲き始めます
今年は早く咲きそうで嬉しいこと




山茱萸にも沢山のつぼみが膨らんでいます
春を告げる大好きな花ですが
これから暖かなお日様の陽を浴びると
冬なのにもう春がやってきたと勘違いして咲き始まるのです





最近ことに思うのです
郵貯銀行の職員の方とても親切に対応してくださいます
御客を待たさないで手際よい配慮をされています
外回りの配達の職員の方も明るい対応をされます
先日配達員の方が「このバイクはまだ近くの郵貯銀行からの借りものです」
と仰います
今年の西日本豪雨災害で郵貯銀行も勿論浸水被害で
ATMも当分機能しませんでしたし
赤い車も赤いバイクも全部使用出来なくなったそうです
災害時には町民の方に不便をかけたことのお詫びも丁寧に言っていかれました
若い職員さんなのに
きっと職場教育が行き届いているのですね
そして愛社精神が育っているのですね

寒梅

来年の吟題を決める頃です
一題は「落花」（徳富蘇峰）に決めています
練習を始めましたがやはり初歩の私には難しいと思えます
もう一題を「寒梅」（新島襄）に決めようか考えています

もう随分以前のことになります
我が家で会合をしたとき先輩でいつもご親切に優しく接して下さっていた
Kさんが座の終わりにこの「寒梅」を皆の前で吟じて下さいました
私にとってはすぐ傍で詩吟に接した初めての機会だったのです
それは感動でした
あの細い身体で堂々とずっしりと重く響いた声に出会ったのです
そして思ったのは私共の趣味とする琴も三絃も演奏の前には必ず
調子を合わせるといった前準備をしなければなりませんが
ところがどうでしょう　
詩吟はいきなりあんなにも堂々と大きな声が出てきます
感動ですとも
それ以来私も詩吟を習ってみたいと思っていましたのに
こんな高齢になって始めてしまって
そのKさんは詩舞もされて殆ど毎年のように日本武道館に出場されて
いたようです

でもそのKさんは既に他界されて
私が最後にKさんを病院にお見舞いに行ったとき言い残したことばがあるのです
それは「私も詩吟を頑張るから」と言いたかったのに
言わないままで帰ってきたことは心残りなことでした
それなのに
その夜のことです　Kさんのご主人から連絡をうけました
「今意識がなくなりました」と急変を知らされたのです
私はひとりとり残された寂しさはやる瀬なくて
でも仕方がないのです
これまでのご懇情を感謝するしか出来なくて
だからkさんを想い来年の吟題に決めようかと思っています

野牡丹の花が冷たく感じる今朝に
透明な色彩で咲いています

白玉椿が咲きました

白玉椿が咲いています
今年は少し早いかしら他の椿はまだかたいつぼみですし
侘助もまだまだ咲きそうにありません
昨年でしたかしら白玉椿のつぼみがぽろぽろと落ちてしまって
咲かなかったのです
あれは何だったのでしょう　悪夢のようでした
今年は大丈夫です　
大きく膨らんだつぼみ矢張り希望です




我が家の双葉の大根よく見ると今朝は所々で本葉を出しかけています
本葉はかなりゆっくりと出てくるものですね
昨日油粕を少し撒きましたが早すぎたかしら
私の「自由研究」です

先日のことです
いつもお世話になっている方が
「大根の葉が大好きです」と私が言ったので立派に育った大根をくださいました
早速に大根の葉っぱを茹で細かく刻み油炒めして
削りカツオとちりめんイリコをまぶして
最後にごま油でととのえます
一家の好物です
我が家の大根があんなに立派に育つことができるかしら
でも　そう　きっと大丈夫でしょう
主人が双葉の大根にご親切に添え木までたてているのですもの

枯葉舞う

枯葉が舞う季節になりました
モクレンの葉が硬く茶色くなって毎朝派手に風に吹かれて散るのです
まるで落ち葉の舞のようです
宮城道雄の名曲”落ち葉の踊り”聴きたくなります

クロガネモチの葉は青いままで散るのです
可愛い落ち葉は合歓の小さな小さな金色の葉です
毎朝　朝の挨拶をしているようにたくさん散るのです
夢かとまがうように咲く合歓の花は何度も満開状態で咲いて
どんなに心安らいだことか
でももう咲き終わりなのです

秋海棠の花　今年は少しか弱そうに咲きましたが
もう静かに終わりを告げているようです
また来年新しい秋海棠の花がひらくまで
私の拙い秋海棠の絵を時どき眺めることにします