そんなにも

今日は定期受診日でした
早朝から段取りよく準備して家を出発したのですが昨夜の大雨のため
電車はダイヤが乱れて１時間10分も駅で待ちました
通学の高校生で駅はあふれていました
全く気付かなかったことですが昨夜はそんなにも降っていたのですね
受診を取りやめる訳にはいかなくてもう明日の薬もありませんので
診察室で「予約時間に遅れて済みません」と私が言うと
主治医は「こちらこそ遅くなって」と仰います
いえいえ診察を待つくらい私にもできますとも

帰りの電車でご近所の方ご夫婦にお会いしました
奥様が視力低下でなんだか視野も狭くなり中心が見えなくて付き添いが
必要なのでいつもご主人が付いて外出されるそうです
以前から強度の近眼で白内障も手術されてそれなのにまた
視力が低下してきたそうです
その方膝も悪くてこのところ正座も困難なので淡交会を脱会されたているのです
もう一人のご近所の方は心療内科を受診された帰りでした
色んなことが不安でずっと悩んでおられたそうですが最近ではやっと元気を
取り戻したと言われました
電車で出かけるといろんな方にお逢いします　そして元気を戴きます
取り立てて身体に不自由もなく普通に日常生活が送れますことに感謝しなくては
という気持ちになります

昨日雨のなかでミカンの花が咲いたかしらと少し心配していましたが
まだつぼみが膨らんでいても開花はみられませんでした
とにかく沢山蕾がついています



ピペリカム笑ってやってください
枝を伐らないで冬を過ごしましたら今年は花がこんなに小さいのです

静かな雨

このところ爽やかな陽気でしたが今日はしとしとと雨が降っています
こんな雨のことを今朝のテレビで筍梅雨とか言っていたようです
季節も移りゆき茶道でももうすぐ風炉の季節を迎えます
今日のお客人には四ケ伝茶通箱の点前を楽しんで頂きました
私もこの点前は好きで“茶巾　帛紗であと一種”とか”水に茶名に道具の拝見“
などと決まり事を母がよく言っていたのを懐かしく思います
そんなことを守ればスムースに点前が運ぶのです
今日のお客人は最近発症されたご主人の重い病気の看病をされながら好きな
茶道の日を楽しんでかならずきちっと和服を着て来られます
そしてそんな奥様をご主人は玄関の外までお見送りされるそうですが
家の中ではそうも感じないが外でみるご主人はとてもひどく痩せておられて
悲しくなるのだそうです
どんなにかご心痛であろうかとお察しします
でもたがいに相手をおもい人生の励みとなることは出来るところまでと続けられる
そんな姿勢に頭が下がります



外は雨　昨日はみかんの花がもう咲く寸前でした
こんな日に咲くのかしら
ちゃんと見れなくて残念ですが
雨が上がったらいい香りしているでしょうか

ゆっくりと

昨日はまだ少しだけ花開いていたサンザシが今日みると
沢山咲いているのです　いつの間に咲く準備をしたのかしら
ゆっくりと咲けばいいと思いますのに
でも懐かしい歌が聞こえてきそうです
　　この道はいつかきた道～サンザシの枝も垂れてる～



イチハツがまだしっかり咲いていますのに
群れから離れたところでジャーマンアイリスが咲いているのです
ゆっくり咲けばいいのに




そう今日私は詩吟教室に出かけます
先輩の吟詠いつもうっとりと聴かせていただきます
だっていつもまるでステージで吟じておられるほどの完成度ですもの
私? 　だからゆっくり励みます

思い出すこと

嬉しいです
大好きな花黄色センダイハギが咲きました　今日一日幸せで過ごせそうです
もう少し遅れて紫センダイハギが花を開きます




大テマリの花が咲いているのですが細い枝に耐えられないでおじぎをして
咲いているのです
それは昨年若い庭師さんが大胆に幹を伐ったからその幹は枯れてしまい
根元から出た細い小枝に花を咲かせたからです
今年は訳を話して注意して剪定して頂きます




木陰で今年はじめてあやめが咲いていました
これから沢山咲きます




浜梨（ハマナス）が沢山つぼみを抱いています　芽を出してから直ぐにつぼみをつけるのですね
淡いピンク色の花は茶の床にもよく合います
これから沢山咲いて　希望が与えられます





旧友との会合がことしも夢のように終えましたが
ふと懐かしい気分になる思い出があるのです
それはまだ私達が高校生だった頃のことです
一人の友人が村岡花子のもとに「先生のもとで文学の勉強をしたい」旨の
手紙を書いたのです
御返事は「高校を卒業してゆっくり考えなさい」と
地方に住む文学に憧れる一高校生の何十年も以前の行為ですが
勇気のある高校生だったなと今ではおもうのです

ハニホヘトイロハ

今朝のテレビ放映で知りました
音階ドレミファソラシドは11世紀から使用されているそうです
ふと思い出したのです
先の戦争中には音階はハニホヘトイロハで表現されていました
あの当時のこと幼かった私共は初めて聞くことですんなりと受け入れ
ましたが大人にとっては思わしくないことそして受け入れ難いことが
周辺に幾多もあったことでしょう

二日間留守をしました
でも藤の花も牡丹の花も待っていてくれました
今朝は早朝に少しだけ草取りをしました



牡丹の花枝ぶりも芳しくなくて



この芍薬風変わりなのです
普通の芍薬は地中から赤い芽を出してそこから葉を出しますが
この芍薬はいきなり地中から葉を出してくるのです
まるで怪獣のようです