花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

こっぴどく

2017年09月30日 10時57分36秒 | 日記
息子が休みを終えて遠くの大学に帰って行った日の夕方
私は何となくやりたいことを失ったような感じになり
夕食のお買い物にも出かけないで色々探していると
小豆ももち米も出てきました
お赤飯を炊くことに決めました

夕食が終わって私は母の部屋でこっぴどく叱られたのです
「息子が一人で出て行った日にお赤飯とは何事か!」
これが母の言い分でした
可愛く思って成長を見守ってきた“おばあちゃん”の立場からすれば
母の心情を察すればもっともなんですね
他所のおばあちゃんも孫が大学進学のため下宿することに決った際に
「わたしも一緒に下宿させて欲しいです 孫の面倒をしっかり看るから」
と申し出たおばあちゃんが近所におられましたね

私だって息子の部屋で息子がいなくなった寂しさで涙したこともありましたが
だって考えようです
大学の休みが終えてもしも「もう大学には行くまい」と
息子が決心を語ったら?と思うと
いいではないですか自分が選んだ大学にまた家族から離れて目指す学びの
ために出て行くのですもの
それはそれでおめでたいことかも

でももしも複雑な家庭構成で母と子が血縁関係でなかったならと思うと
母がこっぴどく叱ったことはあり方として受け止めなくては



小鳥が蒔いた万両です まだ実が青くて