花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

春はすぐ近くに

2015年03月07日 20時41分23秒 | はな


ホトトギスの芽 群れから離れてこんな樹木の根っこに
小石ゴロゴロのこんな所に芽を出して大丈夫かしら
これから暖かくなって暑い夏を越して秋が来て漸くに
花を咲かせるのに
それまでここで大丈夫かしら



岩かがみ あちこち花が咲いているのに
今年は小さいですね
いつものようにかんざしのように咲かないのかしら
可愛いけど



さんしゅゆ花が開き春を告げています

遠い昔

2015年03月07日 09時40分37秒 | 日記


父の三十三回忌に靖国神社に一家で参拝旅行に出かけました
出発時 丁度、この花「柊南天」が咲いていました
まだ春浅く冷たい空気の中澄んだ甘い香りがしていました

遠い昔 父の出征前夜のこと思い出します
出征前の親戚の人々が集まっておよばれが終わって女性のお客さまが遅くまで起きて
明日の準備とか忙しそうで私達子供は寝かされたのですがなかなか眠れませんでした

大好きな父が出征するのです
でもこれから父の不在がどんなことなのか考えることはできない年代でした
私が眠れなかった本当の理由は 
明日父を見送る時 私の大好きな人形にどの服を
着せようかと考えを巡らせていたからです
その人形は赤ちゃんくらいの大きさです
一番いい服を着せて抱っ子して父を見送りたかったのです

誰にも打ち明けられませんでした
当時としては「非国民」だったかも
まだ幼かった頃のことです お許し頂きたいです