大阪府枚方市のパーソナルトレーニング&リハビリテーション施設「DPC-hirakata」余膳正志BLOG

トレーナーさんにもっと仕事と自分を好きになってもらいたい/そんな想いから微力ながら情報発信をしています。

フィットネス関係の仕事

2020年02月22日 | Weblog
トレーニング、フィットネス関係に携わっていきたい。

でも様々な理由で離職をして他業種に就いていたり

逆に他業種だけど、この業界に魅力を感じてる人って多いですよね。


DPCをオープンさせてもらってからは、そういった話を直接聞かせてもらう機会が定期的にあって

先日も現在、他業種に就いている後輩がフィットネスに携わりたいということで食事をしながら話を聞かせてもらいました。


平たく言うと「何から始めればよいのかわからない」というのが足かせになってる。

「何から(what)」という前に「なぜ(why)」フィットネスに携わりたいという気持ちが消えないのか。

この根源が大切なんです。


皆さんにもトレーニング、フィットネスに心を動かされた経験があるはず。

だからそれを、言語化して軸を作るのが優先なんじゃないかなと個人的には思います。

そうすると「何をするのか」は絞れてきますよ。

深刻なオーバートレーニング

2020年02月19日 | Weblog

子どもさん学生さんをオーバートレーニングから守るためにDPCができることは。

先日は「KYOTO FOOTBALL ACADEMY FORUM 2020〜子ども一人ひとりの可能性を高めるために〜」に参加してきました。

スピーカーはアーセナルFCクラブでパフォーマンスコーチを務めるDominic Mayさん。
日本における育成システムの第一人者でもある小俣よしのぶさん。
バスケットボール日本代表のパフォーマンスコーチの阿部勝彦さん。

【共通していたのは、プロ・エリート選手を選出するシステムへの疑問視】

平たく説明すると、
ケガをしても乗り越えて勝ち残った強い選手が代表なんかに選ばれるシステム。

よくあるじゃないですか、
「ケガで休んでもいいけど、レギュラーは取られるぞ」的な。

プロ・エリートを選出システムとしては、それでもいいのかもしれません。

でもそれは「育成」とは別ということ。

「育成システム」が未構築な場合、
選手がケガや自信の喪失で犠牲になっちゃうのが現状ではないでしょうか。

実際、そういった経験を経てトレーナーを志した人は結構多いですよね。

余膳個人的にも【選出システム】は、
「競技全体もしくは巨大チームとしては有効かもしれないが、一人の個性にとってはどうなのか。」と疑問に感じます。

アスリートである前に一人の人間。
彼ら彼女らの経験は様々な形で、後世に引き継がれていく。

どちらが正邪という結論ではありませんが、
「学ばざる者、教えるべからず」
この言葉を自分に言い聞かせ、DPCの今後の在り方を模索していきます。

dpc-hirakata.com


2020/02/19

2020年02月13日 | Weblog
ブログの方向性


春のような暖かさ。

この気候を感じると母親を思い出し
胸がぎゅーっと締め付けられます。

DPCオープンと母親との別れががっつり被っていたので、最初の半年間は異次元の世界にいるような感覚でした。

そんなオープン前から現在も勤務させていただいてるのがスポーツクラブトライ。
今もDPCが休みの日にスタッフ不足があれば
お手伝いに行かせていただいてます。

今日もスタッフと「いま居る会員さんひとりひとり色んな人生があるんやろな」といった話をしてました。

スポーツクラブのスタッフって
場の雰囲気や会員さん同士をつなぐコミュ力が大切だなと感じています。

あと、どれだけ人を想えるか。

それを表現するのが苦手な人もいるけど、
家に帰ってから内省して、明日からの仕事に活かせばいいとも思いますし。

自分は今トレーナー、インストラクターという仕事の素晴らしさを改めてヒシヒシと感じています。

しかし、それと同時に業界から去っていく人もたくさん目にしてきました。
(コミュ力抜群で楽しい人だったり、
大人しいけど縁の下の力持ちって感じで頼れる人だったり。)

それは、外部環境によってやる気を奪われてしまうパターンが多いというのが肌感覚としてあるんです。

最初からモチベーション全開で自ら勉強しまくれる人なんて、ごく一部。
だから、例えば会社の仕組みが出来てなかったり労働環境なんかに左右されて方向性、モチベーションを失っちゃうのではないかなと。

今DPCとしてやりたいことは、そういった人たちを引き上げることなんです。
今後益々、運動指導ができる人は必要になりますし、この仕事の楽しさや知識を得て活用できたときの感動を共有したい。

そして、もっと仕事や自分のことを好きになれる人が増えてほしい。
そういう人は患者さんやお客さまを幸せにできると思うんです。

自分の身の丈に合ったことで何ができるのか?
DPCの想いが周りに必要とされるか?
失敗したら恥ずかしい。
動き出すのが怖い。
という想いがあって悩みました。
でも、この想いは抑えることができませんでした。