大阪府枚方市のパーソナルトレーニング&リハビリテーション施設「DPC-hirakata」余膳正志BLOG

トレーナーさんにもっと仕事と自分を好きになってもらいたい/そんな想いから微力ながら情報発信をしています。

慢性的な痛みと運動

2020年01月28日 | Weblog
今回ご紹介させていただくのは2018年8月から週に1回お越しいただいている方です。

線維筋痛症ということで当時は、しゃがむ寝返りをするといった日常動作さえも痛みでスムーズに遂行できない状態でした。

DPCに来る2年も前から症状が続いていたようで、とても苦労されていたと思います。。

しかし前向きに様々な医療機関で改善を試しみられていたので、心身共に変化の兆しが出始めた良いタイミングでDPCに来ていただけたのかなと感じています。


何をしても痛いなら運動どころじゃないでしょ!って思うでしょ?

No!No!!No!!!
呼吸も重要な運動!
呼吸からスタートすればいいじゃないですか(^^)

そして、ここが重要!
痛みの種類が「慢性痛」だったってこと。
安静にするより運動した方がいいです。

まず呼吸で痛みと不安による力みを解除。

エクササイズは痛いと感じたり、動きが緊張したらストップしてその場面で呼吸をするってのを根気よく繰り返しました。

すると痛みなくスムーズに動ける範囲が増えてくるんです。

写真の3つ目までのエクササイズで立ち上がるまでを痛みなくクリアできだしたのが(カルテによると)3ヶ月目くらいから。
フェイスブックやインスタグラムに動画をアップしておりますm(_ _)m








そして5ヶ月目からは斜め腕立て伏せまでできるようになり現在はほぼ問題なく日常生活を送れていらっしゃいます。

ラストの写真は最初の1年間は板の上に乗ることもできなかった動き!



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パーソナルトレーニングジムは身体を鍛えるというイメージが一般的で、多くの人にとってハードルが高く感じてしまうのではないでしょうか。

もしお役に立てそうでしたら、DPCという施設もあるよと困っている方にご紹介いただければ幸いです。

予約が取りにくくなっているためお早目に!!

…と締めくくりたいところですが、そんなことはありません。

広告宣伝も看板も出していないので紹介で来て下さる方が9割です。

でもこのままだと、こういったトレーニングの新しい概念(コンディショニング)が枚方に広まらない。
この葛藤!笑

身体に関わる仕事をされている方に役立てるようなセミナーというには偉そうな感じだし何か伝えれる場を作りたいなと考えているんですけど、どうですかね?

DPCの想い

2020年01月17日 | Weblog




工事が始まってもう2年。まだ2年。

たとえ1人で経営していても売上げは大切な要素という前提で。

オープン前にDPCが新しいサービスや取り組みを始めるときの約束として決めた事。

それは売上げがアップしそうだからという
「売上げベース」のみで発想したサービスはやらないという事。 「理念(ミッション&ビジョン)ベース」でやろうと。

キレイ事のように聞こえるけど、それでもいい。

また、この先どう変わるかもわからないし

売上げを確保するために、もがかないといけない時がいつか来ると覚悟もしてる。

これからもサービスに想いと拘りをもって理念を追求していきます!

宜しくお願いいたします(^^)

スポーツで捻挫したときのリハビリから競技力アップまでの考え方。

2020年01月10日 | Weblog
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☑️ゆっくりで低い衝撃と☑️急激で高い衝撃を処理する時では神経生理的に制御の仕方が異なるのってご存知でした?
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リハビリのようにゆっくりで低い衝撃はセンサー(固有受容器のフィードバック)を利用した反射で姿勢や動作を正していくのが基本的。
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反応までの時間は0.025~0.1秒かかると言われています。
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もちろんこういった制御は必要。
DPCでも必ずやります!
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でも、スポーツ動作は高い衝撃と速いタイミングで制御することが求められますよね。
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ハッキリ言うと、これだけでは実践に活きない。
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具体的には、足首捻挫のあと低強度でセンサー(固有受容器)を働かせても、高強度で素早い衝撃を自動制御できない。
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つまり、ケガをしてしまった高強度の動作を分析して低強度のリハビリに応用するという考え方がしっくりくるのではないでしょうか。



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そして、「なぜ」そのエクササイズをやるのかといった「WHY」が明確であること。
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アスリートであればリハビリから競技力アップまでを。
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一般の方であればリハビリから快適な日常生活までを一貫してサポートできるようになりたいですね。
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自分もまだまだ知らない事ばかりですが、お客さまだけでなくトレーナーさんインストラクターさんにも少しでもお役に立てればと思っています。

dpc-hirakata.com

#dpchirakata
#枚方市
#パーソナルトレーニング
#捻挫

歩きやすさに筋トレは必要か

2020年01月09日 | Weblog
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快適に歩けるようになるための運動。
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脚の筋肉を鍛えるだけでよいのか?
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答えは「NO」だと考えてます☝️
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理由のひとつは、
「筋力が弱い=痛くなる」
「筋力が強い=痛くならない」
ではないっていうのは皆も想像できますよね。
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大切なのは動きのパターン。
つまり、動かし方。
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具体的には、
いわゆる筋トレだけだと身体を固定させて、狙った部分だけを「効かせる」わけですよね。
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鍛えて強くするためには疲労困憊になる必要があるけど、そうなると更に動きのパターンは崩壊しちゃう💦
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脚のトレーニングをしたあとの歩き方を想像してみて!
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もちろん筋トレは大切ですし僕自身も好きです!
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DPCでも筋トレはやります。
でも歯車の一部分なんです。
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環境、感情面、生理面、心理面、技術、柔軟性、姿勢、感覚などなど。
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人の身体は複雑な状況が入り交じった尊いものだなと感じています。

#dpchirakata
#パーソナルトレーニング
#枚方市

DPCの在り方

2020年01月01日 | Weblog

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手前の資料はDPC立ち上げ時にミッションビジョンなんかをまとめる為にとても役立ったもの。
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奥は今年からのDPCの在り方を具体的にしていく資料。
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基本は同じ軸の資料ですがオープン前と2年目では考えていることや出来ることにも違いが出てくるものですね。
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そういった変化って、感覚的には理解しているけど結局は自分にしか理解できない「アート」の要素が強いんです。
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これからのDPCには明文化する「サイエンス」的な要素が必要だなと感じました。
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運動指導のアトラクターとフラクチュエーターという考え方にもあるように、「守るべきものと変わるべきもの」をハッキリ分けることが大切で
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「変わるべきもの」の方がたくさんあるんですね。
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運動に例えると「アトラクター」という軸となる要素。
例えば走るときの脚の使い方。
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「フラクチュエーター」という変動性のある要素。
例えば陸上競技のように走ることに集中できるのか、ラグビーのように相手をかわすために腕や視野を使わないといけないのかで上半身の使い方は「変わるべきもの」というカテゴリーに分けられるんです。
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DPCの在り方。
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痛くならない身体の動かし方。
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「どうすればいいの?」とわからない方が多い。
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そもそも、そういうものがあることを知らない。
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だから知ってもらいたい。
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どうするのが最適なのか。
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答えなんてないのかもしれません。
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元旦からまとまりのない文章ですが、本年も宜しくお願いいたします!!

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Dynamic Physical Conditioning
DPC-hirakata
~動いて治す運動整体~
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