跳箱

跳び箱でも飛箱でも飛び箱でもとびばこでもいいけどそこはそれ跳箱なんです。体育日和のお供にどうぞ。

アンビエント・ファインダビリティとか読んでみた。

2006-07-15 01:31:05 | 収集品
つい先日、かれこれ15年くらい購読しているAXIS誌(いや、最近、ほとんど読んでなかったりするんだけど、コレばっかりは習慣なんで...。)Vol122

AXIS (アクシス) 2006年 08月号 [雑誌]

アクシス

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のP80にAmbient Findabilityなる書籍の紹介記事(というかInformation Designの記事)が載ってて、「情報の見つけやすさ」を論じていたんでおお、それは好物でありますとばかり脊髄反射して購入したのが、

アンビエント・ファインダビリティ―ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅

オライリージャパン

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なんですが、

情報学でいうところの「アバウトネス(何についての情報なのかということ)」という性質は観察者の見方次第で決まる

という序章の一文とP163の囲み記事(セマンティックウェブ病ってやつ)は面白かったけどオントロジーとタクソノミーとフォークソノミーを扱った6章はメインディッシュのはずなのにやたら薄味でいただけなかった...。国際特許分類の話とかUNSPSCの話とかいろいろサンプルつけてくれたら面白くなりそうなのにね。この本の中身をきちんと知りたい人はDESIGN IT! w/LOVEさんとこのこのエントリ参照の事。ここんち、なんかおしゃれ。

アンビエント~を読んでてふと思い出したのは、数週間前に読んだ

ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する

東洋経済新報社

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レヴィット氏のこれ。1990年代に米国の暴力犯罪が減少したのはロー対ウェイド裁判の結果である、っていうやつ。レヴィット氏そのものをエージェント化したらさぞ面白かろうと。

そういえば佐世保事件とかWinnyとか2chとかの日本の事例を題材にした、

インターネットと“世論”形成―間メディア的言説の連鎖と抗争

東京電機大学出版局

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なんてのもあったなぁ。いまとなってはアレですが17章の遠藤薫氏x西村博之氏(一応敬称つけておこう。)の対談は無くてもよかったような...。

全然関係ないけど今年の情報通信白書出たネ。コレが無いと夏が迎えられません。(ナゼ)

それから7月25日にモバイル社会研究所から

きみがつなぐみらい モバイルビジョン2030

NTT出版

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が出ます。てゆうかモバイル社会白書2006はまだか?まだなのか?腹減らして待ってます。

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