ひさしぶりに脳みそのどこかが発火するコトバです。
「メディア利用の変化さえも認識できない消費者」(海老根氏が湯川氏のコトバに言及)
あー、なるほどね。出典は例によってCNET経由で、
さて、跳箱は頭悪いのであまり象限数(レーダーチャートってさ、隣接する軸を同組み立てるか悩まない?そこんとこどう相関しているかちゃんと分析してから配置してる?してなくてもいいっちゃいいんだけど...。)が多くなるとこんがらがってしまうので四象限で考えることが多いんですが、よく使うのが、消費軸(義務的消費と裁量的消費)と関与軸(高関与な財と低関与な財)で、海老根氏言うところの消費像は、低関与で裁量的な消費に位置するんだろうなぁ、と、ふと思った。
たしかに、こういう無意識的な行動が支配していそうな部分って定量的に把握するのが難しそうです。総市場規模なり総家計支出なり、母数を把握して、意識的な支出をさっぴいていって最後に残ったこれなんだ?が答えになるんだろうと思います。と、思うゆえに、海老根氏がその後に続けるように、"メディア利用の変化さえも認識できない消費者"が"既存4マスメディアを殆ど見ない若年層に近い"といきなり紐づけてしまってもよいものか?とブレーキを踏みたくなってしまったので、以下いつもの調子。
ネットコマースを含む通信販売市場は1999年に底を打ってから毎年数千億円単位で成長している素敵分野で小売事業所数減少と好対照となっていますから、たとえ"若い女性"がネット通販で服をじゃんじゃん買っている事実があっても、そのことと"メディア利用の変化さえも認識できない消費"を相関しているとしてしまうと間違えてしまうんじゃないかと。
さらに海老根氏は電子コミックについても言及されていますが、読書行動の変化について有意の調査を跳箱は見つけられていません。少なくとも、インプレスの電子コミックビジネス調査報告書などから現在の電子コミックの出版状況(出版というべきかは疑問だけど)を推測しつつ各販売サイトにおける旧作比率の高さを眺め、日本人の情報行動調査やら国民生活時間調査などをつまみにコンテンツ消費行動を行っている年齢層を個別のデータから見る限り"移動中や就寝前に書籍や雑誌などを読む習慣の無かった人達"とまでは言えないんじゃないかと力なく反論しておきたいです。(念のため:海老根氏は決めつけてはいないそうなのでその点留意のこと)
直観的な言い方で跳箱らしくなくって申し訳ないですが"メディア利用の変化さえも認識できない消費"ってのは、コンビニで買い物しててお会計の寸前にレジ脇に置いてあるチロルチョコをふとついで買いして10円よけい支払ったら〆て588.3円也だった、(ってことは支出シェア2%弱?)てな程度の消費を指すんじゃないだろうかと素朴に思う次第。
とすると、一回数十円で別段登録とか面倒な手続きが発生しなくて数十円なりのバリューが提供されるようなモノ(というよりコト、だろうなぁ)を提供してそれでも成立しうる"サービス"事業者が"メディア利用の変化さえも認識できない消費"を獲得することになるんじゃないかと想像します。
今あるところだと電話による時報とか天気予報とか番号案内とか?かな。
決済(コスト)がネックだよねぇ...。であるがゆえに、ネットにおいてはgoogleなどの広告媒体によってしか開拓されえていない消費領域なんじゃないかと思う次第。
もうちょっと考えてみる。
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さて、跳箱は頭悪いのであまり象限数(レーダーチャートってさ、隣接する軸を同組み立てるか悩まない?そこんとこどう相関しているかちゃんと分析してから配置してる?してなくてもいいっちゃいいんだけど...。)が多くなるとこんがらがってしまうので四象限で考えることが多いんですが、よく使うのが、消費軸(義務的消費と裁量的消費)と関与軸(高関与な財と低関与な財)で、海老根氏言うところの消費像は、低関与で裁量的な消費に位置するんだろうなぁ、と、ふと思った。
たしかに、こういう無意識的な行動が支配していそうな部分って定量的に把握するのが難しそうです。総市場規模なり総家計支出なり、母数を把握して、意識的な支出をさっぴいていって最後に残ったこれなんだ?が答えになるんだろうと思います。と、思うゆえに、海老根氏がその後に続けるように、"メディア利用の変化さえも認識できない消費者"が"既存4マスメディアを殆ど見ない若年層に近い"といきなり紐づけてしまってもよいものか?とブレーキを踏みたくなってしまったので、以下いつもの調子。
ネットコマースを含む通信販売市場は1999年に底を打ってから毎年数千億円単位で成長している素敵分野で小売事業所数減少と好対照となっていますから、たとえ"若い女性"がネット通販で服をじゃんじゃん買っている事実があっても、そのことと"メディア利用の変化さえも認識できない消費"を相関しているとしてしまうと間違えてしまうんじゃないかと。
さらに海老根氏は電子コミックについても言及されていますが、読書行動の変化について有意の調査を跳箱は見つけられていません。少なくとも、インプレスの電子コミックビジネス調査報告書などから現在の電子コミックの出版状況(出版というべきかは疑問だけど)を推測しつつ各販売サイトにおける旧作比率の高さを眺め、日本人の情報行動調査やら国民生活時間調査などをつまみにコンテンツ消費行動を行っている年齢層を個別のデータから見る限り"移動中や就寝前に書籍や雑誌などを読む習慣の無かった人達"とまでは言えないんじゃないかと力なく反論しておきたいです。(念のため:海老根氏は決めつけてはいないそうなのでその点留意のこと)
直観的な言い方で跳箱らしくなくって申し訳ないですが"メディア利用の変化さえも認識できない消費"ってのは、コンビニで買い物しててお会計の寸前にレジ脇に置いてあるチロルチョコをふとついで買いして10円よけい支払ったら〆て588.3円也だった、(ってことは支出シェア2%弱?)てな程度の消費を指すんじゃないだろうかと素朴に思う次第。
とすると、一回数十円で別段登録とか面倒な手続きが発生しなくて数十円なりのバリューが提供されるようなモノ(というよりコト、だろうなぁ)を提供してそれでも成立しうる"サービス"事業者が"メディア利用の変化さえも認識できない消費"を獲得することになるんじゃないかと想像します。
今あるところだと電話による時報とか天気予報とか番号案内とか?かな。
決済(コスト)がネックだよねぇ...。であるがゆえに、ネットにおいてはgoogleなどの広告媒体によってしか開拓されえていない消費領域なんじゃないかと思う次第。
もうちょっと考えてみる。