跳箱

跳び箱でも飛箱でも飛び箱でもとびばこでもいいけどそこはそれ跳箱なんです。体育日和のお供にどうぞ。

もしや

2007-01-17 20:45:18 | コミュニケーション
先日、ビルゲイツ大先生のキーノートスピーチ(於ベネチアン)の直前に行われたソニーのプレスカンファレンス(於LVCCノースホールの奥地)は、良し悪しは置いておくとして聴衆を引き込む力があったと感じた件はすでに書いたけど、LVCCのノースホールの奥からベネチアンまで戻ってくるのは平常時で30分掛り、バスもしくはタクシーが捉まらないと下手したら1時間掛りだったりするので、ソニーのプレゼン終了後、一日早くオープンしているソニーブースをじっくり見学することもパーティ料理を賞味することもあきらめて速攻でベネチアンに戻ったもののキーノート会場にたどり着いたのはぎりぎり開始15分前。すでに入場制限が始まっていて、あぶれた来場者が溢れるエントランスを紫色のパスケースを振り回してなんとかもぐりこんだものでありました。

要約すると、バタバタであったと云いたい訳であります。そんななか、ホテルに戻って写真整理をしていて気がつかなきゃいいものを気が付いてしまったのはここだけの話。

肝心のSONYのまんまるい新製品、一枚も写真とってねぇや。

どうしよう。実は今回かなりスケジュール過密でノースホールにもう一度行くチャンスは無い予定。(結局最終日にちょっといってきたけど)ヤバし。

どうしよう、うん、諦めよう、と、さっさと言い訳考えるモードに入って数日後、メール処理中にかれこれ5~6年は購読しているものの、ほぼ全自動で百式フォルダ(未読)送りにしてしまう百式のタイトルが目に留まる。いわく、

Ajaxなどでよく作りこまれた世界時計のWorld Clockr

出張中は世界時計が気になるんで、珍しくひとしきりWorld ClockerをいじってからUIきれいだけどブラウザ依存するのがイマイチである(だったらAjaxと書いてあるんだから最初からいじるな、ではあります)と気に入らずリンクだけ保存したところで、ふと気が付いた。

ブログマーケティング勉強会議 sponsored by SONY

おお、Sony、もしやまんまるいのあるか?16日、なんとか日本に帰り着いているな、その日。何の気なしに参加申し込んでおいたら数日後、別件で立ち寄っていたSFでブチブチ切れるAT&TのWiFiと悪戦苦闘している最中に"当選メール"が来た。あ、これって抽選だったんだ?ありがたや。

山盛りの郵便物と格闘した帰国翌日の晩、タクシーかっ飛ばして飯田橋方面へ。少々遅刻したものの、会場の真ん中のテーブルにはお目当ての"まんまるいの"あった。いそいそと写真を撮る。後ろからとか蓋開けたところとか、すき放題撮れて満足。

勉強会の趣旨やら運営手法やらまるで気にせず自分の聞きたいことばかり聞いていたら怒られた。そらそうだ。

HPのしかくいのの詳細がまだわからないのでなんとも言いようが無いけどHDMI付きは家電メーカーならではっぽいといえばぽい。HPのノートにはHDMI付いているモデルもあるけどHPブースでアテンドのお姉ちゃんの目を盗んでひっくり返して見たしかくいのの後ろにはUSBくらいしかポート付いてなかったし。(実はアレに近い仕様のモデルって12年くらい前に企画あったんだよね。拡張スロットが全部PCMCIAつう、えらくチャレンジャーなブツだったんですが当時としては過激すぎてボツになった)

ホームサーバーをVista PCとして使わせようとするSONYとPC臭さを消そうとしているHPって、なんかあべこべな感じも。そもそもテレビ番組、という20世紀的コンテンツフレームワークをいじらずに外側から21世紀っぽくしたところで本当に持続的に面白くなるんだろうか?今できることを今やることも大切だし、そうしないとカネ廻らないとはいうものの...。

体験の全体像をデザインする一環として機器のデザインができる状態に無いから、ちぐはぐなモノになってしまうのかもしれない。あ、箱のデザインの話じゃないよ?体験のデザインの話。

先週のIDCとの議論が脳内フラッシュバックしたりしつつ夜は更けたのであります。

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