跳箱

跳び箱でも飛箱でも飛び箱でもとびばこでもいいけどそこはそれ跳箱なんです。体育日和のお供にどうぞ。

LモードとTナビ ひっそりなその後

2006-11-06 12:32:10 | メディア
11月1日にLモードがひっそりと新規申し込み終了した一方、同日、Tナビはテレビポータル株式会社に運営移管すると利用者向けにアナウンスした今日この頃、eネット事業本部の皆様いかがお過ごしか?

思い起こせば一年数ヶ月前、Tナビ事業報告しねぇのな?と突っ込みどころをガッチリガードなeネットさんの手堅くてヲチしがいの無い運営手法に揚げ足取りもままならず寂しさを感じていたのですが、テレビポータル株式会社を設立して、やっと動きが。eネット事業本部的にガッチリと種銭用意して求心力はカネが作り出すんだとの覚悟とお見受けしますがサプライサイドの論理でどこまで市場を引っ張れるのか興味津々であります。

Web2.0とかいうbuzzwordはいつの間にか分散環境による情報流通の促進だか推進だかなことになっているらしいんですが、この観点から考えると跳箱的に以前から言及しているCoralこことかこことかこことか)標準に準拠したMarlinを採用したアクトビラは従来のテレビと比較して格段にWeb2.0的といえることになるんではないかと思うんですがそこんとこだれも指摘してないのはどういうことかと。

思えばデジタルテレビ情報化研究会仕様もDRM(Network CAS?)関連についてきれいにスルーしていたので、だれかがどこかで仕込んでるんだろうなぁとは思ったんですが、ITU-T FG IPTV(NTT後藤氏のこちらの解説が詳しい)に煽りを入れるかのように次世代ブロードバンドコンテンツ流通フォーラム内にIPTVフォーラムが立ち上がって国内の利害調整を始めたあたりを見るに付け、文部科学省(もとい文化庁)を総務&経産両省が本気で寄り切ったろうと考えているようにも思えてなりません。

国内でコンシューマ相手の商売として完結せざるを得なかったLモードがさびしく終焉のときを迎えつつあるのに対して輸出産業としての明日を視野に入れればまだカネ突っ込めるTナビ改めアクトビラの立ち位置の差が現れているように思えてなりません。

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