vagabond の 徒然なるままに in ネリヤカナヤ

エメラルドグリーンの海,溢れる太陽の光,緑の森に包まれた奄美大島から,乾いた心を瘉す写真をお届けします。

11月も夏のうち?

2005-11-12 21:47:28 | ネリヤカナヤの海・空
東京では,12日,昨年よりも1日早く「木枯らし1号」が吹いたようだが,奄美の秋はまだまだ深まらない。
それどころか,昨日などは,最高気温29度で,かなり蒸し暑かった。

夏の花のサンゴシトウ(珊瑚刺桐。別名・ヒシバデイゴ)も咲き誇っている。
サンゴシトウの花は,デイゴの花にとてもよく似ている。
それもそのはず,アメリカデイゴと草本(エリスリナ・ヘルパケア)との交配種で,マメ科デイゴ属。
デイゴの木に比べて背が低く,大型の草という見かけであること,花がデイゴに比べると少し先が尖った形である(あまり開かない)ことなどから,デイゴの木と見分けが付く。
茎や葉にトゲがあることが,名前の由来らしい。
また,葉が,菱形をしていることから,別名が付けられたそうだ。
この真っ赤な花の勢いを見ていると,奄美の夏はまだまだ続きそうな予感がする。
近くの森や公園では,蝉が元気に鳴いている。
この調子だと,蝉が元気なまま越年したりして