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【試乗インプレッション】マツダ CX-3 1500ccディーゼルはお買い得か?

2015-08-05 16:19:35 | クルマニア

マツダの1日試乗でそこら辺を自由に乗ったインプレッションです。

色は私の好きなソウルレッドですが、じつはお隣さんがデミオの同じ色を乗っているので、選択できません。残念。

ロードスターも同じ色で、赤系統はこれしか無いようです。車種ごとに色を変えてくれると助かるのですが。

スタイルは、ちょっと背が高い程度で全体的に流れが有り好みです。

ちょっとリヤドアのガラス面積が小さいか。後ろに座ってみるのを忘れたので、窮屈かどうか解りません。

ボリュームが有り且つ前後を絞った最近のマツダのデザインです。

お借りした車種はレザーパッケージで、室内は革張りでした。室内はまずまずのできでチープ感がありません。ただし、助手席のダッシュボード入れの蓋にインシュレータが付いていないので、バコッとあきます。好みの問題ですが、この辺り安ぽいなと感じました。

よくよく見るとダッシュボードの下側は結構薄いプラスチックで価格を抑える工夫がしてあります。シート下の配線の丸見えです。

まあ見えないので問題ないでしょう。

エンジンは1500ccのディーゼルエンジンで、トルクががっつりあります。

エンジンルームはまあ整理されている方ですが、バッテリのカバーがありません。

また、ボンネットの前に少しだけまだパーツが有り、前から見ると筋になるわけですが、ここは全部ボンネットにして、コストダウンと見栄えを両立して欲しい所です。

さて肝心の走りですが、かすかにディーゼルエンジンであることを感じますが、街乗りではゴルフのように1500~2000回転を行ったり来たりするので実に静かです。走行音も良く押さえられていると思います。

山道に持って行きました。マニュアルでシフトアップダウンを駆使して走った感想ですが、パドル操作に対する反応がアップもダウンも約0.5秒ほどかかり、ちょっとスポーティという感じではありません。

エンジンは約4500回転でほぼ頭打ちです。でも低回転側でトルクによって走って行くので、結構楽しめます。

その主たる要因は足回りのセッティングの良さとボディー剛性の高さにあります。

狭いコーナーを切り返しても腰砕けにならず苦も無く曲がることができます。

ブレーキもよく効く方では無いでしょうか。

怖さを感じませんでした。

これだけ回してもコンピューターで12km/lは行っているようです。

軽油が安く実に経済的な車です。

高速も乗ってみました。流れに乗るのには全く問題なく、走りも安定しています。欧州車のドシッとした感じに近いです。

安全面では、最上級なので死界に車がいる際にバックミラー内のLEDが点灯して教えてくれます。(VOLVOにもあるものです)

また、ヘッドアップディスプレイに情報が出せて視点を大きく動かさずにスピードなどを見ることができます。

ナビとも連携しています。

ただ、このディスプレイ、最初は何も見えませんでした。自分用に角度を調整する必要があります。

メモリ機能が無いようなので、家族とシェアする際は乗る度に調整要です。

さてまとめると、コンパクトで力もあり、また不自然な所が少なく実に良くできていると思います。

デザイン、後部収納スペースに問題が無ければ買いでしょう。

今年後半から怒濤のごとく欧州車がディーゼルエンジンをひっさげて登場してきます。

ただ1500ccのディーゼルエンジンの存在は結構希有なので、ライバルがいないかもしれません。

国内メーカが今後どうするのか楽しみです。


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