僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

しゃべってコンシェルとSiri

2017-05-15 17:51:07 | 驚いたこと
ある日の夜のこと、私がスマホの「しゃべってコンシェル」に
「朝6時に起こして!」と頼んだら
「よくわかりませんでした」と返ってきた。

きっと私の滑舌が悪いか、すごーくなまっているせいで
伝わらなかったのかな~ともう一度トライしようとしたら

「アラームを朝6時にセットしました」と
違う方角から聞こえてくる。

なんと向かいで操作している娘のiPhoneのSiriが応えてくれたのだ

ちょっと驚いた

今晩のごっつぉ

2017-05-14 20:03:47 | 食べ物
私が作ったアイコの煮物


ゴボウちぎりと烏賊さつま揚げとシメジ、サバの缶詰めを入れ、勿論ミヤマイラクサの刺々に我慢して切って入れて、醤油、砂糖、鰹だしで味付けしました。

妻が揚げてくれたコシアブラの天ぷらと、ハリギリ、タラノメのテンプラです。






サクサクして旨かったです。

ハリギリもほんのり苦みがあり
案外好評でした。

コシアブラに惹かれて

2017-05-14 15:16:29 | 
今年もKさんと山菜を探しにえっちらほっちら山に向かいました。前日は雨で、今日も雨の予報でしたが、二人のいずれかが晴れ男らしく、今年も好天に恵まれました。


蔵王坊平の山のコシアブラの芽の大きさがジャストフィットでいい塩梅でした。

収穫した山菜の一部をご覧ください。

コシアブラ


ハリギリ


アイコ(ミヤマイラクサ)


ちょっとだけタラノメ



コシアブラはこんな風に出ています。






必ず来年のために脇芽とてっぺんの一つは残します。



毎年で恐縮ですが今年もラーメンを頂きました!
場所は萱瀧遊園があった場所で




とても水が綺麗なところです。



近くで採ったミズやウルイ、カンゾウ、木の芽など入れます。
私山菜採る人、Kさんラーメン作る人


完成の図



妻が筍のお結びを作ってくれました!


今年も美味しく御馳走になりました!

桜も綺麗に咲いていましたよ。




See You!

上杉鷹山の業績

2017-05-13 15:17:39 | 歴史



BSで放送されたBS歴史館やTHE歴史列伝などを観るとつくづく上杉鷹山は素晴らしい人間だということが分かる。

上杉鷹山細井平洲から次の言葉を学ぶ。
「民を視ること傷めるが如し」
つまり、領民と痛みを自分のことのように共有せよ。飢えている人がいたとき
自分が飢えている境遇のように接しろとういうことだ。

その教えを守り、鷹山は領民や城内の武士に一汁一菜や木綿の服を命じたときは
自分も同じように質素な食事、粗末な衣服を断行して、大倹約令の流布に努めた。

当時米沢藩は16万両の借財があるにもかかわらず、5000人の武士が暮らしていた。
会津藩120万石時代の古き慣習をそのまま踏襲していたのだ。

武士自ら土地を耕し、半士半農の生活を断行し米の増産も図り
それぞれの石高も7分の一に下げて暮らすよう命令し大改革にのりだす。

そして100万本植樹計画と称し、漆・楮・桑の木をそれぞれ100万本づつ植えさせた。
最初漆から採った油で作った蝋が6700両の収益をあげる。
しかし西日本から安価で質のいい櫨蝋が台頭してきたのだ。
たちまち漆蝋は駆逐され多くの借財だけが残った。

そこで鷹山は上書箱を設置して、農民・商人・武士問わず広く意見を募ったのだ。

その意見をもとにさらに多くの桑の木を植え、無償で各家に配り養蚕に励み
ただ生糸を売るのではなく、絹織物としてうれるよう殖産に努めたのだ。

越後の小千谷縮の職人に学び

機織りは武家の女性が担い研究し米沢織を完成させた。

その中でも縦糸に生糸を横糸に苧麻糸を使って織った軽い夏服「透綾」がヒットした。

この米沢織の成功をきっかけとして、長年ふくれあがった債務30万両を完済したのである。

その他の功績として鷹山は、過去の飢饉を教訓に備籾蔵(義倉)に20年間で15万俵を蓄える
計画を立て、米を借りた利息は村の農民のものとなった。

また両親が病気の時は、たとえよそに嫁入りしたとしても郷里に戻って
両親の看病をして良い、そのときは仕事も休んで良いという福祉制度も作った。

鷹山自ら実父の秋月種美を30日間看病し、養父の重定が重病の時も寝食を忘れ80日間看病するという
親孝行の鑑だった。

食べ物にも注目した鷹山だった。

「養魚答問」にはお濠や池に鯉を飼育し藻を竹に結んで水深45cm沈めよと具体的に書いた。
海がなく蛋白源におとる米沢藩の民の栄養源としたのだ。

また「かてもの」という食物の手引書を莅戸善政(のぞきよしまさ)に命じて作らせた。
飢饉の際にむやみやたらに野草を食べて中毒死する領民が多かったのを教訓として
矢尾板栄雪・江口元沢・水野道益の3名に食料となる動植物の研究をさせ
本草学者の佐藤忠陸に意見を尋ね、莅戸善政に赤湯温泉で執筆させた。
全部で1575冊作って配ったという。

イノシシは厚さ2,3寸 長さ6,7寸に切って灰をまぶして梁にかけておけば
数十年もつという風に具体的に書かれている。
また山野草の「イタドリ」の記述は、よく茹でてかてものとして混ぜ炊いて食べるとなっている。

今ではよほどのことがないと食べない、「ハハコグサ」や「ハンゴウソウ」、「ハシバミ」、「いぬびえ」
「つゆ草」、「ドロノ木」、「いちび」などの野草と食べ方も書いてある。
ハハコグサ


つゆ草

ハシバミの実


とにかく鷹山のエピソードは多いが、お忍びで村を視察し、急な雨で稲刈りが進まず困っている老婆を
自ら助ける優しさも持ち合わせていた。

今も米沢の人たちは上杉鷹山を鷹山公と呼称し慕い続けている。

春日沼の伝説

2017-05-12 18:33:22 | 歴史
同窓会の日、八ツ沼の春日沼のほとりを散策しました。
春日沼の湖底には雌雄の龍神が棲むという伝説があります。












八ツ沼には悲しい物語があります。八ツ沼城主原家と、鳥屋ヶ森城主岸家との婚姻の話です。
 
八ツ沼城主、原甲斐守忠重に原半兵衛兼道という若君がおりました。また鳥屋ヶ森城主岸美作守にそれは美しい弥生姫という娘がおりました。

二人は見そめ合い、結婚をしました。

けれど同じく弥生姫に惹かれた和合但馬守秋広が横恋慕して、八ツ沼城と鳥屋ヶ森城の両城主が
霞ヶ城(山形城)城主最上義光を倒そうと画策していると讒言するのです。

これがきっかけに最上軍は動き、八ツ沼城と鳥屋ヶ森城は滅ぼされてしまいます。

二人は来世での夫婦を誓い合い春日沼に身を沈めたのでした。

「京都かけだし信金マンの事件簿」を読んで

2017-05-12 15:09:11 | 文学
『お金が貯まるのは、どっち!?』の著書で有名な菅井敏之氏
上梓したばかりの著書、『京都かけだし信金マンの事件簿』を2日で読んだ。




読んだ感想は、一言でいうと、とても面白かった。

正義感溢れる信金マン、和久井くんのヒーローぶりに快哉を叫んだ。

内容をちょっとだけ記載しておく。

主人公は、桜四十郎氏のアドバイスを受け、客の少ない喫茶店店主にアパート建設を推奨し
融資の稟議書を通すことに成功。

また、生徒数が激減した着付け教室の店主に宿泊施設を提唱し
あわせて外国の観光客に着付けを教えればとアドバイスもする。

洛中信用金庫では融資が通らなかった野村君という学生には
日本政策金融公庫を薦め、事業計画の書き方までアドバイスしている。

桜氏からの教示が功を奏したのか、次々と難関をクリアしていくのは
見ていてとても清々しい。

そして最後の難関、貸しはがしにあって、苦境に立たされる梶谷染織工房を
葵美装とタイアップさせることで救済し
同時に葵美装から一億の融資を獲得する離れ業をやってのける。

菅井氏は常々、金の卵を産む鶏を持ちなさいと講演などでも
話しているらしいが、この書は、熟読するだけでも
どうしたら将来苦労なく暮らせるかが解り、不安が解消される指南書になっている。


アディポネクチンを増やすために・・・食の実践

2017-05-11 18:52:05 | 食べ物
その原因Xにあり(5月5日)で、長生きホルモンを増やす食材や料理レシピが紹介されました。

健康長生きの秘けつの1つとして、銀さん姉妹など多くのご長寿が持つという長生きホルモンの名前は
アディポネクチンです。

アディポネクチンを増やす食材は、ズバリ納豆と海藻類です。

レシピの例は以下の通りです。


1豆腐やワカメの入った赤だし味噌の味噌汁
2レタス・きゅうり・リンゴに胡麻ドレッシングをかけたサラダ
3そば
4納豆



このうち、豆腐や納豆に含まれる良質な大豆タンパク質、
さらに、ワカメなどの海藻類や蕎麦に含まれるマグネシウムが
長生きホルモン・アディポネクチンを増やす食材なのです。

納豆のネバネバが苦手の人は、大根おろしを混ぜてみてはいかがでしょうか。
結構匂いが気にならなくなり、さっぱり食べられます。

海藻類、野菜は毎日しっかり食べるようにいたしましょう!


私は昔長寿遺伝子をオンにする方法として
リンゴやブドウを皮ごと食べることを実践してきました。
また、ヨーグルトやキムチなど発酵食品も極力摂取しています。

ちょっと私に足りないのは、
2番のサラダだと思いますので 今後は
ばりばり食べていきたいと思っています。

みなさーん! 納豆と海藻ですからね~

薬師祭植木市

2017-05-10 21:20:01 | 歴史
日本三大植木市である薬師祭りの最終日に
出かけました。

夕方だったので、中学生、高校生など
若人でごった返していました。

健康と家内安全を願ってお詣りします。


お化け屋敷が賑わっていました。


色んな露店が出ています。




外人さんが油彩画を売っていたので
気に入った一枚をおまけしてもらい
買っちゃった!


盆栽も何点か購入。

エニシダ


出猩々(デショウジョウ)


紅丁木(コウチョウゲ)


雲龍


苔に植えた紅葉



斑入り欅


段々趣味が苔生(む)してきました。

藤棚

2017-05-09 17:47:18 | 
Hさんの庭から甘い匂いが漂ってきた。 藤棚だ。


大好きな花の一つで、葛の花やライラックと同じように、その香りに夢心地になる。

ミツバチ、クマ蜂がわんさか飛来するらしいが、それも無理のない話だ。

私も蜂になってしばし藤色に染まりたい!






小学生の頃

2017-05-09 13:36:33 | 思い出
僕は小学生時代、勉強でもかけっこでも、学年で11番以内をキープしていた。

しかも男子の中では常に2番以内であった




こう書くと聡明で運動神経抜群みたいだが・・・さにあらず
学年全体で11人しかいなかったのだよ。しかも男子2人。

すごーい田舎の山間の谷間の中で過ごしたのだ。


女子が9人もいたので、僕ら男子は当然少数派、卑屈にはならないが
女子に迎合する機会は多かった気がする。

明眸皓歯の典型の女子が同じ小学校で、仮にEさんとしておく。
そのEさんと先日の同窓会でちょこっと話をした。

よくふざけて何人かで遊ぶ機会に 
彼女が僕のシャツの袖を引っぱった。 そして見事に肩の部分が外れ
僕のシャツ片腕だけノースリーブになった。

その時のことを彼女はよく覚えていて
僕にちょっと詫びてくれた。
そんなこと全然忘れていたのに。
全然気にしていないのに・・・でも本当はちゃんと記憶しているんだ・・・

覚えていてくれてありがとう。

僕の思いが当時の風景と重なっていく。
グランドの銀杏の木
鳥小屋、、、25メートルのプール
運動会のお昼の弁当開き

やわらかな風が頬を撫でていって
当時の校庭の土のにおいがしてくる。

ああ! 僕らはちゃんと今を生きている。