僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

小学生の頃

2017-05-09 13:36:33 | 思い出
僕は小学生時代、勉強でもかけっこでも、学年で11番以内をキープしていた。

しかも男子の中では常に2番以内であった




こう書くと聡明で運動神経抜群みたいだが・・・さにあらず
学年全体で11人しかいなかったのだよ。しかも男子2人。

すごーい田舎の山間の谷間の中で過ごしたのだ。


女子が9人もいたので、僕ら男子は当然少数派、卑屈にはならないが
女子に迎合する機会は多かった気がする。

明眸皓歯の典型の女子が同じ小学校で、仮にEさんとしておく。
そのEさんと先日の同窓会でちょこっと話をした。

よくふざけて何人かで遊ぶ機会に 
彼女が僕のシャツの袖を引っぱった。 そして見事に肩の部分が外れ
僕のシャツ片腕だけノースリーブになった。

その時のことを彼女はよく覚えていて
僕にちょっと詫びてくれた。
そんなこと全然忘れていたのに。
全然気にしていないのに・・・でも本当はちゃんと記憶しているんだ・・・

覚えていてくれてありがとう。

僕の思いが当時の風景と重なっていく。
グランドの銀杏の木
鳥小屋、、、25メートルのプール
運動会のお昼の弁当開き

やわらかな風が頬を撫でていって
当時の校庭の土のにおいがしてくる。

ああ! 僕らはちゃんと今を生きている。

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