僕の感性

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魚偏の漢字

2011-06-18 16:36:17 | 薀蓄
皆様お久しぶりでございます。僕の感性はしばし眠っておりました。今まさに起き上がろうとしております。今回は一寸難しい魚偏の漢字を紹介します。




•鮸(いしもち)ニベとも言う。唐揚げや煮魚用。ニベの浮き袋は粘り気が強く接着剤の原料に使われた。そこから「にべ」は他人との親密関係を意味するようになり、酷く無愛想な態度を「にべもない」と使われるようになった。

•鯎(うぐい)川魚。昔手づかみで捕まえた。

•鱓(うつぼ)西日本で食用にする地方がある。

•鱛(えそ)すし種よりは、蒲鉾に使う。

•鱏(えい)淡水と海水に棲む。マンタは実に優雅。尻鰭に毒棘を持つ。

•鰕(えび)通常は虫偏の蝦と書く。

•鮋(かさご)唐揚げや煮魚が美味。

•魳(かます)水気が多いので、干物向き。

•鰍(かじか)幼少の砌、銛で突いた。干したものを焼いて食べると美味。唐揚げもグッド。

•鰈(かれい)淡白な白身。エンガワはお好き?

•鯷(かたくちいわし)小さいので目刺しに。

•鱲(からすみ)鯔(ぼら)の卵巣。


•鯒(こち)天婦羅が美味しい。


•鮫(さめ)刺身にはせず、付け焼きかフライで。

•鯯(さっぱ)いわゆるママカリ。隣の家でママ(ご飯)借りてくるほど美味しい魚。  酒盗と同じような語源。酢締めで使う。

•鱵(さより)透明感が爽やかな、春の味覚。

•鱪(しいら)字が表すとおり夏の大型魚。身は淡白。

•鱸(すずき)洗いが美味だが、寿司種にしてもいい。


•鯳(すけとうたら)刺身には向かず、鍋や蒲鉾用。

•魛(たちうお)魚形から名も字も出来た。マニキュアのラメの原料にも使われる。



•鯽(たなご)鰱とも、鱮とも書く。沼でよく捕まえた。

•鱘(ちょうざめ)卵のキャビアが有名。箒草の実に似る。まだ食べたことがない。

•鰩(とびうお)すり身や塩焼きに。アゴという別名がある。300mの飛距離を持つ。

•鰊(にしん)鯡とも書く。私が最も好きな魚。

•鯫(にごい)鯉に似るが不味い。

•鮠(はや)ハエとも言い、私の故郷ではクキとも呼んだ。鰷とも書く。

•鰣(はす)魚偏に時。 鯉科の魚。オイカワに似る。滋賀県の名物になっている。

•鰰(はたはた)鱩とも書く。飯寿司にする。

•鰉(ひがい)琵琶湖名物、煮付けや塩焼きに。



•鱶(ふか)身より、乾したヒレが珍重される。


•鯔(ぼら)冬が旬だが、あまり寿司種にはしない。コリコリとした歯応えの「ぼらのへそ」が有名。けれど、これは筋肉が発達した胃壁のこと。

•鯧(まなかつお)鮮度第一。付け焼きが美味しい。魴とも書く。スズキ目マナガツオ科。


•鰘(むろあじ)寿司種にするよりは干物用。

•鯥(むつ)淡白な白身。腹子や白子が格別美味。
•鰙(わかさぎ)フライ・天婦羅や佃煮向き。徳川家斉の時代、公儀御用魚だったので
「公魚」とも書く。湖面での冬季の穴釣りが有名。

•魴鮄(ほうぼう)淡白な白身。鍋物や煮魚にすることのほうが多い。胸鰭の一番下のな軟条3対が太く発達しており脚の様に使い歩くことが出来る。

・魷(いか) 普通は烏賊と書く。

・鯣 (するめ)目出度いので寿留女と表記する。